2007/09/19 - 2007/09/21
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minamiさん
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さて、その日がいよいよやってきました!
大丈夫かな~不安いっぱいの私。
でも、先輩は年に100本以上添乗に乗る
ベテラン中のベテランだもん、大丈夫よね。
とりあえず、新横浜に集合30分前に行った。
って何より睡眠時間が足りない、足りなすぎ。
仕方ないんだけど、これも仕事。出張だからお金出るし。
我慢のしどころなんです。
さて、どんどん制服姿の生徒たちが集まってきた。
もう、何をどうしていいのやら、わからず・・
とりあえず、来た先生には挨拶を交わし先輩の指示を待った。
生徒が集まれば集まるほどラッシュ時で混雑してきて邪魔になる。
それを綺麗に並べてくれとの先輩からの指示。
でも、生徒は私のことをなめてかかってきてるし
(そんなこともなく)
大きい声は出せない(恥ずかしくて)ので、とりあえず
そこらじゅうにいる先生に事情を話して並べてもらった。
生徒は先生のいうことなら聞いてくれるでしょ?
入りたてのわけわからん添乗員よりかはね。
そっから、修学旅行スタート。
団体専用入り口から通してもらって、ホームへ。
ホームは3分に1本新幹線が通ってるホームだから忙しい。
そして、生徒が危ない。それを見張ってるのも注意するのも仕事。
もう、こっちは必死です。先輩は先頭を、私は一番後ろで
生徒と先生を挟む形で歩いていった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
無事に生徒達を新幹線に乗せ,ワイドビュー飛騨に乗せ、高山到着。
新幹線内では生徒は比較的静かでよかった。仲良くなった生徒もいた。
名前はもう忘れてしまったけど…あの子が私の添乗を楽しくしてくれた。
生徒はいくつかの施設を回り、最終的には、民宿に泊まる。
クラスもバラバラ、男女別々という、面白い形式。
男女バラバラって事は・・私の先輩は男性・・
嫌な予感・・的中。
民宿バラバラ~。添乗員がバラバラになっていいわけ!?
と半ば半キレ状態の私に比べ、先輩は余裕そうな顔。
いや~、無理だから!出発前に、同じ民宿だって言ったじゃん!
とわめきましたが、聞いてもらえず(当たり前)
先輩の泊まる民宿から車で15分くらいのとこの民宿へ。
私は一人ぼっち(生徒と先生いるけど)になってしまったのである。
その時間4時。
こんなに明るいのに何すりゃいいんだよ~!
部屋についてビックリ。民宿とは聞いてたけどね?
これ、普通の民家じゃん!(笑)
部屋にもちろんお風呂ないし、トイレないし。
かぎなんか、ついてるんだかついてないんだかで。
テレビ小さいし~その割に窓でかいし~。テーブルも小さいし~。
隣が先生達の部屋だったんだけど、声丸聞こえだし~。
あ~~~、もう最悪だよ~。って思ってた瞬間。
生徒達が上に上がってきた(私の部屋は2階)
そして、minamiさんいる~?って入ってきたので驚いた。
気を抜いてスーツからTシャツ姿になっていたのである。
慌ててスーツを着て、ドアをあけた。
(ドアっていっても曇りガラスでだいたい中の事わかるんだけど)
そしたら、電車の中で仲良くなった女の子とお友達がいた。
私の部屋を1周みわたして、いいな~一人で。ってつぶやいた。
それからバタバタと生徒達は下に下りていき、静かになった。
1時間位してからだろうか?先輩から電話がはいって、どうだ?
なんて聞くから、普通ですよって答えた。だって特に何もなかったから。
でも、それから30分した時また下が騒がしくなった。
そうか、生徒はこの時間を利用してお風呂に入っていたんだ。
髪の毛が濡れている子が何人かいた。そしてジャージだった!
最近の流行はPLAY BOYなのかな?結構同じようなジャージを皆着てた。
私はええ、まだジャージに着替えられずスーツですよ。
上着は脱いでたけど。
そそ、下がにぎやかになったな~って思ったらこれから花火にいくんだそうだ。
私は仕事だし、別に行く気もなかったんだけど、あの子がいたから。
あの子が誘ってくれたから私は行った。どうせ一人で部屋に引きこもってもね。
もちろんスーツで。先頭に案内のおばちゃん。あと、何人かが懐中電灯を持っていた。
じゃないと暗くて、何も見えない。
生徒達といろんな話をした。何せ7歳位はなれているから。
面白かったな~どんな芸能人が好きなのかとかさ。
逆に生徒達は私の方が興味深深だったみたいで(笑)
いろんな質問責めにあったけど、内容は内緒ね。
ただ1つ否定させて「私、元ヤンキーじゃないから」って事。
しゃべり方がね~中学生相手だと敬語じゃなくなるから
そう聞こえたみたいなんだけど、彼女達は最後まで
元ヤンキーにこだわり、絶対そうだって言ってたけどね(笑)
その後はみんなで花火。打ち上げからロケットから線香から。
色々なのが用意されてて、他の民宿の子も離れたとこでやってるのが
わかるくらい暗い闇の中、明るく光っていた。
それをどうにか写真に撮ろうかと思ったけど、暗くて無理だった。
みんなで花火をしたのは1時間30分くらいだったかな。
片付けも全て終えて民宿へ戻った。行ってよかったって思った。
その後は民宿のおばさん手作りの夕ご飯♪
野菜苦手な私だったけど、生徒と先生の手前残せず食べました。
でも、1つ思ったことはここのトマトはありえないくらいうまいって事。
この2泊3日間で人生の3年分くらいのトマトを食べたと思う。
みずみずしくて、本当においしかった。絶対私、若返った☆って思った。
それを帰ってから支店で言ったら、
だったら、そのトマト10箱くらいお局さんに送ってあげれば?
なんて、冗談な被害にも巻き込まれたw
それはいいとして。
やっと私にも休息の時間が・・なんてジャージに着替えようとしたら
先輩から電話で「一緒に見回り行くから」って。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!聞いてないんだけど」
と、軽くキレて、まぁまぁ、となだめられながら、お迎えが来た。
でも、確実に全員の先生は乗れないので2台に分かれて。
生徒達が泊まっている民宿は結構離れている。
近いとこは近いけど、遠いとこは遠い。
その為、暗い中、1こずつ訪問していく。
なんで、こんなことがあるのかといえば体調管理だそうだ。
私にはよくわからないけど、毎朝、昼、夜と体調管理表を出さないと
いけないそうだ。だったら私カンケーないじゃん。
とか、ブツブツ文句言いながら、先輩と先生が見に行ってる間、外にいた。
9月だというけど、高山の夜は涼しい。
本当に何もなかった。
まぶしいから車の電気を消して民宿の明かりだけになった。
そっからもちょっと離れてみたら1m先がまるで闇のように見えない。
こんな真っ暗で静かな場所初めてきたかもしれない。
そんなことを思っていたら、先輩が頭の上を指した。
見てみたら星がまるで、宝石箱をひっくり返したかのように散りばめられていた。
本当に暗いとこだと、星だけが光って、他は何も光らない。
星の光だけで充分明るかった。本当に。感動して涙が出そうだった。
一緒に見ていたのは私達だけではなくて、学校の科学の先生もだった。
その先生は片っ端から、あれが何座であれが何座でって教えてくれた。
面白くて面白くて、たまらなかった。
そして、私はこの時、初めてみたんだ。「流れ星」を…
一生忘れはしないだろう。あんなに澄んだところで見た綺麗な流れ星を。
位山という場所で、流星群の時期になるとみんな寝袋を着て、星を眺めるそうだ。
それくらい有名な場所だったって知ったのはもう少し後の話・・
先生達は早々と帰ってきて、校長先生がいる民宿に全員集合。
反省と明日からの豊富を語って長い1日が終わった。
多分11時は過ぎてただろう。早く戻りたい。車を出してもらって着いた。
生徒にわからないようにす~っと入って、部屋に行き、即効でお風呂に浸かった。
先生達も避けているせいか一緒にはならなかったので、気持ちよく入れた。
お風呂から上がると先輩から電話が何件か入ってたので、電話してみたら、
近くのコンビニの帰りだという。もし買いたいものがあるならどう?
って誘われて行きます!って言ったはいいが、すっぴんに髪の毛オールバック。
大丈夫かな~って思いつつ車に乗り込んだら、意外と普通な反応。
コンビニまで行ってもらってアイスとチーズとチョコレートを買った。
また民宿まで戻してもらって、今夜はおやすみなさいをして別れた。
1日疲れた、めまぐるしかった。でも楽しかった♪
そう思えた初日であった。
とりあえず、テレビを見ながら、アイスを食べて、
そのまま寝たのはいうまでもない。
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