![今回の目的地は「西芳寺」。京都の世界遺産も、これで完全制覇ということになる。泣くな、泣くな。泣くのはまだ早いぞ。その目に最後の遺産を焼き付けるんや!](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/24/85/650x_10248519.jpg?updated_at=1408194880)
2008/02/23 - 2008/02/23
21366位(同エリア44173件中)
ごんぶとさん
今回の目的地は「西芳寺」。京都の世界遺産も、これで完全制覇ということになる。泣くな、泣くな。泣くのはまだ早いぞ。その目に最後の遺産を焼き付けるんや!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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苔寺前バス停から徒歩3分ほどで、
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西芳寺の正門に辿り着いた。
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しかし、この寺は誰もが自由に拝観できるわけではない。1週間前までに往復はがきで拝観を申請し、事前に参拝証をgetしなければならないのだ。
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参拝冥加料として3000円を支払わなければならないのだが、境内の景観保護のためには止むを得ないだろう。
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よし、中へ入ることができたぞ。
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まずはここで写経を受けるのが参拝のルールだ。だから参拝冥加料として3000円を納める必要があるというわけか。
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般若心経を唱え、願い事を札にしたためる。願いは叶うだろうか?
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写経の後は自由行動となる。
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さて、もともと「西方寺」という名前だったこの寺。荒れ果てていた寺を再興させたのは、作庭名人・夢窓疎石だった。
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1339年に寺名も現在の西芳寺と改めさせ、今日に至るそうだ。
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西芳寺と言えばやはり庭園一面を覆う苔で有名。
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「苔寺」との愛称もそこからきている。
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しかし、作庭当初にはこのような苔はなく、今の姿になったのは江戸時代末期だという。
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必ずしも疎石が描いた庭園像とは異なるかもしれないが、より面白みを増したその景観は良い方向へステップアップしたといえないだろうか。
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今回のbestshot。
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緑と水の庭園。なんだか癒されるなァ。
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特別名勝にも指定されるこの庭園は、上・下段の二段構成となっている。
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上段は枯山水の石組み、下段は池泉回遊式庭園が広がり、それぞれに違った趣向が取り入れられているのが特徴だ。
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金閣寺や銀閣寺にも影響を与えたこの庭園の落ち着きこそが、西芳寺の魅力といえるだろう。
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池泉回遊式庭園には重要文化財の「湘南亭」が建てられている。千利休の次男・千少庵によって再興された茶室だ。
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幕末の時代に、岩倉具視が匿われていたことで名を知られている。
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が、やっぱりここも質素な佇まいで、庭園との調和がうまく図られていた。
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ということで、西芳寺探訪はここまで。最後を飾るにふさわしい、日本的な魅力に溢れる場所だった。
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京都訪問もこれで終わりかと思うと、何とも言えぬ達成感が込み上げてくる。「古都京都の文化財」はこれにて完全制覇とあいなった。…京都よ、有意義な旅をありがとう!<17/17制覇>
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