カンボジア旅行記 Vol.3

2008/06/23 - 2008/06/27

カンボジアはずっと行きたかった国の１つ。
アンコールワットがどうしても見たくて。
今回は世界遺産好きの友達と行ってきました。





【6月24日 PM】

15：00 ホテルロビー集合。
この旅のメインの１つである、
“アンコール・ワット”の観光へ出発。

初めて通りかかった時には
思いがけず涙が出そうになりました。
映画の影響もあるでしょうが。
（“地雷を踏んだらサヨウナラ”です。）

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: ベトナム航空

さすがに他と比べ、
観光客の数が多かったです。
オレンジシャツはガイドさんの制服。

ここからは全貌は見えません。
5つある尖塔の頭も
3つまでしか確認できません。

西塔門のナーガ。
蛇の頭は必ず奇数だそうです。

人が多いと写真を撮るのも時間が。
ジェスチャーでお互い譲り合ったりも。

3つある西塔門の入り口の中央は
保存か修復の為、入れなくなってました。
『きれいな写真が撮れるんだけど…』
とは、ティさんの言葉。

入口をくぐるといよいよその全貌が。

やっと来ました。
ここからはまだ尖塔4つしか確認できず。

しかし、
ちょっと位置を変えて見ると…

5つの尖塔を確認。
池にもきれいなアンコール・ワットの姿が。


ティさんは慣れてるせいか
2人で撮ってもらうようお願いすると
わりと細かく立ち位置を指示されます。
ズーム機能も使いこなします。
撮った写真はすぐに確認してくれます。
なんともありがたい（笑）

池の脇のお土産屋。
その奥はお寺。
そこにはカラフルな壁画が。

カンボジアで人気がある、
【ラーマヤナ物語】が描かれているそう。
アンコール・ワット内部にレリーフがあるとの事。
でも、ここで内容を説明してもらう。
『すごく中はうるさくて説明しづらいから。』と。

猿にお水をあげているところ。
ここではたくさん猿を見かけました。


階段を上って第一回廊へ進むと…

聞いてはいたけど、
その人数に圧倒されました。
様々な国の言葉で説明をしていて。
騒いでる人はいないですが、
この人数だと正直うるさいかったです。

しばらくは手前で待機。
その間、待機場所にあったレリーフの説明。

ガルーダに乗るヴィシュヌ神。

他にもたくさんのレリーフが。
小さな空間ですが、かなり時間が潰せました。

そして、【ラーマヤナ物語】のレリーフへ。
先ほど聞いた話と照らし合わせて進みます。
光沢があるところは人が触った所らしい。
今は触れないようにロープを張られてますが。

ハヌマーンに乗って
弓を射るラーマ王子の姿。
1本矢を射るだけで、
数十本の矢が飛び出したと言われているそう。
ハマヌーンはサルの神です。

そこから十字回廊へ。

沐浴地の跡。
十字回廊を中心に
4面沐浴地があります。

ここには江戸時代の日本人の落書きが。
写真撮ろうと思ってましたが、
あまりにも不鮮明だったのでやめました。
よーく見ないと分かりません。

第一回廊から
第二回路へと続く階段。

ヒンズー教の天地創世神話
【乳海攪拌】の中心場面。

神と阿修羅との綱引き。

この話、とても面白いんです。
そして奥が深く、
友達と夢中で内容を聞きました。
私達いい観光客だなぁと思いました（笑）

柱に施されたレリーフのアップ。

第2回廊へと進みます。
ここはあまりレリーフとかがないとのこと。
通り抜けて、表へ出ると…

第三回廊への階段。

2007年10月から修復の為、入場不可に。
とても急な階段なので、
私は相当苦労しそうですが、
やっぱり登ってみたかったです。

ここで少し自由時間に。
登れない中央祠堂の周りをぐるぐる。

天気がよく、
空の青がきれいでした。

ティさんと合流した後、
珍しい彫刻があると言われついて行くと
『しゃくれてる。』
とひと言。
笑ってしまいました。


アンコール・ワットを後にし、
ドライバーさんの待つ場所まで歩きます。

その道中、急に葉から虫を取り出し
『これは食用です。
味はまぁまぁおいしいです。』
と教えてくれたり。
結構カンボジア豆知識を話してくれます。


夕陽を見る為、“プノン・バケン”まで。

丘の上の遺跡で夕陽を見るとこの事。
登り口で地理と説明を聞く。
てっきり一緒に登るのかと思っていたら、
『私は牛の像の前で待ってます。
日が沈むまで待ってると混むから
17：45ぐらいに遺跡を降りて来てね。』

という事で、
ゆっくり歩いて20分という
なだらかな坂を登り始めました。

≪途中で見た坂≫
“地雷を踏んだらサヨウナラ”で
アンコール・ワットが見たくて
泰造が駆けだすシーンがありますが、
そこに似てるなぁと思って。
みなさん、どう思います？


途中で急にしんどくなって。
休むと余計動けなくなりそうで
黙々と自分のつま先を見ながら進む。

ゴールが見えた時点でひと休み。
熱中症？と思って、水分補給をしました。
で、夕陽を見る場所は遺跡の上。
気力を振り絞って、
苦手な急な階段を上がりました。

うろうろするような元気はなく、
友達に良さそうな場所を探してもらい
その辺に座り込み待機。

続々と人が集まってきました。

雲に隠れて見えず。
約束の時間まで
祈りながら夕陽を待ちます。

でも、結局きれいな夕日は拝めず。
約束した時間より10分ねばったんですけど。
これ以上は無理かなと階段を降りました。
でも、階段が苦手な私にしたら
視界が明るく、空いてる時間に戻るのは正解。

ガイド仲間の中で談笑してるティさんに
遠くから戻ってきたことをアピール。
ティさんの早いテンポに遅れぬように
結構な早足で丘を降りました。

今日の観光は終了し、夕食へ。
アプサラダンスショーを見れるレストランへ。

“アンコール・モンディアル”
ビュッフェスタイル。
メニューは豊富でした。

ショーが終わり、他のお客さん達が
踊り子の周りに集まって写真撮影してる中
ティさんに促され店を後にしました。
彼はいつも早め、早めに行動。


今日は本当に内容充実の1日。
明日は少しだけ集合時間が早いこともあり、
ホテルに戻った後、すぐにお風呂に。
またもさっさと就寝しました。