2008/08/31 - 2008/08/31
1810位(同エリア1890件中)
たるとさん
ついにストックホルムまで来ました。
ストックホルムは昨年も滞在しているのですが、全然時間が足りなくって、どうしてももう一度来たかったんです。
特に、ドロットニングホルム宮殿を見逃してしまったのが心残りで。シリアラインで到着後、すぐに向かうことにしました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- スカンジナビア航空
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目が覚めると、2時。すっかり眠ってしまって、折角の夜のショーを見逃してしまった・・・。まだやってるかもしれないけど、行く気力はなく、そのまま就寝。
朝起きてデッキに上ると・・・快晴!太陽がまぶしいくらいです。島々を照らす太陽。最高の景色! -
あまりに気持ちいいので、デッキで朝ごはんを食べることにしました。といっても、サーリセルカで購入した黒パンスライスの残りなんですけど。お腹が空いたときにちょこちょこ食べてたのですが、なかなか減らないのでここまで持ち続けてしまいました。さすがに飽きてきた。。
食事の内容はともかく、景色は最高!ヘルシンキを出るときはすぐに陸が見えなくなったのですが、ストックホルムのほうが海岸線に沿って移動している時間が長いようです。でも、あまりデッキに出てくる人はいないし、パンをかじってるのは私くらい。みんな何してるんだろう?寝てるのかな? -
中に戻ると、プロムナードのレストランには行列が出来てました。まぁ、普通は持ち込みなんかしないか。日本人の習性ですかね、ホテルとかに食べ物持ち込んでしまうのは・・・
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ついにストックホルム到着!シリアラインのアザラシがお出迎えです。
本当に、楽しい船旅だったなぁ。1日だと惜しい!2日あれば、ショーとかも楽しめたのに!そしてぜひ、次は窓がついてる部屋に泊まりたいもんです。寝るだけならいいけど、朝起きたときにも真っ暗なのが切ない(笑) -
到着時も、パスポートチェックも何もありませんでした。税関もほぼスルーだったし。そりゃ、みんな酒を買い込む?
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最初はバスで、と思ってたのですが、思ったよりも地下鉄が近そう(表示では500m)だったのと、地元の人が沢山向かっているということで、急遽地下鉄を使うことに。
駅まで歩いているその何気ない光景を見るだけで、ストックホルムに帰ってこれたんだなぁと嬉しくなります。本当に美しい街。自分ってこんなにストックホルムが好きだったんだなぁ・・・ -
ストックホルムカード(2日用)はシリアラインのインフォメーションで購入済み。60ユーロが妥当な値段だったのか良く分かりませんでしたが、あとでクレジットの明細を見たら、若干安かった?シリアラインはフィンランドの船なので、基本的はユーロ決済のようです。まぁ、高かったとしても購入できる場所が限られてるので、購入しないわけにはいかないんですけどね。
というわけで、窓口で日付を書き込んでもらい、使用開始。これで明日の昼の出発まで安心して観光できます。ストックホルムは交通費も入場料も高いですからね、あっという間に元が取れちゃいます。
というわけで、地下鉄で中央駅まで移動! -
今日泊まるノルディックシーホテル。駅前で若干迷ったものの、すぐにたどり着くことが出来ました。
このホテル、去年の旅行で利用する予定だったのですが、日程が急に変更になって諦めることになったという因縁付き。かなり奮発してしまったのですが、駅前だとギリギリまで観光できますからね。
ホテルにはまだ入れなかったので、荷物を預かってもらってドロットニングホルム宮殿に行くことにします。Hotel C Stockholm ホテル
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本当は船で行ったほうが間違いがないのですが、交通費を節約したくて地下鉄とバスを乗り継ぐことにしました。これならストックホルムカードでタダで行けますからね。
ホテルから出て地下鉄の構内に入り、プラットホームを目指します。 -
よくよく見ると、地下鉄の壁が美しくペイントされてる!しかも洞窟っぽく表面でこぼこさせてる。
そっか、ストックホルムの地下鉄駅って、こうやって飾ってるところが多いんだっけね〜。 -
20〜30分ほどで、ブロンマブラン駅に到着。ここからバスで向かうのですが・・・バス移動はどうしても不安・・・。
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バスターミナルは駅の目の前。さすが世界遺産だけあって、「このバス停から出発するバスは全てドロットニングホルムに向かいます」と丁寧に書かれている。
それにしても誰もいないなぁ、と思いつつ時刻表を見ると・・・なんと1時間に2本しかないのか。日曜日だから、かなり減便してる。仕方なく、20分ほど足止め。 -
10分ほどすると、地下鉄から降りてきた人がバス停にやってきました。みんな、時間を知っててあわせて到着したのかしら?と思うほど。さっきまで私しかいなかったのに、バス停はにぎやかになりました。
明らかに観光客だらけなので、安心してバスに乗車。ふと上を見ると、日本のように停留所を示す電光掲示板がありました。なーんだ、心配することなかった! -
バスに揺られて10分ほど、宮殿が見えてきました。運転手さんも「ドロットニングホルム!」と声をかけてくれました!ホント、全然心配することなかった♪
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なんと美しい!建物自体が美しいというより、まわりの光景との調和が美しい!こんな素晴らしいところに宮殿を構えるなんて、なんて贅沢なんだろう・・・
この美しさ、1枚の写真では伝えきれない・・・ドロットニングホルム宮殿 城・宮殿
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宮殿の目の前まで来ると、ちゃんと衛兵さんがいました。それはそうよね、確か今の国王の住まいは、ここだったはず。
早速、宮殿から見学を開始しようとすると、本日のガイドツアーの時間が張り出してある。宮殿が12時から、宮殿劇場が12時から、中国の城が13時から、そして今は11時20分・・・びみょー。
12時まで待つか迷ったのですが、時間的に全部をガイドツアーで巡るのは無理と判断して、12時までに宮殿の中を巡ることにしました。
宮殿の中は本当に美しい。・・・けど、説明とかがまったく無い。本当に、見学だけになってしまいました。ガイドツアーだったら、もっと面白かっただろうなぁ。。 -
その後、宮廷劇場にダッシュ!着いたら11時55分、しかもチケット売り場は別の建物。急いでチケットを入手して再び戻ってきたら、ちょうどツアーが始まるところ。最初3人しかいなくてドキドキだったけど、遅れた人とかもあわせて10人ほどかな?ガイドツアーの開始です。
本当は「ガイドツアーでしか入れない」という言葉に負けて、入場する予定が無かったのですが・・・入場して本当に正解でした。200年以上も前の劇場がそのままの状態で残り、しかも当時の舞台装置がそのまま使える状態であるとのこと。しかも、数秒で舞台を転換させることや、地下から役者を登場させたり、波を表現させたりも・・・。ずっと忘れ去られていたというこの劇場。ここまで完全な状態で残っているという奇跡に、本当に驚かされました。そして、大理石にみえる貴賓席が実はハリボテだったり、あちこちの装飾が彫刻ではなくて絵でかかれたものであることとか、宴会場(?)が穀物倉庫になってたとか。本当に、驚きの連続。
これは・・・本当に来てよかった。ストックホルムに行く人みんなにお勧めしたい。ドロットニングホルム宮廷劇場 劇場・ホール・ショー
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中国の城はちょっと離れたところにあるので、お庭を通って歩いていきます。観光客みんなが笑顔で、こちらも嬉しくなってきます♪
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中国の城到着。ここでもガイドツアーに参加します。
なんでストックホルムに中国の城?とずっと思ってたのですが、昔は中国のものを持っていること自体が、大変なステータスシンボルであったとのこと。当時3年(だったかな?)も往復にかかっていたということ。そりゃ、きっと一品一品がとてつもない高価なものだったに違いない。しかも、最初は妻へのバースデープレゼントだったとか(中国の城自体が)。
全てが中国のものなのかなぁ、と思っていたら。ガイドさんに説明してもらって見てみると、明らかに中国を想像して西洋人が書いたもの、モチーフだけ使ったものが沢山。そうやって中国の真似からマイセンなどの陶磁器の生産が始まったとか・・・びっくり!
2階は、国王のプライベートなお客様用とのこと。音響が工夫されてたり、とんでもない技術で作ったガラスに書かれた絵画とか。普通に見たのでは、ここまで分からなかったはず。やっぱりガイドツアーだと面白さがまったく違うなぁ。こうなると王宮もガイドツアーに参加したかった! -
ちょっと離れたところにある、王族用のダイニングルーム。台所のすぐ上に建てたのだとか。
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その台所は、今はこんな雰囲気のあるカフェに変わってます。
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ここでお昼。というかおやつ?のワッフルです。本当はサンドイッチにでもしようかと思ってたけど、目の前で焼いてるのがあまりにも美味しそうで。
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もう一度王宮のほうに戻り、さっき見れなかった宮廷劇場のチケット売り場の奥のほうに行ってみることにします。ガイドツアーの最後に、お勧めされたので。
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これが相当面白い!1階には実際に舞台を動かしてるときのビデオとか(200年以上経ってるとは、とても思えない!!)、舞台装置のレプリカ(多分)とか。そんなものが沢山展示してあります。しかも、自分で試せる模型とかもある!
これは、波の装置。くるくるまわすと、波っぽくなります。 -
これは、滝。水が流れます。
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これは、風の音を出す機械。自分で触れるんですよ!
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すっかり堪能して再びブロンマブランに戻ってきました。本当に素晴らしかった!丸一日かけて、見学する価値があるわ〜。
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ストックホルム中心部に戻ってきました。
今日は8月31日。スカンセンは22時まで開いてるはずなので、行ってみることにしました。去年も実は行っていたのですが、本当にざっと見ることしか出来なかったので・・・。
駅前からバスに乗ると、途中で隣に座った人が「すみません」と日本語で声をかけてきてくれました。「どういたしまして」と答えると、「それはどういう意味?」と聞かれ(今度は英語)、それがきっかけで色々とお話させてもらいました。休暇で来ているというと、自分は正月明けは暇だからタイに行く、子供が学校に入るとゆっくり旅行できないから、と。子供さん?と聞くと、指差した先には本当に可愛らしい子供さんがお母さんと座ってました。これからチボリ公園に行くというその幸せそうな顔に、こちらも嬉しくなります。
最後別れる前に、「今日家に来い!SUSHI作る予定なんだ!」と誘ってくださいました。きっと良い人に違いないのだけど、一人旅ゆえに安全第一。ごめんなさいしました。今考えれば、やっぱり行ったらよかったかも。。
さて、肝心のスカンセンですが。「17時には建物が見学できなくなっちゃうの」ということだったので、明日時間があれば改めて来る事にしました。22時までといっても、全部オープンしてるわけじゃないってことね。。スカンセン 博物館・美術館・ギャラリー
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その代わりに、カクネス塔に行ってみることにしました。天気がいいから、眺めも最高なはず!(去年市庁舎に登ったときは、何も見えなかったからなぁ・・・)
カクネス塔 建造物
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予想どうり!最高の眺めです。夕日が沈むころだったら、更に最高だったかも。
それにしても、ストックホルムって一歩市街地を出ると、森林が広がってるんですねぇ・・・。見渡す先は、全て森が広がる・・・。 -
再び駅前に戻り、スーパーに立ち寄ります。そして、ついに見つけました!世界一臭い缶詰、シュールストレミング発見です。こんなに沢山種類があるのか・・・しかも、売っている時点で膨らんじゃってるのとかあるんですけど(汗)
・・・さすがに、購入はちょっと・・・ -
ホテル到着。すっかり疲れてクタクタ。こういうときはバスタブに使ってゆっくり・・・したかったけど、シャワーしかありませんでした。残念。
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でも、こういうシャンプーとかの容器はむっちゃ可愛い!
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今回の旅行でぜひやってみたかったことの一つに、「SUSHIを食べる」がありました。行く先々で、「SUSHIはめっちゃ人気ある」といわれるので。日本人として、正しい寿司との違いを伝える必要がある!というよく分からない義務感に駆られ、スーパーで見つけてきた、パックの寿司を食べてみました。
見た目、若干圧縮され気味の寿司パック。そして、巻き寿司(サラダ巻?)は崩れ気味。パックには小皿と箸、醤油とわさびが付いている。醤油とわさびは日本からの輸入品。わさびは着色もされてなく、正しいわさび。
醤油にわさびを溶かし、つけて食べてみる。
・・・意外に悪くない。味はおかしくない。正しい寿司だ。唯一、ご飯が圧縮され気味なことを除いては。
刺身は、日本と同じくらいうまいかもしれない。そりゃ、サーモンが美味しいのは当たり前か。<ノルウェー近くだし
というわけで、「日本の寿司とヨーロッパのSUSHIは違うんだ!」と力強く言うことは出来なくなってしまいました。まぁ、嬉しいといったほうがいいですよね、正しい日本文化が伝わってるわけですから。 -
今日はビールを飲んで、おやすみなさい。明日はついに最終日。お休みが終わっちゃうの、寂しいよぉ〜。
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