2008/07/27 - 2008/07/30
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yukibxさん
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オーベルニュ地方の出身の大統領はポンピドー、そしてジスカール・デスタン。さらにシラク前大統領は、すぐ横のコレーズ地方出身である。こんなにも大統領を送った地方なのに、新幹線(TGV)は通らない(調査中)、高速道路は2年ほど前にやっとボルドーを結ぶ線ができた位なものだ。明らかに他の地方に比べて取り残されている!
そんなオーベルニュの経済促進という名目でジスカール・デスタン元大統領が作ったのが火山パーク、ビュルカニア。
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ビュルカニア(Vulcania)は、クレルモン・フェランから北西へ15キロのところにある。
休火山につくられたのが2002年。大きな話題をよんだ。
写真で見てもわかるように、デイズニーランド的雰囲気ではない。「商魂たくましい」的空気はなかった。 -
広大なエリアだ。入り口から車で3分ほどのところに切符売り場があった。
個人であればひとり21ユーロ、約3500円だから結構高い。
公営施設であることから、高いのは仕方ないのだろう。 -
広い土地の真ん中にビュルカニアの建物がある。この建物の中に火山をテーマにするいろいろなプログラムやスペクタクルが用意されている。
建物にはいると、まず、巨大な穴が掘られていて、その底になにやら煙をはいた溶岩が流れているのが見える。
この穴は常軌を逸する大きさで、底深く、圧巻。めまいがするほど。ちょっと恐かった。巨大な穴の周囲にある螺旋みたいな階段をおりて建物の中にはいる。人間が小さく見えるのでその大きさを推測してください。 -
ゴオゴオっている音がする。これに硫黄などの匂いを加えてくれれば、もっとリアルな感じがしたと思った。
私は群馬県の草津温泉に子供の頃からよく行ったものだが、あの強烈な硫黄の匂いこそ火山そのものと思う。
だから、無臭の火山ミュージアムというのは、ミスではないか?疑問を抱いた。 -
これが全景。(パンフレットからコピー)
ほとんどが地下に建設されている。最も深いところは
地下20米。
建物はオーストリア人のハンス・ホライン(Hans Hollein)の設計。真ん中の円錐形の塔がビュルカニアの象徴としてつかわれている。建物のほとんどの部分が地下に建設されているので、自然風景を壊すことがない、遠くから唯一みえるのは、高さ28米のこのいぶした金が美しいこの塔だ。
彼は、火山という大地の美しさとそのもろさを表現した、という。 -
このいぶした金色は、チタンの蒸気で表面加工がされている。火山の内部の輝く火をあらわしている。
じつは建物そのものには余り惹かれなかったが、この塔は
とても美しかった。
割と平凡な建物内部とこのゴージャスな塔とのギャップを感じた。 -
内部のホール。写真がピンぼけで申し訳ない。
内部は意外と平凡。
ビュルカニアは、火山の地盤に建立されている。
工事中、地盤の大きな裂け目が発見され、こんなところに建物を建てたら飛んでもないことになる、と一部の地震学者、地質学者たちが大反対し、反対運動が展開されたり、
想像を絶する大変さであったらしい。
建設費用も最初は76億円であったが、最終的には2倍半の
200億円もかかってしまったと雑誌記事に書かれていた。
これは公立のパークで、ヨーロッパ、国、地方から財源を得ている。 -
中はどんなイベントが用意されているか、というと
残念ながらすべて見たわけではないが、楽しみながら
「お勉強する」っといった感じだ。
例えば(これが一番圧巻だったのだが)1980年、米国最大の火山噴火といわれるセント・ヘレン火山の爆発のドキュメンタリーフィルムだった。あとは、流れる溶岩の模型とか、地下にもぐってマグマにたどりつくことを仮定したシミュレーション、オーヴェルニュの火山帯が活火山だった時代をコンピュータで再現化した立体フィルムなど。これはとても良くできていた。
オーヴェルニュに旅行するのであれば、ぜひ寄るといい
施設、ビュルカニア。一年に30万人の観光客が来る。
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