2008/07/27 - 2008/07/30
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yukibxさん
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7月最後の週にオーベルニュ地方に行きました。名前だけは昔から
聞いていましたが、行くのは今回が初めて。
オーベルニュの中心、クレルモン・フェラン市から10キロの広大な庭園のあるペンションをベースに、いろいろとあった4日間、充実した時が過ごせました。
フランス政府から置いてきぼりといった印象のあるこの山岳地方、経済的には決して豊かな地方ではないけれど、ロマネスク教会の宝庫であるし、風光明媚、さらに住民は働き者で有名です。
そんなオーベルニュの印象を書きます。
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
-
まず、ベースとなった宿泊したペンションから紹介する。
インターネットで、オーベルニュ地方のホテルやペンションを調べた結果、クレルモン・フェランから北西10キロ、火山のテーマパーク、ビュルカニア(Vulcania)や
火山ゴルフ場(Golf des Volcans)のすぐ近くにあり、19世紀の古い館、広大な庭園、そして肝心の価格も朝食付きで、70~90(約12000円位)ユーロとリーゾナブル、というのが決め手だった。
名前はテルナンの館(Domaine de Ternant)。 -
このペンションは朝食付きだが、昼食・晩食の食事はできない。しかし、庭園や用意された部屋で持参したもので食事をすることができるらしい。勿論ピクニック程度の簡単なものに限り、だろう。毎日レストランでの食事がめんどくさかったり、旅行記倹約という意味では貴重だ。
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標高940米のテルナンという村にあるこのペンションの庭からはクレルモン・フェランの街が見下ろすことができる。
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クレルモン・フェランは京都のように山に囲まれた盆地なので夏は蒸し暑い。標高も400米ほどしかない。だから標高が500米高いこのペンションにつくと涼しくて気持ちがいい。
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オーナー夫妻。どちらも控えめであるけれど、暖かい人柄。朝食には6種類くらいのジャムがだされるが全部手作り。
カトリーヌ・ピオレ夫人(Catherine Piollet)は、パッチワークの専門家であり、家中の壁に彼女の作品が展示されているし、パッチワーク関係の美術本のコレクションも貴重だった。
パッチワークの講習を受けることも可能のようだ。 -
従来のパッチワークに比べ、より現代的な作品。この作品が一番気に入った。
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刺し子にも興味があって、こんな作品を見せてくれた。自分でも満足している作品ときいた。
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デイテール。
オーベルニュ地方の冬の雪は深い。そんな中、暖炉の前で
パッチワークや読書にふける、んだろう。
そんな冬のオーベルニュも知りたい気がする。 -
実は高速道路で車の調子がおかしくなった。ターボが原因なのだろうか、アクセルを踏んでも反応しない。
あと200キロ走らないとクレルモン・フェランに着かない。どうぞ、持ちこたえてくれますように、と祈るような気持だった。
無事にペンションについてからすぐにクレルモン・フェランに向かう。
う〜ん。あんまりきれいな街ではない。。。 -
しかし通行人に、歴史的エリアにいくことを勧められた。
顔をあげれば、なにやら教会の塔が見える。そこをめざして高台にのぼると、観光局のオフィスがあるしゃれた広場に着いた。観光局でクレルモンの絵地図をもらい、とりあえず木陰のカフェで落ち着くことに。
明朝の月曜日には一番で、車の修理センターに行かなければならない。
写真はノートルダム・ド・ラソンプション。クレルモンの街を堂々と見下ろしている。 -
ヴィクトワール広場の中央にある法王アーバン2世の像。
クレルモン・フェランには3人の偉人がいる。歩道をあるけば2人の肖像が入り込まれていたりする。
その3人はローマから襲ってきたセザールを追い払ったガロアのヴェルサンジェトリックス(紀元前75年)、哲学者のパスカル、そして、第一回十字軍を送った法王アーバン2世だ。 -
アーバン2世の像の下部は噴水になっている。
火山帯のこの地方は水の都(ヴェニスとは別な意味で・つまり水の豊富な都という意味で)といわれ、周囲にはボルビック、ヴィシーなどのミネラルウオーターの源泉が数多くある。 -
この日はかなり暑かった。
噴水を見つけるとすぐ水に触れたくなる。 -
法王の像の下にある4人の彼らは、形相からして悪魔なんだろうな。
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日本のお寺でみかける妖怪の像の表情に似ている。
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というわけで、水のまち、クレルモン・フェランには美しい噴水が幾つかある。
写真の噴水もそのひとつ。教会のすぐ近くの街を見下ろすスクエアにある。 -
近年に整備されたジョード広場(Place de Jaude)は昼間は単にだだっぴろい広場にすぎないけれど、夜になるとライテイングに工夫がこらされて雰囲気がガラッとかわる。
写真をみるとまるで火の中を人がくぐってゆくような感じだが、これは噴水。
あまりの暑さに若者達が洋服を着たまま、噴水をくぐって
遊んでいた。 -
シャッターチャンスを逃してしまったので、「ごめんなさい、写真をとりたいんだけれど、もう一回噴水の中をくぐってくれるかしら?」というと、彼らは得意気に噴水の中に入っていってくれた!ありがとう!
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水の話になったので、知る人ぞしる、の美味しいミネラル・ウオーター、シャテルドン(Chateldon)について、ちょっと。
この水はピュイ・ド・ドームを源泉地として、ルイ14世は、従医の勧めで、このシャテルドンをオーヴェルニュからロバの背にのせてヴェルサイユまで運ばせた。
パリではホテル・ル・クリオンとかトロワグロ、フーケーなどの高級レストラン・ホテルのみで飲むことができる。
ただし、オーヴェルニュ地方では至る所で飲んでいる。
これがなかなか美味しい。炭酸水だけれど、炭酸が強すぎず、弱すぎず、というところ。 -
話がそれてしまったが、ミネラル・ウオーターで名前だけは日本でもしられているボルビックの火山岩でつくられた教会の中に入ってみる。あまり期待していなかったのに、なんどステンド・グラスが素晴らしい!
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クレルモン・フェランは戦争で爆撃を受けなかったのだろうか。戦争中、ナチのフランスにおける傀儡政府のHQがあったヴィシーはここからすぐ近く、だから爆撃を受けなかったのだろうか?
丁度、外は暑くて快晴だったから、ステンドグラスの色彩が鮮やか。
ここでもカソリックだった亡き母のためにロウソクをつけて冥福を祈った。 -
さらにクレルモン・フェランにあるロマネスク教会、ノートルダム・デュ・ポール(Notre Dame Du Port)を見に行く。高台にあるヴィクトワール広場から下り坂の細い道をとおって、約15分位でつく。
写真はクレルモン・フェランの市役所。 -
クレルモンを散策すると、時々、こんなだまし絵に出くわす。また、この街には、画廊が多い。
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そしてこんないたずら書きもあった。
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古い歴史ある街、クレルモン・フェランには、数世紀まえに火山岩で建てられた家が数多い。ただ、かなり傷んでいる。写真のような立派な彫刻で装飾された門も、その良い例。中の家は手入れがされていなく、かなり傷んでいる。
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ゴミゴミとした旧市街の通りを下る。写真は星占い屋さん。その他、漫画屋さん、めずらしい人形修理のアトリエ、など、懐かくちょっと危なげな雰囲気でいっぱい。
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火山岩の建物はこのように街全体を暗くする。
土地の石を使用するのは当然だから納得はできる。 -
フランス各地で夏期にはいろんなイベントが催されるが、
ヴィクトワール広場では、シャンソンやバレーの野外公演が開催されるらしく、リハーサルをしていた。 -
ジョード広場の近くにあるオペラ座。ただいま工事中。
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オペラ座。
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旅の途中、いろいろなレストランに行ったが、オーベルニュ料理を出してくれるとてもいい店があるので一軒だけとりあげます。
それはクレルモンのシンボル的教会(大聖堂と言った方がいいかも)のすぐ後にある「ルスタグーL'Oustagou」というレストラン。シーズンたけなわだったから、店の前の広いテラスは満席だった。
オーベルニュの料理はシンプルでダイナミック。カロリーが高い。これは冬がとっても寒いことからも来ている。
例えば、アリゴ。これはガーリックたっぷりのマッシュポテトに地方名産チーズ、カンタルをとかしていれたもの。
簡単すぎるほどだけれど、すご〜く美味しい。
住所は1 rue du Terrail 63000 Clermont-Ferrand -
オーベルニュの代表的チーズは、
カンタル(Cantalー熟したカンタル、フレッシュなカンタルなど、いろいろなカンタルがある。)
サン・ネクテール (マイルドでさっぱりした味)
ブルー・ドーベルニュ(いわゆるブルーチーズ)
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この旅行記へのコメント (4)
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- カヌ太郎さん 2008/08/08 22:47:20
- 帰ってきました
- yukibxさん
噴水が涼しげでいいですね〜
日曜日にピレネーから帰国しました。
27日はピカピカのお天気でした。
yukiさんと同じ空の下でいたんですね。ちょっと感無量。
カヌ太郎
- カヌ太郎さん からの返信 2008/08/09 11:55:12
- 質問なのですが。。。
- yukibxさん
余談なのですが
若い人はかなりの割合で
英語は通じ、大変助かりました。
本当はフランス語がすこしでも
しゃべれるともっと楽しかったと
思うのですが。
ところで今回の旅で現地の地名を
本当は何と云うのか
正しく聞き取れませんでした。
もしよろしければ
教えていただけませんでしょうか。
Laruns (らるん?)
Cauterets(こーとれ?)
Gavarnie (ぎゃばるにー?)
う〜む。。。むつかしい。。
カヌ
- yukibxさん からの返信 2008/08/10 18:54:04
- RE: 質問なのですが。。。
- こんにちわ、カヌさん。
ご質問についてですが、土地の名前って、
特別で、スペルがそうでも、読み方が違って
いたりすることがありますが、
Laruns (らるん?)ララン
あとのふたつはカヌ太郎さんの書かれている通りだと
思います。
因みにギャバルニーは、いつか行く!と
誓っているところで、あります。
下記ふたつはその通りです。
> Cauterets(こーとれ?)
> Gavarnie (ぎゃばるにー?)
COLは山頂といっていいのではないでしょうか?辞書では
峠とありますが、実際のイメージとは違うような。。(主観)
さあ、これから圧巻の第3部旅行記を読ませていただきます。
写真だけでもすごい!
ではでは、
yukibx
- カヌ太郎さん からの返信 2008/08/10 20:09:19
- ありがとうございました
- yukiさん
フランス語のご教示
どうもありがとうございました。
本当にフランス語は難しいですね。
最近、こちらではソフトバンクという
携帯電話の会社のCMで
犬がフランス語をしゃべるのが
放映されています。
あれぐらい話せるといいのにな、と
犬の顔を見ながら思っています(笑)
犬と言えばラランの村で
ピレネー犬にじゃれつかれました。
あちらは遊んでいるつもりでしょうが
一瞬恐怖を感じました。
あの犬は体格のいい外人向けです。。。。
カヌ太郎
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