2010/08/21 - 2010/08/21
451位(同エリア921件中)
クロパンさん
観光案内所でふと目にした「チョコレート博物館」のパンフレットがきっかけで、チョコレート大好きのわたくし、行かずにはおれなくなりました。
さっそく、Strasburg 近郊のGeispolsheim という街(村)まで行ってみました。
私は車を使いましたが、Strasburg から62番又は66番のバスで "Pont du Peage" なる停留所で降りれば、歩いて 300 m くらいのところに位置するようです。
<http://www.musee-du-chocolat.com/musee-en.php>
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
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真夏の土曜日、お天気も良さそう...行楽渋滞があるかもしれない...と、早めに出発した甲斐あって、開館時間の午前9時の5分前くらいに現地に到着しました。
が・・・?!、何だかまったく人気がなさそう...??? 今日は閉館日だったっけ?!
まあ、9時まで待ってみよう と、しばらく敷地内を散策することからスタート。 -
昔のチョコレート製作機器が屋外に展示されてました(説明のパネルもあったので、放置ではなく展示です)。
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ここは公共の博物館ではなく、MARQUISE DE SEVIGNE社という、チョコレート・カンパニー独自の博物館です(<http://www.marquise-de-sevigne.com/chocolats.php?lg=en>)。
髪を結った女性のシルエット...意識してなくても、どこかで見たことあるマークですよね。
1892年、温泉リゾートにあったチョコレート店を基盤として、家族経営のチョコレート製造販売商店として本格的に事業を興した会社だそうです。 -
この一帯はいわゆる工業団地らしく、博物館のある敷地には、同社の工場があります。
また、同じ敷地内には、FAUSHON の看板も見えていました。
敷地の入口に FAUSHON の製品を販売しているらしい小屋もありましたが、この日は営業していませんでした(朝早すぎただけかな?!)。 -
9時を少し過ぎた頃に1台の車がやってきて、アタフタと博物館に駆け込んでいく女性...
どうやら職員の方らしく、只今ご出勤です。
5分ほど間をおいて、私たちも博物館へ入ってみました。
「今、準備しているから、ちょっとだけ待ってね」と言われ、しばらく入口ホールの展示を見ながら待機です。 -
入館料大人1人8ユーロ。高いと思うかどうかは、人それぞれの価値観次第ですからね...私は個人的には、いいんじゃないの と思います(でも、ちょっと高いかなあ?!)。
はじめに、Meeting room なる小ホールでチョコレート製造の全般的な内容をまとめた映像観賞からスタートです。職員の方に、「映像は、フランス語、英語、ドイツ語のどれがいい?」って聞かれました。そして、「ごめんね、日本語は無いの」って、先に言われてしまった。 -
小さいけど、結構ちゃんとした作りの視聴覚ルームですよ。団体のお客様、学校の社会見学、業界関連のセミナーなどのような催しに対応しているようです。
本日の初回上映は、私たち貸切りでした。 -
上映の所要10分ほどだったかな...チョコレートの歴史と製造工程概略の映像を見終えたら、展示スペースへ進みます。
光ってしまって、巧くない写真ですが、展示施設の通路の壁には、こんな感じで、昔のアイテムが紹介されています。 -
博物館の本体展示は南米のカカオの木の紹介からスタート。
カカオ豆とその抽出物は、ある時は神への捧げもの、ある時は成人の儀式のアイテムとしてなど、かなり神聖なものだったようです。
余談ですが、この遺跡の顔、アナハイムにある某パークのアトラクションでたびたびお目に掛かったのと同一モデルですね。 -
そして、ホットチョコレートドリンクとして、ヨーロッパの人たちの嗜好品へ。
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場面は一気にパリの街へ。
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チョコレート製造過程をお勉強中。
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かつて使われていたチョコレートの鋳型。
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動物や鐘の形のチョコレートも、こんな機械を使って作られていたんですね。
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ところどころ、ボタンを押すと解説音声が流れます。
ここのパートは、プラリネやガナッシュなど、チョコレートの種類に関する展示と解説でした。 -
蓋らしきものを開け閉めすると、いろんな種類のチョコレートの香りを嗅ぐことができる(らしい)...バニラ風味は何となくわかったけど、香りは全般的にだいぶヘコタレてたように思います。
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見学ルートの最後は、チョコレート・デコレーションのデモンストレーション用ラボです。
この日(というか、この時間帯)は、デモはやってませんでした。これも朝早すぎたからかな?! なんといっても、まだこの時間帯には受付にいた女性一人しか職員がいなかったんですもの。見学者も、私達夫婦以外に3組ほどしかいませんでしたし...。 -
見学ルートを出ると、お決まりのショップがあります。
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お決まりのルートとはわかっていても、拒めません。さっそく、チョコレートを物色です。
なお、帰り際に受付で入館チケットを提示すると、お土産用のチョコレートパックを貰えます。 -
ショップの隣には、カフェ&レストランもあります。
それなりのメニューも用意されているようですよ
<http://www.musee-du-chocolat.com/restau-en.php>
この日は、私たちがショップで物色している頃に、レストラン担当の方らしき職員さんが1人ようやく出勤されてきました。施設の本格的な始動は10時半頃からなのでしょうね。。。 -
今回は、突然の思いつきで博物館を訪ねてみましたが、、、実は、2007年にアルザス・チョコレート街道なる命名がなされたルートがあることを後になって知りました。へえ〜〜。
といっても、特殊なルートではなく、ワイン街道とかぶっているので、アルザスの村々を巡る際に、ワインだけでなく、チョコレートにも注目してみるのもいいかもしれません。 -
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