ガイドブックに「ミシュラン1つ星」と載っていたオーベルジュに泊まり、デネを食べました。

2023/11/07 - 2023/11/17

フランス、オーベルニュ・ローヌ・アルプ地方のPont-de-l’lsere という町にある、Hotel & RESTAURANTS MAISON CHABRAN（オーベルジュ）に泊まって夕飯を食べました。

コロナ発生の年に行く計画を立てて、予約までしていたのですが、飛行機も飛ばなくなり、コロナの大流行で、旅行自体が行けなくなり、キャンセルした所だったのです。

その後レストランから、4年もの間、毎月新しいメニューの写真や、季節のお便りが律儀に届いていました。今回フランスに行くことになり、それではあのオーベルジュに泊まりたい！と思って、連絡を取り、宿泊と夕飯の予約をしました。いつのまにかオーベルジュからホテルに変わっていたみたいですけど。　

部屋も素敵に整えられていて、暖房もしっかり効いていました。浴室、洗面所にビデがあって歴史を感じました。

テーブルには手作りのガトーも置いてあって、嬉しかったです。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

街道沿い建っていて、にシンプルな表示があり、迷うことなく、発見することができました。

玄関に大きく　Gault＆Millau　の2023年シールが貼ってありました。

手元のガイドブックにはミシュラン一つ星を獲得したレストランと紹介されていたのですが、2023年はGault＆Millau　4つ帽に変わったようです。


G日本ではault＆Millauはミシュラン程有名ではないかと思いますが、フランスでは同じくらい権威があるそうです。

どちらも覆面調査だそうです。

しっかりした暖房器具と応接セットもありました。

ベットはツインを選びました。
ツインの部屋で浴槽がある部屋とシャワーのみの部屋があったので、浴槽希望と出したら、浴槽のある部屋へ案内されました。

温かいお風呂に入れて嬉しかったです。

テレビは薄型の大きなものが壁に付いていました。

広い洗面所と浴槽です。
ヘアードライヤーもありました。
全体的に水がぬるぬるしているのにちょっと驚きました。

オリーブの石鹸やクリームが置いてありました。

ベランダと呼ばれているレストラン。
ここで、デネと朝ごはんも食べました。

レストランに行く途中に飾ってありました。
いろいろな形のグラスが並んでいました。

さあ、ここからデネです。
ホテルを予約した時に、テーブル（レストラン）の予約を勧められたので、ホームページを見て、一人58ユーロのコースを予約しました。
その時はメニューも書かれていたのですが、予約したのが、７月だったので、メニューが名前さえも変わっていました。
詳しいメニューを貰わなかったのが残念です。

日本のフレンチでもよくあるアミューズ、スプーンに乗って出てきました。

魚のカルパッチョ。
緑がとても綺麗でおいしかったです。

鱈みたいに思って、「鱈ですか？」と聞いたら違うと言われました。
スペルを聞いて辞書で調べたのですが、残念！載っていませんでした。
クリームソースが魚と合って、美味しかったです。

これは、牛肉でした。中では一番平凡なお味でした。

他のセギュレという村のレストランで隣にいたフランス人のご夫婦が
「どこから来たのですか？日本！僕たちも日本に行ったことがあるよ。神戸牛は素晴らしかった。あんなにおいしくて、柔らかくて、味わいのある肉はそれまでも、あの時以後も食べたことがない。もう一度食べたい。」と力説してくれたのも、わかるような気がしました。

フロマージュ＝チーズです、さすがでした。

羊のチーズ、私は匂いや味が苦手であまり好まないのですが、ものすご～く美味しかったです。
羊のチーズをホイップしてあって、味もついていました。中に入っているハーブも強すぎず控えめで、素晴らしかった。

外側の容器ももちろん食べられました。もう一度食べてみたい、そんな風に思える一皿でした。
この夜、一番印象に残ったお皿です。

デザートです。
モンブランでした。

日本の美味しいケーキやさんのモンブランと同じような
美味しさでした。

日本なら、ケーキとアイスの他にちょっと彩に果物とか付くのになーなんて、思ってしまいました。

最後のコーヒーです。

他の席の人たちにもお店の人が「カフェ？」と聞いていて断っている人もいました。
「え？cafeだよ？いらないの？」
「ああ、自分はいらない」なんて会話も聞こえてきました。

私たちにも「カフェ？」と聞いて来たので、てっきり、コースに入っていて、「そろそろコーヒーをお持ちしましょうか？」と聞かれたのでと思いました。

でもしっかり、3.9€追加料金になっていました。
コーヒーはおいしかったし、プチガトーもついていたし、良かったですけど。

お腹いっぱいと言ったら、部屋に持っていくようにとかわいい箱にお菓子も詰めてくれたし。

ホテルの人たちは皆親切でした。

予約時に「トランクが大きく重いので、エスカレーターはありますか？」と聞いてみました。

「客室は（日本風）2階ですが、エレベーターはありません。でも手の空いてる人がお手伝いしますから安心して！」と返事が来ました。
このやりとりから４か月もたってるので、忘れてるよねーと思っていたら、ちゃんと覚えていて、荷物を２階に上げるのを手伝ってくれました。

夜、湯たんぽとポットを持ってフロントに行くと、「ああ、湯たんぽ！わかったわ！お湯をポットに入れて後でお部屋に届けます。」と言ってくれて、ちゃんと持ってきてくれました。

出発時も他の部屋を掃除していた職員が荷物を下ろしてくれました。嬉しかったので、消しゴムでできた握り寿司をあげたら、「ああ、スシ！知ってるわ。かわいい」と喜んでくれ、さらに駐車場まで運んでくれました。
ちょっとしたことだけれど、心の触れ合いができて、いい思い出になりました。