ベトナム旅行・フエ１日目

2008/04/29 - 2008/05/06

５月２日
４時に起き、荷物をまとめて、５時前には、ホテルのロビーに行った。まだ電気がついていなかった。どうやら、従業員が、床に布団を敷いて寝ている。我々がロビーに入ると起きだした。
タクシーに乗り込み空港に向かった。３０分ほどで、着いたが、ゲートで停車し、運転手が、車から降りた。すぐ戻ってきて、チケットを買ったと言っていた。その後すぐ、国内線の出発ビルの前に止まった。ホテルから７ドルと聞いていたので、朝早く着てもらったので、１０ドル渡そうとしたら、ドルではダメという。１００万ﾄﾞﾝ払えという。
ﾄﾞﾝの換算がとっさに出来ないので、少し考えたが、７ドルなら、１０万ﾄﾞﾝ位だ。違うだろうと言うと、さらに、入場料が、５ドルだ。さっき払ったからそれも払えときた。
ホーチミンでは、ﾄﾞﾝの換算が日本の旅行者にはとっさに出来ないので、吹っかけるタクシーがあると聞いていたので、その手の悪質ドライバーだろうと思い、周りを見回すと、あいにく、早朝なので、人通りが少ない。それでも、私だけ、車の外に出て、誰か居ないか探した。掃除のおばちゃんが居たが、これでは、埒が明きそうにない。そこに、空港の係員のような人が歩いてきたので、「英語分かりますか」と聞いたら、流暢な英語で返してきた。
まず、入場料は、５ドルではなく５０００ﾄﾞﾝ（４０円）だそうだ。タクシー代は、メータを読んでもらったら、８万ﾄﾞﾝだそうだ。その人が運転手になにやら言っていたが、私に１０万ﾄﾞﾝ札を渡せばいいという。こんな、運転手に２万ﾄﾞﾝ〈１６０円〉のチップなど払いたくなかったが、面倒だったので、１０万ドンを渡した。それでも、運転手は、悪びれずぶつぶつ言っている。
今回は、こちらは３人連れだったし、いいタイミングで、空港の係員が居てくれたので、事なきを得たが、一人の旅行者では危なかったと思う。ホテルで呼んだタクシーでもこれだから、困ったものだ。
空港の中は、清潔で、手続きもスムースだった。中にあるレストランで朝食を食べた。ココナツの実があった。珍しいので、買ってストローを入れて飲んだ、さっぱりしていておいしい。
飛行は、順調であった。あいにく、雲が厚く、窓の外が見えないが、一度、南に出て、それから左旋回し、海の上を行くらしい。フエの近くになると、雲が切れ、海岸線が見えてきた。塩田なのか、白い水田のようなところが沢山ある。
無事着陸し、預けた荷物を受け取るところに、タクシーとバスの切符売り場が在った。又タクシーでトラブルがあるといやなので、バスの切符を買った。ズイタンホテルに泊まるが、運転手が、降りるところを教えてくれるそうだ。
しばらく、畑ばかりのところを走ったが、そのうちにぎやかになり、ここだよと運転手が言ってくれた。半分くらいの人が、降りた。フエとホイアンのホテルは、安いので、一人一部屋の３部屋を予約してある。
９時頃だったので、チェックインできるか心配であったが、３０分くらい待てば、部屋に入れると言ってくれた。一部屋３０００円くらいだが、広くて綺麗な部屋だ。空調も利いている。少し落ち着いてから、明日のフエからダナンまでの汽車の切符を、手配するため、ホテルの横にある旅行社に行った。
ＳＥという直行列車は、８時過ぎと１０時過ぎにあるそうだ。どちらでもいいからと言って、３枚頼んだ。ついでに、リバークルーズのツアーを聞いたら、午後１時に、旅行社の前にバスが来るから乗れるという。これも頼んだ。午前中時間があるので、長い橋を渡り、王宮を見物に行った。地図では、近くに見えたが、結構遠い。暑いので、汗びっしょりになる。
それでも観光客が沢山来ている。欧米人がかなり多い。英語よりフランス語の方が多いようだ。
帰りは、歩くのをやめ、タクシーにした。王宮の前で客待ちしているタクシーがいたので、料金を聞いたら、３ドルだという。少し危ないかなと思ったが、歩く気にはなれなかったので、乗り込んだ。
今度はまともなタクシーで、ちゃんとホテルまで、３ドルで運んでくれた。
昼食に、フォーを食べて、午後１時に旅行社の前に行った。８時過ぎの切符が取れたそうだ。
少したってから、バスが来たので、乗り込んだ。お寺や、王宮の後などを回り、大きな河の岸辺に着いた。ここから、船に乗って、フエに戻るらしい。さすがに、河の上は涼しい。岸辺には、中学生らしい子供が、泳いでいる。
４時頃ホテルに戻って、少し疲れたので、ベッドに横たわってうとうとしていると、大きな音量で歌が聞こえてきた。どうやら一階のレストランで、結婚式の披露パーティをやっているらしい。新郎新婦は、タキシードにウエディングドレス姿だ。アオザイではなかった。
旅行書にあるレストランで晩御飯を食べるため、又外に出かけたが、場所が分からない。道を聞いても、それぞれ違うところを教えてくれる。しょうがないので、手ごろなところに入った。３人で結構食べて飲んでも、ひとり千円行かない。ベトナムでは、インフレが進んでいるそうだが、それでも、物価が安いと感じる。

エリア フエ(ベトナム)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ベトナム航空

空港のレストランに椰子の実ｼﾞｭｰｽが在ったので飲みました。さっぱりしておいしい！！

一緒にに頼んだ肉まんです。

国内線のターミナルビルです。ボーディングブリッジではなく、バスで移動です。

搭乗した飛行機です。なかなか渋い色です。

フエの空港の荷物受取所にあるバスとタクシーのﾁｹｯﾄ売り場です。ここを出ると、沢山の客引きが居ますので、ここでチケットを買っておくほうが安全です。

王宮に向かう途中にあった建物です。昔の大砲などが陳列されていました。

人物像も陳列されています。

王宮の横にある門に着いてしまいました。門番の人に、ここからは入れないので、正門に回るようにと言われました。暑い中、汗びっしょりです。

王宮の外周を回って、正門に向かいます。こちらは、ベトナム戦争の時の武器が陳列されていました。

戦車や大砲、機関銃などが陳列されています。

やっと正門に着きました。沢山の観光客が来ていました。

王宮内部です。

王宮内部です。

王宮から、河の方を向いたアングルです。大きな、国旗が掲揚されていました。

宿泊したホテルです。にぎやかな中心地に位置しています。

旅行者に行ったら、先ほど頼んだ、フエ→ダナンの汽車の切符が届いていました。

午後は、旅行社で手配した、近郊見物です。

暑いので、階段登りも大変です。

帰りは、フエまで船で帰ります。さすがに少し涼しくなります。河には、水上生活者の船が浮んでいます。