旅記録日帰り編2008　東京〔03－浅草編〕

2008/05/13 - 2008/05/13

【近畿脱出１－ＤＡＹトリップ第２弾！ＪＡＬファーストと水上バスで浅草へ行ってみよう！！】
忙中閑あり、半ば無理矢理休みを取って近畿を飛び出した日帰り旅。
初めてのファーストクラス搭乗も、関東の南海上を通過中の台風の影響を受けることがほとんどなく無事に羽田に降り立ち、辛うじて傘を差さずに歩ける程度の霧雨の中、日の出桟橋から水上バス・隅田川ラインに乗って、周囲の風景・それぞれ形に特徴のある隅田川の橋の数々を眺めながら浅草に到着した。
初めての浅草、まずは雷門を目指して歩こう。

【メンバー】
一人旅。

【ルート】
5/13　伊丹空港－＜ＪＡＬ＞－羽田空港－＜東京モノレール＞－浜松町－＜徒歩＞－日の出桟橋
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10247997/）
　　　－＜東京水上バス・隅田川ライン＞－浅草
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10247998/）
　　　－＜徒歩＞－雷門・浅草寺－浅草ビューホテル
　　　（以上の旅行記⇒本編）
　　　－＜タクシー＞－入谷鬼子母神－＜徒歩＞－上野－＜ＪＲ山手線＞－東京
　　　－＜東海道新幹線＞－京都
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10248002/）

【エピソード】
■近畿脱出１－ＤＡＹトリップのルール
日帰りの旅も、朝早くから夜遅くまで動き回ればかなりの行程を組むことができるのだが、効率良く動き回るため、また我が家の愛犬・３代目ポピーの急な通院に備える意味もあって、プランニングのルールを決めている。
①可能な限り、平日に実行する。
②可能な限り、平日の出勤と同じ時間に自宅を出発する。
③可能な限り、新大阪なら１８時、京都なら１８時半に帰着する。
④可能な限り、往路と復路で何か（移動手段や列車の種類等）を変える。

【表紙の写真】
ご存知・雷門。印刷物やメディアではなく、やっと実物にお目にかかれた。

エリア 浅草(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩

■11:35　浅草散策開始
日の出桟橋から約４０分をかけて隅田川をさかのぼり、吾妻橋に到着した。
ここからはまず雷門を目指し、仲見世通りを通って浅草寺の境内を歩こうと思っている。
雷門方面へ歩こうとして振り返ると、先程水上バスの中から見えた不思議なオブジェを乗せたスーパードライホールが、隅田川の対岸に見えた。

■隅田公園
水上バス乗り場の脇には、隅田川に沿うように公園が設けられていた。
相変わらず霧雨が降っているが、どうにか傘を差さずとも歩ける程度。
本降りにならないことを祈りながら、先を急ぐことにする。

隅田公園 公園・植物園

■東武・浅草駅
最初の交差点の信号待ちで視線を上げると、東武電車の浅草駅の看板が目に入った。
東武・・・はて、つい最近も耳にしたような。
そうか、昨年の秋に鬼怒川温泉へ向かうのに特急に乗ったんだ（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10183736/）。

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

■お江戸だ〜
交差点で周囲をキョロキョロ見回すと、「江戸通り」の文字にレトロなバス。
“浪速”からここお江戸まで、東海道をひたすら歩くと一体何日かかるんだろう。
私は半日もかからずに来てしまったけれど。
・・・などと、暇にまかせてボンヤリ考えてみる。

■三社祭
今日は５月１３日、あと３日でこの界隈は三社祭で賑わうことになる。
その賑やかさを眺めてみたいと思う反面、人混みの苦手な私、祭りの本番をはずして来て良かったと胸をなでおろしてみたり。

■偶然の発見
商店街が途切れたところに突如として雷門が現れた。
門をくぐる前に少し離れた正面付近から写真を撮ろうと思い、交差点を渡ったところで偶然見つけたのが、この浅草文化観光センター。
今回の旅は、あまりしっかりと下調べをして来なかったのだが、このセンターの存在は、ここに来るまで知らなかった。
名称からしてきっと観光案内があるはず、とにかく中に入ってみよう。
（⇒クチコミ「浅草文化観光センター−浅草散策の情報収集に」
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/ueno/asakusa/tips/each-museum-asakusabunkakankosenta-10013349-10095020.html）

浅草文化観光センター 美術館・博物館

■三社祭の神輿
館内に入ると、大きなガラスケースに収められて神輿が展示してあった。
浅草と言えば、やっぱり三社祭なのかな〜。

■パンフレットの数々
周囲をぐるりと見渡すと、ラックに並べられたパンフレットの数々。
浅草だけでなく、台東区内の観光情報がここで手に入る。
これなら、事前に地図を用意できていなくても、観光には不便がなさそう。

■賑わう雷門
平日の昼前、しかも今日は朝から台風による降雨という悪コンディションにもかかわらず、雷門周辺は観光客・修学旅行生でいっぱい。
人が増えてこないうちに、雷門をくぐって仲見世通りを歩いてみよう。

仲見世通り 名所・史跡

■雷門①
関西に住む私にとっては、浅草＝雷門のイメージが強い。
この大きな提灯を目の前にして、やっと浅草へやって来たという実感が湧いてきた。

■雷門②
門をくぐって振り返ると、この大提灯、５年程前に奉納されたもののようだ。

■仲見世通り①
初めて歩く仲見世通りは、想像していたより道幅が狭い。
向こうに見える浅草寺の建物まで、人を掻き分けながら進んでみよう。

■仲見世通り②
通りの両側には、土産物の店あり、専門店あり。
覗きながら歩くと、短い距離でも結構時間がかかるもの。

仲見世通り 名所・史跡

■新仲見世通り
仲見世通りの途中で、横切るようにアーケードの商店街が現れた。
霧雨模様の中、ここなら濡れることがないせいか、大変賑わっている。
ところで、そこのオジサマ、そのメガネ大きすぎない？

仲見世通り 名所・史跡

■安立屋①
下調べをあまりして来なかった割には、買い物情報のチェックだけは逃さない。
仲見世通りの中程になるだろうか、犬猫用品専門店の安立屋は、絶対に立ち寄ろうと思っていた店。
表のショーウインドゥには、最近あまり見かけなくなったぬいぐるみもズラリ。
３代目ポピーへのお土産を探しに入店してみる。
（⇒クチコミ「安立屋－仲見世通りのぬいぐるみ・置物が豊富な犬猫専門店」
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/ueno/asakusa/tips/each-shopping-general-10094989.html）

仲見世通り 名所・史跡

■安立屋②
やっぱりポメラニアンに目がいくなぁー。
でも、ちょっと目つきが怖いかも・・・。

■たけや
安立屋で少しばかり買い物をして、再び浅草寺を目指す途中で足をとめたのは、お箸の専門店。
品数がとても豊富で、逆に選ぶのに苦労する。

浅草寺 寺・神社・教会

■浅草寺はもうすぐ
右に左にと仲見世通りの店舗を覗きながら歩いているうちに、浅草寺の宝蔵門が随分近くなっていた。
通りの左側に店舗がないところまで来ると、人も少しスムーズに流れている。

■収穫
雷門を出発してここに至るまでに、私の手には１袋分の収穫が。
えーっと、ＪＡＬファーストと水上バスに乗って買い物しに来たんだっけ？(笑)

■浅草寺の説明
宝蔵門の手前左側の店舗のない辺りには、浅草寺の起源やお参りの仕方を説明する案内板がいくつか並んで立っていた。

浅草寺 寺・神社・教会

■宝蔵門
雷門をくぐってから仲見世通りの先にずっと見えていたのがこの建物。
境内も、旅行客と修学旅行生で大賑わい。

仲見世通り 名所・史跡

■本堂
宝蔵門の先には、瓦屋根が大きい本堂が見えた。
少し霧雨が強くなってきたが、お構いなしで歩く人も多い。
修学旅行生を見習って(？)、私もバッグから傘を取り出すことなく“水もしたたるオバサン”になる(冷汗)。

■五重塔
京都の東寺で見慣れているものの、それよりは色鮮やかさを感じる浅草寺の五重塔。

浅草寺 寺・神社・教会

■沙竭羅龍王像
本堂手前で清めの水場に立つ像はちょっとコワモテ。
しっかり手を洗わないと怒られそう。

■参拝①
いざ本堂へ。
ここにも随分大きな提灯が下がっているが、そう言えば豊川稲荷の本殿にも大きな提灯があったなぁ（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/13705063/）。

豊川稲荷東京別院 寺・神社・教会

■参拝②
本堂の中は撮影できないので、その手前までということで。

■浅草神社①
本堂でのお参りを済ませて脇へ出てみると、浅草神社の境内が見えた。
浅草寺の境内と違い、ほとんど人の気配が感じられない。
ここまで来たら見に行ってみよう。

■浅草神社②
もうすぐ三社祭だと言うのに、この静けさは何故？
境内に人の姿はなく、すぐ隣で賑わっている浅草寺とは大違い。

■浅草神社③
能舞台まであるのに、やっぱり浅草寺の観光客はここまで入って来ない。

■再び浅草寺へ
何だかちょっと別世界に入ったような気分になって浅草神社の境内を出る。
再び浅草寺の本堂前を通過して西へ向かうことにする。

■目標の建物
本堂前から西を見ると、高い建物が１つ見えた。
浅草ビューホテル、今日のランチに立ち寄ろうと思っている場所である。

浅草ビューホテル 宿・ホテル

■影向堂①
本堂前から浅草ビューホテルの方向に向かって歩くと、先程の浅草神社と違って人の気配のある一角が。
影向堂というお堂、干支の守り本尊を祀ってあるそうな。
ちょっと覗いてみようかな。

■影向堂②
お堂の手前には、少しホッとできる庭園があって、鯉が優雅に泳いでいた。

■影向堂③
池の上に茂る銀杏の木。
秋の黄色い色づきもキレイだけれど、緑色も目に優しい。

■影向堂④
撮影できない堂内でのお参りを済ませて、影向堂を後にする。

■商売繁盛
影向堂から元の道に戻る途中で見つけたお地蔵様。
会社が儲かれば私たちの身入りも増えるわけで・・・。
お願いしますよぉ〜。

■花やしき通り
浅草ビューホテルに向かうには、この通りをまっすぐ抜ければ良い。
お店は見えるけれど、人通りは・・・。

■花やしき
歴史のある遊園地の花やしき。
受付に人の姿があったので営業しているのだと分かったけれど、通り同様に人の姿が見られない。
ちょっと恐いもの見たさの気持ちもあったけれど、日帰りの忙しい旅、また機会があればということで。

浅草花やしき テーマパーク

■13:05　浅草ビューホテルへ
花やしき通りを抜けて国際通りに出ると、すぐ向かいが浅草ビューホテル。

■浅草ビューホテル
今日はここでランチにしようと決めて来た。
結構しっかり歩いたのでお腹ペコペコ〜。

浅草ビューホテル 宿・ホテル

■ホテル２７階へ
館内にいくつかあるレストランのうち、中華にしようかフランス料理にしようかと迷いながら、とりあえずレストランのある２７階へとやって来た。

■唐紅花
そう言えば、昨日のランチはイタリアン（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10244032/）。
２日続けて洋食ランチじゃない方がイイかと、結局は中華を選択する。
ランチタイムで少々混み合っていたが、ほとんど待つことなく席に案内して頂いた。

■ランチセット・前菜
席に着くと、メニューが手渡された。
朝食は機内で頂いた（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/14050461/）が、歩き回ってすっかり消化されてしまいかなり空腹。
ランチ懐石ぐらいペロリと頂けそうな勢いだったのだが、懐石は２名からしかオーダーできないのだそう。
アラカルトで数品頼むと逆に食べ切れなくなりそうなので、ここはおとなしくセットをお願いした。
（⇒クチコミ「唐紅花−浅草ビューホテルの中国料理店」
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/ueno/asakusa/tips/each-restaurant-general-10094990.html）

浅草ビューホテル 宿・ホテル

■ランチセット・スープ
野菜たっぷりで私好みの薄味スープ。
ふぅ〜、疲れが取れる〜。

■ランチセット・メインとご飯
メインは海の幸と野菜の辛目の炒め物。

■ランチセット・デザート
最後は、ココナツミルクの海に浮かぶタピオカ島に囲まれた富士山型のマンゴープリン。
程良い甘さで生き返る。

■キャッシャーは共通
お腹の虫がおさまり、水上バス乗船以来ほとんど座ることなく酷使した足が少し休まったので、次の行動に移ろうと店を出る。
キャッシャーは、どちらにしようか迷ったフランス料理店と一緒になっていた。
そのカウンターに「ＡＮＡマイレージが貯まります」の表示。
今日はＪＡＬに乗って来たけれど、ＡＮＡのマイルも貯められるとはラッキー♪

■食後の一服
エレベーターホールに向かう手前に喫煙ルームを見つけた。
あ〜ちょっと一服して行こうっと。

■ここにも
ホテル１階に降りると、浅草散策の始めに観光文化センターで見た三社祭の神輿がロビーに展示してあった。
あと３日もすれば、祭りを見に来る観光客でこのホテルも予約いっぱいかしら？
さてさて、あと１ヶ所立ち寄ってから大阪へ帰りましょうと、相変わらず霧雨が降るのをちょっと恨めしく思いながら外に出た。