もう一つのアルザス　−　コルマール　−　

2008/05/20 - 2008/05/20

ルート・デ・ヴァンをレンタカーで走ったが、その中心とも言える街コルマールは、街をゆっくり歩きたいと思い、一日、時間をとって電車で出かける。（ストラスブールから約30分）
駅から10数分歩くと旧市街、中世からの建物・コロンバージュ・運河・・ゆっくり散歩するには最適の街。

エリア フランス

ストラスブール駅・・何時からなのか鉄骨の覆いを掛けられて・・モダンさを装ったのかも知れないが、余り好みではない。ガラス面がもう少し透明なら、光と古い建物の反射がよかったかも知れないが・・

コルマール駅から旧市街に向かう途中の公園。
公園もさることながら彫像も立派！

コルマールと言うと、「イーゼンハイムの祭壇画」が挙げられる、その傑作があるウンターリンデン美術館の入り口。出入り口は後世付け加えたらしい。

13世紀からの僧院をそのまま美術館にしている。
ゴシック式と言われる回廊。

柱頭飾りなどなく素朴・・ちょっと優雅さに欠けるかなぁ・・

屋根つき市場の角に、バルトルディ（自由の女神像などの製作者）という彫刻家の「ラ・フォンティンヌ・ヴィニュロン」

コロンバージュの修理、手作業の大変な仕事・・職人は建物の修理に余念がない。

ファサード、窓が魅力的な中世からの建物・・

かなり大きなサン・マルタン教会。屋根瓦が特異。古色蒼然という感がある13世紀半ばの建立。

これも中世からの建物で、メゾン・フィステル。
幾度の戦争にも壊されず残されてきている。

15世紀半ばのルネッサンス様式風建物、かって税関だったそう。

反対の角度から・・この階段を含め優雅なこと・・

プチット・ヴェニスと呼ばれる区域に入って・・

このパステルカラーの家並みの可愛らしいこと！

ストラスブール同様、ライン川の縦横に走る支流が、コルマールの街を中世から栄えさせてきている。
建物の水に映るシルエットが、情感を誘う・・

駅に向かって帰る時みかけたガラクタ屋さん・・・