2008/05/03 - 2008/05/14
594位(同エリア866件中)
マッパさん
11泊12日 スペイン&ポルトガル個人旅行
訪れた都市:フランクフルト、マドリード、トレド、コルドバ、グラナダ、セビーリャ、ポルト、リスボン、ファティマ、アルコバサ、バターリャ、ナザレ、オビドス、シントラ、ロカ、カスカイス
【主な日程】
5/3 関空【LH】フランクフルト(観光)【LH】マドリード
5/4 マドリード【AVE】コルドバ【バス】グラナダ
5/5 グラナダ【バス】セビーリャ
5/6 セビーリャ【AVE】マドリード
5/7 マドリード〜クラシコ(サッカー)観戦
5/8 マドリード【バスツアー】トレド
5/9 マドリード【TAP】ポルト
5/10 ポルト【CP】リスボン
5/11 リスボン【貸切車ガイド付】ファティマ、アルコバサ、バターリャ、ナザレ、オビドス
5/12 リスボン【CP】シントラ【バス】ロカ岬【バス】カスカイス【CP】リスボン
5/13 リスボン【TAP】フランクフルト【LH】
5/14 関空
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5/4(日)
コルドバ。午後からはユダヤ人街、メスキータを観光し、アルハンブラ宮殿の夕景に間に合うように、夕方バスでグラナダへ向かいました。
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ローマ橋の中間付近から見た、メスキータ。
日陰もなく、この辺りは熱中症になりそうなくらい暑かったです。帽子、サングラスは必須でしょう。 -
メスキータの外壁。
総面積2万4000?を、ぐるりと外壁が覆っています。 -
メスキータの入り口を目指して歩いていると、Oficina de Turismo(観光案内センター)がありました。中に入って、コルドバの地図(英語)をもらいました。
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メスキータへの入り口「免罪の門」です。
メスキータ。
もともとキリスト教の聖堂があった所に、イスラム教徒がモスクとして増改築を繰り返し、その後またキリスト教徒によりカテドラルへと改築されたという、珍しい建築物。 -
中庭へ入ると、明るい歌声が。
今日は何かイベントの日だったのかなぁ? -
アルミナールの塔です。
ちょうど12時の鐘が鳴りました。
本当にいい天気です。 -
オレンジの中庭から見た、アルミナールの塔と免罪の門。
多くの観光客が、木陰で休んでいます。
さて、モスクに入るためのチケットを買おうかな…。 -
チケット売り場に人がいない…なぜ?
理由はこれ。
スペイン語なのでよくわかんないけど、Celebrationがあるから、今日は10:30〜14:00まで入れませんってことだと解釈。
時計は12時。Openまで2時間あります。
メスキータを観光してから昼食にしようと思っていたけど、先に昼食をとってから、再び訪れることにしました。 -
ユダヤ人街を散策。
ちょっと道を曲がっただけで、人通りがなさすぎてビビる私。治安がそんなによくないという噂を耳にしたので。 -
白壁にお花が綺麗です。
とあるレストランの入り口。高そうなのでパス(笑)。 -
白壁に黄色いアクセントが素敵。
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地図を片手に散策していると、有名な「花の小道」にたどり着きました。
赤いゼラニウムが満開。
実家の庭にも咲いてるけれど、まるで違う植物のように見えます(笑)。
遠くにアルミナールの塔が見えて、これぞコルドバという写真が撮れました。 -
ブラブラ歩いた後、ガイドブックを頼りにしてパティオで食事ができるレストランへ。コルドバの郷土料理が味わえるお店だそうです。
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ホタルイカのフリット。
ハーフサイズ。
このハーフサイズがあるってところが良心的。
すぐにお腹がいっぱいになるんで…。 -
サルモレホ(コルドバ風冷たいスープ)。
これもハーフサイズ。
あと、パンとミネラルウォーター。
今日は朝食が2回あった上、予定より早い昼食になったためお腹がそんなに空いておらず、軽めです。 -
13時50分頃、メスキータのモスクの中に入るチケット売り場へ行くと、すでに長蛇の列でした。待つこと15分ほどで買えました。1人8ユーロ。
写真は、シュロの門。 -
中に入ると、大理石の円柱の森!
なんと約850本もあるそうです。
赤と黄色に着色された馬蹄形をしています。
キリスト教徒がイスラム教徒を追い出した後、このモスクを見て破壊せずにそのままカテドラルとして利用したというくらい、素晴らしい建築です。
でも、ちょっとは破壊したらしいですけど。 -
歴史背景といい、スケールの大きさといい、すべてに圧倒されました。
今回、グラナダのアルハンブラ宮殿に期待していたんですが、このメスキータも同じくらい感動しました。
訪れることができてよかった…! -
感動で言葉になりません…うっとり。
-
円柱の森の真ん中にある、中央礼拝堂です。
モスクは10世紀後半に完成。その後1236年にコルドバは陥落、キリスト教徒によってカテドラルとして改築されていったわけですが、この礼拝堂部分は16世紀に作られたそうです。 -
イスラムテイストと、ヨーロピアンテイストが融合しています。
歴史の変遷を目の当たりにして、これまた遠い昔に思いを馳せる私…。 -
ミイラブ。
メッカの方向を示す目印で、モスクにおける重要な場所。丸い穴の奥に、小部屋が見えます。豪華で繊細な装飾が素晴らしいです。 -
さて、メスキータからタクシーでコルドバ駅へ帰ってきました。
16:30発のグラナダ行きに乗ります。
チケットはインターネットで予約済み!
カード決済(MasterCard)した後、最後のページをプリントアウト。これがチケット。まったく便利な世の中になったものです!
また、ネット上でグラナダ〜セビーリャ間は座席指定できましたが、コルドバ〜グラナダ間は自由席でした。そのわけは後で。
ALSA(バス会社)
http://www.alsa.es/
(ちなみに、ページ右上からEnglishを選ぶとラクです) -
バスが来るのを待っています。
ほとんどの人がグラナダ行き。アジア系は皆無。
ヨーロッパも連休だったようで観光客が多い!
それで、座席指定なしの自由席だったようです。
ちなみに、こんなことがありました。
グラナダ行きのバスは2台に分かれていました。家でプリントアウトしたチケットは、昇降口に立っている運転手さんに見せます。そのチケットに「Coach1(1号車)」と書いてあったのに、気づかなかった私たち。運転手さんに「1号車やで」ってスペイン語(早口)で言われたけど、それでもわからない。「??」。すると、運転手さんは私をバスの前まで手を引いてくれ、窓に「2」と書いてあるのを指差した。そして、隣のバスを指差して「あんたは1。」とゆっくり教えてくれました〜。手のかかる客で申し訳ない!でも優しかったです。 -
バス車内はこんな感じ。
満席です!
遅めに乗り込んだダンナと私は、
通路を挟んで隣同士に座ることになりました。
高速道路や、下道を走ったり。
乗り物酔いしがちな私は、ひたすら寝てました。 -
18:50、グラナダ到着!
予定では19:30到着だったのですが、かなり早く着きました♪ -
19:00前だというのに、まだまだ明るいです。
Estacion de Autobus前の風景。
客待ちのタクシーがたくさんいました。
10分ほどでホテル着。 -
Alhambraという表示が見えます。
いよいよアルハンブラ宮殿…!!! -
本日のホテル、Corona de Granadaです。
一番左に日本の国旗。
フロントは英語でOK。 -
まずはホテルにチェックイン。
会社の福利厚生を使って予約。
グラナダではこのホテルしか提携してなかったので、
自動的にこのホテルとなりました。 -
結構広いです。
冷蔵庫は鍵がかかってました。
まぁ使うこともなかったので構わないんですが。
テレビは壁掛けタイプ。お金かけてますね。 -
洗面所はこんなかんじ。
4つ星にしては、あっさりしすぎな感じ。 -
簡素な内装に加えて、アメニティなんかも少なめで、シャンプーと石鹸、シャワーキャップだけ。4つ星なんだから、もう少し良くても…ねぇ。安く泊まれたし、1晩だけなんだからと我慢、我慢。
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トイレとお風呂。
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アルハンブラ宮殿の夕景を見ようと、アルバイシン地区の中にある、サン・ニコラス広場へタクシーで向かいました。細くて急な坂道をグネグネと上り、着いた先がここ。すでに観光客でいっぱい!
ポロポロとギターを弾く若者などもいて、いい雰囲気です。 -
アルバイシン地区、夕暮れの街並み。
石畳にランプの光が反射して綺麗。 -
サン・ニコラス教会。白壁の簡素な外観。
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20時過ぎくらい。
日が沈んだところで、まだ明るいです。 -
広場で待つこと30分。ライトアップされた宮殿です。
これを見るためだけですが、この広場に来る価値あり。 -
広場からちょっと下ったところに、アルハンブラバス乗り場がありました。帰りはこれでヌエバ広場に向かうことにしました。運転手さんに「Plaza Nueva?」って聞くと、このバスじゃないって言われ、次に来たバスに乗車。どのアルハンブラバスもヌエバ広場を通ると思ってたので、念のため聞いておいてよかったです。
アルハンブラバス:1回1ユーロ。乗車時に運転手から切符を買うシステム。1日券などもあるみたい。ヌエバ広場〜アルハンブラ宮殿〜アルバイシン地区などを周回しています。路線は3種類あるので、乗る前に運転手さんに行き先を尋ねてから乗ると良いかと。真っ赤な小さいバスなので、すぐにわかると思います。10分間隔くらいで来るので便利。最終は23:30頃まであるようでした。 -
ヌエバ広場でバスを降り、夕食をどこで取ろうかと悩みつつ街を散策。
イザベル・ラ・カトリカ広場。
噴水と銅像がライトアップされてます。
銅像は、イザベル女王に謁見するコロンブスの図。 -
王室礼拝堂付近です。
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コロン大通りから見た、夜のカテドラル。
思わず見とれてしまいます。 -
夕食はヌエバ広場近くのハム専門店「La Cueva」に決定。チェーン店のようです。天井からたくさんの豚の足が吊り下げられています。店内はお客で満員でした!
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とりあえずサングリアで乾杯。ちょっと薄い…けど、歩き疲れていたこともあり、喉も渇いてて、グビグビ飲めてちょうど良かったです。スペインではどこへ行っても、パンはあんまり美味しくないです…。
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生ハムのセットをオーダー。2人前にしたら、多かった!左上の脂身のたっぷりのやつが、一番美味しかったです♪
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Sopa de Ajo。アホのスープ。アホとはニンニクのことなんですね。これが抜群に美味しかった〜!疲労回復!このほか、ミックスサラダを注文。JCBカードでOKでした。それにしてもユーロ高が恨めしい。
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何事??店を出ると、街中、車のクラクションが鳴り響き続けてるではありませんか。すぐにオットが「レアルマドリーが優勝したんや!」と叫びました!そう、今日はレアルが優勝を決めるかどうかの大切な試合の日だったのです。オットはサッカー観戦のできるレストランに入りたかったのを我慢してたんです。で、試合を見逃したことを悔しがってました。後から分かったのですが、ロスタイムに逆転ゴールが入るという、超劇的な優勝決定シーンだったそうです。これは見たかったですねぇ。
…というわけで、2日後にマドリードで観る予定のレアル対バルサ(クラシコ)は、レアルの優勝が決定した後の初めてのホームゲームという、とても価値ある試合になったのです!!!なんてラッキー! -
続々とレアルファンたちが集まってきました!車のクラクションと、「Campione! Campione! Ole Ole Ole!」の歌声で街中が大騒ぎ!グラナダですらこんなにお祭り騒ぎということは、マドリードは…もっとすごいことに!!!あぁマドリードにいたかった…とオット。いや、スペインにいることだけでもすごいと思わな、ねぇ。発炎筒がたかれたり、爆竹の音なんかも聞こえて、街頭には警察も出てて、ちょっと物々しい?でも基本的には祝賀モード。グラナダってレアルファンがこんなにいるんだ〜って思いました。
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車の中からレアルの旗を振る女性。街中こんなのばっかりです!カメラを向けると、余計に喜んで。こっちも楽しくて仕方がない!!なんて素晴らしい夜なんだ!
レアルマドリーは日本の野球で言うと「巨人」みたいなチームで、欲しい選手は大金をはたいて獲得し、常勝当たり前な存在。逆に「阪神」的なバルセロナ(愛称:バルサ)と好みが分かれるところ。ちなみに私は、どちらかといえばバルサファン。でも、この夜はレアルファンの喜ぶ姿を見るだけで、サッカーファン冥利に尽きました…。 -
イェ〜イ!レアルが優勝したんだぜー!ってなことを言ってるんだろう。とにかく、ヌエバ広場からホテルまで歩く間、ずーっとこんな調子でした。
ホテルに帰ってから、テレビをつけたらマドリードの様子を中継してました。シベレス広場がえらいことになってましたね〜。待ってろ2日後!で、就寝。
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この旅行記へのコメント (1)
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- かっちぃさん 2009/04/19 10:31:00
- はじめまして!
- 自分が使ってるデジカメ(FX500)を探して辿り着きました。
僕もスペインへは15年ほど前にグラナダに1ヶ月間滞在して
アンダルシア各地を巡りました。
マッパさんの旅行記を見てるととても懐かしく、
また、自分が使っているのと同じデジカメでたくさんのキレイな
写真を撮ってきていただいてて非常に嬉しくなりコメントさせていただきました。
またアンダルシアを思い出したくなったらお邪魔させていただきますね。
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