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< コインブラでファドを堪能する > Coimbra (5月23日)<br /><br />この街では、大学の卒業時には、運がよければ学生のファドを聞くことが出来ると聞いていた。 Aveiroから帰って、一休みした後、夕食を食べながら、学生達がたむろするRepublica広場へと出かける。<br /><br />昨日の夜はあったが、今夜は残念ながらないとのこと。 仕方ないので、広場の屋外の椅子に座って、学生達の仲間にいれて貰う。 隣の学生のグループと話してみると、8人中一人がかろうじて英語を理解できるとのこと。 法学部の学生で、フランス語なら大丈夫と言う。<br /><br />ヨーロッパでは、大学卒業者は英語なんかは当然自由に使えるものと考えていたが、 ここはフランスの影響の方が強いようだ。 とりわけ、法学部とあってはフランス法の体系が幅を聞かしているからなのかと思う。 久しぶりに、生真面目な大学生と話が出来て楽しい思いをした。 日本の国のありようについて、通訳を介して話したことになるが、どれぐらいみんなに理解してもらったか、おぼつかない。<br /><br />ファドを聴きたかったのに残念だと言うと、下の街に聴けるところがあると教えてくれた。 よく聞いてみると、ホテルへの帰り道のようだ。 持っているマップに印をつけてもらう。  歩いていけると言うが、学生の足とは違うと言うと、下り坂なので心配ないと教えてくれた。<br /><br />坂を降りきって、小道に入るが、古い下町で人通りもなく、なんとなく<br />薄気味悪い。 気をとり直して、恐る恐るたずね当てて、ホットする。<br />まだ時間は早いようで、小さな店だが空席が目立つ。 奥の方の席に日本人らしき若い女性が一人で座っているのに気がついた。<br /><br />そうこうしている内に、隣の席のひげの紳士がギターを取りだした。 なかなかに見栄えの良い男なので、気になっていたが、ファドを歌う人物とは思わなかった。 並んでいるのは嫁さんか、ガールフレンドかという風情。 声もすこぶる良い。<br /><br />だんだんと客が込んできた。 ピカッと入り口のランプが光るたびに店の主人がドアを開ける。 雑音が出ないための配慮とみえる。 いつの間にやら、歌っている男のまわりに3人の男が座っていた。 それぞれに個性的な顔をしている。 変わりばんこに歌うのかと思って期待していたが、先の女性を含めて、友達の部類のようだ。 歌詞は判らないが、良い声に聞きほれているうちに、12時になっていた。 <br /><br />暗い夜道を、おそるおそるホテルへ帰った。 何事も起こらず。<br />

熟年夫婦の珍道中 Coimbra/Portugal

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2001/05/23 - 2001/05/23

324位(同エリア331件中)

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oiwasan

oiwasanさん

< コインブラでファドを堪能する > Coimbra (5月23日)

この街では、大学の卒業時には、運がよければ学生のファドを聞くことが出来ると聞いていた。 Aveiroから帰って、一休みした後、夕食を食べながら、学生達がたむろするRepublica広場へと出かける。

昨日の夜はあったが、今夜は残念ながらないとのこと。 仕方ないので、広場の屋外の椅子に座って、学生達の仲間にいれて貰う。 隣の学生のグループと話してみると、8人中一人がかろうじて英語を理解できるとのこと。 法学部の学生で、フランス語なら大丈夫と言う。

ヨーロッパでは、大学卒業者は英語なんかは当然自由に使えるものと考えていたが、 ここはフランスの影響の方が強いようだ。 とりわけ、法学部とあってはフランス法の体系が幅を聞かしているからなのかと思う。 久しぶりに、生真面目な大学生と話が出来て楽しい思いをした。 日本の国のありようについて、通訳を介して話したことになるが、どれぐらいみんなに理解してもらったか、おぼつかない。

ファドを聴きたかったのに残念だと言うと、下の街に聴けるところがあると教えてくれた。 よく聞いてみると、ホテルへの帰り道のようだ。 持っているマップに印をつけてもらう。  歩いていけると言うが、学生の足とは違うと言うと、下り坂なので心配ないと教えてくれた。

坂を降りきって、小道に入るが、古い下町で人通りもなく、なんとなく
薄気味悪い。 気をとり直して、恐る恐るたずね当てて、ホットする。
まだ時間は早いようで、小さな店だが空席が目立つ。 奥の方の席に日本人らしき若い女性が一人で座っているのに気がついた。

そうこうしている内に、隣の席のひげの紳士がギターを取りだした。 なかなかに見栄えの良い男なので、気になっていたが、ファドを歌う人物とは思わなかった。 並んでいるのは嫁さんか、ガールフレンドかという風情。 声もすこぶる良い。

だんだんと客が込んできた。 ピカッと入り口のランプが光るたびに店の主人がドアを開ける。 雑音が出ないための配慮とみえる。 いつの間にやら、歌っている男のまわりに3人の男が座っていた。 それぞれに個性的な顔をしている。 変わりばんこに歌うのかと思って期待していたが、先の女性を含めて、友達の部類のようだ。 歌詞は判らないが、良い声に聞きほれているうちに、12時になっていた。 

暗い夜道を、おそるおそるホテルへ帰った。 何事も起こらず。

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