2008/04/24 - 2008/05/08
31位(同エリア37件中)
ちゃおさん
スラタニ(สุราษฎร์ธานี)。タイ語でのスペルは「スラーストターニー)。タイ南部最大の都市で、マレー半島の中央部に位置していて、タイランド湾の各島、また半島の西側にあるアンダマン海の各島へ渡る要の都市でもある。
都市の中心部は金、金細工を売る金行が軒を連ね、中国人の商業活動が活発なのは、この点を見ても分る。東北部、イサーン辺りの中国人と違って、この辺の中国人は南周り、海路を通ってこの町にやってきたに違いない。
クラビとの間にある秀峰タペット山(เขาท่าเพชร)に源を発する大河、タピ川(แม่น้ำทะปี)が街の中央部を流れ、バンコクにおけるチャオプラヤー川のような感じ。尤もチャオプラヤー程の渡船の賑やかさはないが、代わりに大きな河港があり、貨客船はここから数十キロの川を下り、タイランド湾の大海に出て、サムイ、パンガン、その他の各島に連絡している。
昔、御朱印船がチャオプラヤーを100キロほど遡り、アユタヤの大きな河港まで船荷を運んだ情景は、今でもこの街に残っている。
河港の前は大きな広場にもなっていて、果物屋台が車列を作っている。又、夕方からは主役交代で、屋台料理の車列に変わる。タイ人の臨機応変さ、賑やかさはどこの町に行っても変わらない。
今日はスラタニ経由でクラビまで行く積もりでいたが、この街で1泊することにした。確かブログのテンモーさんの故郷でもあった筈だ。
バンコクのような新しさの目立たない、ピサヌロークのような古さの中に取り残されたようなこの街にこそ、タイ人の懐かしさが息づいているかも知れない。
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スラタニ外港の特徴ある山塊が近づいてくると、間もなくスラタニ港である。
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スラタニ中心部を流れる大河、タピ川。
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川に沿って街は開け、金行の数も多い。
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マレー半島の中心都市だけあって街は全体に活気がある。
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街の中心にはどこの都市にもある仏教寺院があるが、北部と比べ、南部の人々はやや宗教心が薄いのか、寺院の敷地内は駐車場になっている。(無断駐車のようだ。)
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寺院の周辺には、賑やかなマーケット、屋台街が広がっている。(タラートマイ通り)
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タピ川沿いに開けたバンドン通りの果物屋台の列。
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チャオプラヤー程の大きなタピ川。
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ここは大きな河港にもなっていて、夜中に出航する貨客船は数十キロの川を下り、5−6−7時間かけてゆっくり航海し、サムイ、パンガン、タオ等の各島へ人と物を運んでいる。
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