ポルトガルは青かった　３　QUELUZ＝ケルース

2008/08/15 - 2008/08/17

シントラでぺナ宮と王宮を見学後、
街の外にあるレガレイア宮とモンセラット修道院にも行きたかったのだけれど、
シントラの街を抜けてそちら方面へ行く道が大渋滞。
車中でイライラするのが大嫌いなので、逆方面（来た方）へ戻ることにしました。

こっち方面でどこか観る所・・・
リスボンの15?ほど手前に宮殿がある。
シントラでもう少しゆっくりしたかったけど、
予定変更してケルースへ向かいました。

エリア ケルース(ポルトガル)

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: イベリア航空

シントラとリスボンを結ぶ街道を17?
２０分ほどでケルースに着きました。

Palacio de Queluz
ケルース宮殿

宮殿前にあるのは
ポルトガル女王ドナ・マリア１世
（在位：1777年 - 1816年）の像。

この王室の夏の離宮の建設を命じたのはマリア１世の夫ドン・ペドロ。

シントラと違って　
ここは観光客が少なかった。

見学者入り口

ひとり５ユーロ（宮殿と庭園）
自由見学

飴細工のようなシャンデリアがお出迎え。

内部はヨーロッパ中で見る宮殿と同じだろうと思っていたら・・・
さすが、ポルトガル！
ここにもタイル。

こういうのは植民地ブラジルの風景なのでしょう。

あ、２尾の人魚だ・・・

青と黄のコンビネーションが鮮やか。

天井のフレスコ画

天使たちがかわいい

タイルや陶器は温もりが感じられて好きだけど、
中国の磁器はちょっと・・・

エキゾチックなものとして、昔の王たちはコレクションして楽しんだようで、スペインの王宮・離宮にも壺のみでなく部屋も東洋風なのが必ずひとつあるのですが、私は余り好かない。。。

上から色々な人たちに見られてた・・・

さっきのよりカラフル

本当に飴みたい

「ドン・キホーテの間」
1759-74年建設

天井に小説ドン・キホーテをテーマとした絵が描かれている。

ここで、ジョアン６世（マリア１世の息子）の子供達が生まれたり、次代のペドロ４世（ブラジル皇帝ペドロ１世）が1834年に病死した。

案外狭い部屋でした。

なんでこんな王宮でドン・キホーテなんだろう？
スペインでも王宮の中でドン・キホーテに出会ったことはないと思う。

そんなに広い宮殿ではありません。
各部屋はこじんまりした感じ。

テラスに出ます。

庭園がいい感じ♪

テラスをずーっと歩いてきて、ここで庭園に降ります。

ここは小ベルサイユとも呼ばれている。

宮殿は淡いピンクとクリーム色。
庭園は上庭がフランス式。
幾何学模様にきっちりと整えられた植え込みの間に彫刻の面白い噴水が散らばる。

猿？！

ネプチューンの池

ウツボ？

ウナギ？

怪魚？

（ネプチューンの池）

こういう普通の親子もいますが・・・

人が少ないのでゆっくりできます。

シントラから脱出して良かったかな？

フランス式庭園の奥まで来ました。

この後ろは・・・

・・・一見、何の手入れもされていないような木々の生い茂る下庭、イタリア式庭園になってます。

人口の滝（？）

イタリア式庭園の方は余り面白くないな・・・

宮殿前には宮殿時代から続く警備兵の兵舎がある。

ケルース宮殿の向かいにあるこの建物は、宮殿で働く人たちの宿舎だった。

1995年に全面改装してポウサーダ（国営ホテル）になりました。


ケルースには他に見る所もないので、これでホテルに帰ります。


ポルトガル旅行記　3/5　−完−