2008/05/03 - 2008/05/05
40位(同エリア264件中)
arfaさん
長い間、行きたいエリアの一つでありながらなかなかご縁のなかった新疆維吾爾(ウィグル)自治区へ行ってきました。今回の旅程は5日間という日程なので阿克蘇、庫車、吐魯番は諦め烏魯木斉、喀什噶爾に訪問を絞りました。
航空券はタイ航空のスタアラマイレージチケットで烏魯木斉まで、烏魯木斉⇔喀什噶爾間はビズエクスプレスにて国内線の格安チケットを購入です。
ここ新疆は古くは突厥と唐の狭間にあったが745年にモンゴル高原から中国北部、タリム盆地に至る「遊牧ウイグル帝国」を建立。
以来、近隣の強国の影響下に入ったりしながらも独立を保っていた地域ですですが、近年漢人の進出が進み旧来のウィグル族の街が消えかかっていると聞きここ数年覗ってきたチャンスが到来、正直やっと行けたという感じです。
昨日の烏魯木斉から朝8:35発の中国南方航空機で向かう予定が10:30になり12:30になり16:30、20:30、22:30、最終的にフライトキャンセルとなり一日足止めを食らいました。
やっとのことで到着した喀什噶爾は砂嵐で空も街も黄色く霞んでいました。烏魯木斉は中国の大都会とおなじワンマンバスですがここ喀什噶爾は車掌さんが集金する形です。切符もありませんでした。喀什噶爾の人はモンゴル系、カザフ系、キルギス系など人種のるつぼ。白人系の女性から鳶色の目で見られると気恥ずかしくなってしまいます。
日程
5月1日:関西空港CA0928(14:00発)⇒北京(16:15着)⇒CA1295(19:40発)⇒烏魯木斉(23:45着)
5月2日:烏魯木斉市内観光
5月3日:烏魯木斉(8:35発)⇒喀什噶爾(10:05着)
最終的にフライトキャンセルにより烏魯木斉市内
5月4日:なんとかキャンセル待ちで最後の一席を確保
烏魯木斉(8:35発)⇒喀什噶爾(10:05着)喀什噶爾市内観光
喀什噶爾CZ6806(19:45発)⇒烏魯木斉(21:25着)
5月5日:烏魯木斉CA1296(9:40発)⇒北京(13:25着)⇒CA0161(16:35発)⇒関西空港(20:10着)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- 中国南方航空
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8:35分出発でチェックインしたのがゲートではもう10:30分にディレートです。この後、12:30分、16:30分、20:30分となり最終的にフライトキャンセルに。貴重な観光の時間が......
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乌鲁木齐国際空港の喫煙室。ここでは電器ストーブがライターです。
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ディレートが16:30に表示。ここで市内へ出ることにしました。
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現地悪天候のため延発のあ知らせです。
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乌鲁木齐空港からのエアポートバス。10元(151円)です。
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昨日行列で入らなかった新疆维吾尔自治区博物館にまたやってきました。200mの行列も10分位で入れて有名な「楼蘭の美女」を見てきました。資料本も3冊ほど自分用に購入。
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やっと見つけたウルムチ空港行きの路線バス。51番バスがたった1元(15円)で空港に行ってくれます。
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51番バスの路線図です。
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路線バスはこの門のところまで。ここから約500m歩いて空港の建物です。
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門から150m位歩くとあった簡易食堂。魚のフライの煮物と豚の角煮、麻婆豆腐の3品を取って8元(120円)。味は絶品、やっぱり安くてうまいのは屋台系に限ります。(^^)
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メニューです。
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こんな感じです。食堂はここしかないのでここで腹ごしらえすべしです。なにせ空港内の軽食は麺でも45元(677円)、コーヒーに至っては60元(905円)もします。
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食堂を出て見える空港。
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歩いて搭乗口へ上ります。
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空港についてみたら今度は21:50分にまた延期(\o/);
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結局、フライトキャンセルで航空飯店にまたチェックイン後、例の食堂で水餃子を食べて夕ご飯に。航空飯店は200元(3010円)、朝食付きで230元です。
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5月4日朝、また8:35分発のCZ6803便に乗りに空港へ。昨日何度も空港で会わせた同じ顔ぶれがカウンターで乗せろと真っ赤になって激高してる中、時間は搭乗終了時間に近づいてラチがあかないと特殊旅客柜台で事情を説明、これに乗れないなら今日の夕方のカシュガル⇒ウルムチの帰国便もキャンセルすると迫ってやっとボーディングパスの班長のところで事情を説明。最後の一席をゲット、私を待って搭乗バスも発車。席に着くと本当の満席になっていました。結局同じメンバーで乗れたのは白人のアベックと私の3人だけだったようです。
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到着したカシュガル空港。この砂嵐です。
地元の人が今日はマシ、昨日は前が見えなかったと言ってたのでどうやら本当に悪天でキャンセルになったようです。 -
降りてくる乗客。向こうは黄色一色です。この砂が日本にやってきて黄砂になるんですね。
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空港を出たらウィグル族の踊りで歓迎のお出迎え。いよいよ文明の交差点へ到着した実感が湧いてきます。
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空港を歩いて出て右へ歩きます。
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空港を出てすぐ右に路線バス2路のバス停があります。時刻表も案内もないのでご注意を。バスもお金を入れるのでなく車掌さんが集金に来ます。1.5元(23円)とちょっと市内バスより高いです。
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バスの中、立ってるのが車掌さん。
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バスの窓からの風景。シルクロードですね。
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地元のじいちゃんはロバ車に乗って。
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歩いてるおばちゃんもシルクロード。
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前からもロバ車。
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バスを降りた吐曼路の町並み。
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同じく。
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乗ってきた2路の路線バス。
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亜瓦格路と吐曼路の交差点。
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砂嵐で太陽もこの通り。このなかで最も細かいものが黄砂として日本にやってきます。
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カシュガルの老城です。
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同じく。
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同じく。
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新疆第一の歴史文化遺産老城風景街区と書かれています。
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老城の街並み。
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同じく。
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民家の門。表札?がカッコイイですね。
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老城の街並み。
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耕運機型ダンプカー!今まで耕運機型のトラックは見たけれどこんな形は初めてです。(07年5月の西双版納・ミャンマー参照)
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老城の中にあった綺麗な門。
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これもきれいです。
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公衆便所が並んであります。たくさんあっても客は別れるだけでしょう。でもこれしか爺さんはできないんだろうなあ。中国の標準で5角(1元の半分、7.5円)です。
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私の大好きなクルマの一つ、フィアット124のロシア版ラーダ2103。名車ももう動くのがやっとかな。
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後姿です。ここから旅行記は次に続き、市街篇になります。
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