喀什旅行記(ブログ) 一覧に戻る
4月14日<br />自行車での出発、桃花を見るためとその後の観光のため。<br />カシュガルの南の方を写真を撮りに回る、桃の畑は少なく、桃、梅、?と昆生させているので一面が綺麗と言うわけには行かなかった、日本の福島、山梨、岡山(写真のみ)の方がはるかに綺麗に思う。<br />ポプラ並木の道を走るのはこんなに気持ちよいとは思わなかった、住宅の門には必ず鍵をかけている、外の者に対して非常に警戒心を持っているのが判るが、たまには声をかけて来る人がいるが非常に少ない、夕方になると皆さん門の外に出て休息しているが私が通り過ぎても姿を追っているのが判る。<br />鉄道の延長を行っている場所を通過、カシュガルが終点でなくなるのはそう遠くないだろう、路盤の整備が終わり、線路も敷き設完了しているのがわかる。<br />23時になってもテントを張る場所が無く走りつづけるが、暗くなって道が見えなくなり危なくなったので、道脇でごろ寝、雨が降らないのは良いのか悪いのか、自行車にとってはありがたい。<br /><br />4月15日<br />ルート変更の為にカシュガルまで戻らずに、ショートカットの道を選ぶが初めの500m位が舗装で<br />後は砂利道、道路横断のヒューム管を埋設する為の工事現場の多いこと、いやになるくらい。<br />工事の為に道が通行止め、案内等無しで相当戻り迂回をするが、地図無し、コンパスでの走行、<br />自分の居場所はこのあたりと思うと地図を眺めるが、たぶん10km四方の中に居るくらいしかわからない、とつぜん大きな道に出る、街のはずれに到着、すぐに国道、時間は17時で食料購入で国道を走る、舗装路がこんなに楽だとは思わなかった。<br />疲れた体を休めるため寝る場所を探しながらの砂漠移動、両側に緑道を作っている為に砂漠に素直に入れないし丸見えなのだ、旧道の向こう側の砂漠が適当と判断、就寝場所に決め休む。<br />誰も居ないと思われた場所から数百メートル先で測量を行っているし、住民がトラクターで石を取りに入って来る、羊かいが家に帰るためにゆっくりゆっくり通り過ぎていく。<br />砂漠でマット、寝袋で寝る、星空が綺麗だ。<br />星空を眺めていて自分の目の異常を発見?。<br /><br />4月16日<br />砂漠の朝日、良いね。<br />砂漠の端の窪地から水が湧き出ている場所を見つけ遠くより眺める、通りかかった老人(私より)<br />にジェスチャであの水を飲むことが出来るかどうか聞いたら、飲めるとのジェスチャー、会話終了。<br />道が谷合に入って河幅がじょじょに狭くなってきた。<br />道は渓谷のなかで道と河のみである、かなりの上り坂が続き押して歩くほうが多いみたいだ。<br />工事現場の敷地内でテントで寝る。<br /><br />4月17日<br />登り坂と戦う、押すより走るほうが速いのだが標高が高いため息が続かづに降りてしまう。<br />温泉の文字発見、これが有名な温泉だと感じるがまだ見えない、中年男性に温泉はどの辺か聞くと、家に寄っていけと誘われたのでつい寄ってしまう軟弱者。<br />キルギスタン人の集落で10軒位だろうか、バター茶をご馳走になる、子供達に土産をあげて写真撮影で終了。<br />間もなく温泉、道脇の温泉に入る、距離は1609km、標高3000m、源泉は川向、料金20元。<br />立って入るイスラム式であるが、前室には一人用のバスタブ?が並んでいる、此処で汚れを落として奥の大きな浴室で立湯。<br />ツアーでも立ち寄ってはどうだろうか、イスラム系の温泉ではあるが、気持ちよい。<br />まだまだ登りは続く、自行車をこいでいるより、押して歩いている時間の方が多い感じである。<br />大きな湖みたいな砂漠?を通過、向かい風が強く下を向いてまじめにこぐ、風の回廊かと感じてしまう、宝石のお土産屋さんが並んでいるので水は無いか聞いたが無いの一言。<br />街で買出し終了で安心。<br />テント設営は旧道の脇、テントポールが折れる。<br /><br />4月18日<br />テントポールをガムテープで補強してからの出発。<br />川沿いを走る、山は綺麗だが上部は雲で見えないが氷河が良い、アイスフォールもはっきり。<br />集落ごとに商店を探すが見つからない、ほぼ全部が鍵がかかっているのがわかる、途中の集落で葬式を執り行っていたのだ、仕方なし。<br />有名な綺麗な湖を通過、風景が良い、観光施設はまだ冬篭りなのかな?。<br />今日の通過地点は補給場所無し、峠への登りはほぼ押して行く。<br />峠の標高は4000m吹雪で寒い、下りは楽だが水の心配をしての走行残りの水はペットボトル3本。<br />バス停の脇の作りかけの露店の脇にテントを張る標高3750m、風が当たらないので少し楽。<br />テント内の水が凍った。<br /><br />4月19日<br />下り道なので楽、スピードの出しすぎに注意。<br />盆池の出口近くで温泉の看板を見つけた、住民に聞くと右側に真直ぐに行って山の登りぐちに温泉があるとのことだが立ち寄らない。<br />タクシュルガンまで行く。<br /><br /><br />

国道314号線

4いいね!

2010/04/14 - 2010/04/19

224位(同エリア290件中)

2

17

旅人。

旅人。さん

4月14日
自行車での出発、桃花を見るためとその後の観光のため。
カシュガルの南の方を写真を撮りに回る、桃の畑は少なく、桃、梅、?と昆生させているので一面が綺麗と言うわけには行かなかった、日本の福島、山梨、岡山(写真のみ)の方がはるかに綺麗に思う。
ポプラ並木の道を走るのはこんなに気持ちよいとは思わなかった、住宅の門には必ず鍵をかけている、外の者に対して非常に警戒心を持っているのが判るが、たまには声をかけて来る人がいるが非常に少ない、夕方になると皆さん門の外に出て休息しているが私が通り過ぎても姿を追っているのが判る。
鉄道の延長を行っている場所を通過、カシュガルが終点でなくなるのはそう遠くないだろう、路盤の整備が終わり、線路も敷き設完了しているのがわかる。
23時になってもテントを張る場所が無く走りつづけるが、暗くなって道が見えなくなり危なくなったので、道脇でごろ寝、雨が降らないのは良いのか悪いのか、自行車にとってはありがたい。

4月15日
ルート変更の為にカシュガルまで戻らずに、ショートカットの道を選ぶが初めの500m位が舗装で
後は砂利道、道路横断のヒューム管を埋設する為の工事現場の多いこと、いやになるくらい。
工事の為に道が通行止め、案内等無しで相当戻り迂回をするが、地図無し、コンパスでの走行、
自分の居場所はこのあたりと思うと地図を眺めるが、たぶん10km四方の中に居るくらいしかわからない、とつぜん大きな道に出る、街のはずれに到着、すぐに国道、時間は17時で食料購入で国道を走る、舗装路がこんなに楽だとは思わなかった。
疲れた体を休めるため寝る場所を探しながらの砂漠移動、両側に緑道を作っている為に砂漠に素直に入れないし丸見えなのだ、旧道の向こう側の砂漠が適当と判断、就寝場所に決め休む。
誰も居ないと思われた場所から数百メートル先で測量を行っているし、住民がトラクターで石を取りに入って来る、羊かいが家に帰るためにゆっくりゆっくり通り過ぎていく。
砂漠でマット、寝袋で寝る、星空が綺麗だ。
星空を眺めていて自分の目の異常を発見?。

4月16日
砂漠の朝日、良いね。
砂漠の端の窪地から水が湧き出ている場所を見つけ遠くより眺める、通りかかった老人(私より)
にジェスチャであの水を飲むことが出来るかどうか聞いたら、飲めるとのジェスチャー、会話終了。
道が谷合に入って河幅がじょじょに狭くなってきた。
道は渓谷のなかで道と河のみである、かなりの上り坂が続き押して歩くほうが多いみたいだ。
工事現場の敷地内でテントで寝る。

4月17日
登り坂と戦う、押すより走るほうが速いのだが標高が高いため息が続かづに降りてしまう。
温泉の文字発見、これが有名な温泉だと感じるがまだ見えない、中年男性に温泉はどの辺か聞くと、家に寄っていけと誘われたのでつい寄ってしまう軟弱者。
キルギスタン人の集落で10軒位だろうか、バター茶をご馳走になる、子供達に土産をあげて写真撮影で終了。
間もなく温泉、道脇の温泉に入る、距離は1609km、標高3000m、源泉は川向、料金20元。
立って入るイスラム式であるが、前室には一人用のバスタブ?が並んでいる、此処で汚れを落として奥の大きな浴室で立湯。
ツアーでも立ち寄ってはどうだろうか、イスラム系の温泉ではあるが、気持ちよい。
まだまだ登りは続く、自行車をこいでいるより、押して歩いている時間の方が多い感じである。
大きな湖みたいな砂漠?を通過、向かい風が強く下を向いてまじめにこぐ、風の回廊かと感じてしまう、宝石のお土産屋さんが並んでいるので水は無いか聞いたが無いの一言。
街で買出し終了で安心。
テント設営は旧道の脇、テントポールが折れる。

4月18日
テントポールをガムテープで補強してからの出発。
川沿いを走る、山は綺麗だが上部は雲で見えないが氷河が良い、アイスフォールもはっきり。
集落ごとに商店を探すが見つからない、ほぼ全部が鍵がかかっているのがわかる、途中の集落で葬式を執り行っていたのだ、仕方なし。
有名な綺麗な湖を通過、風景が良い、観光施設はまだ冬篭りなのかな?。
今日の通過地点は補給場所無し、峠への登りはほぼ押して行く。
峠の標高は4000m吹雪で寒い、下りは楽だが水の心配をしての走行残りの水はペットボトル3本。
バス停の脇の作りかけの露店の脇にテントを張る標高3750m、風が当たらないので少し楽。
テント内の水が凍った。

4月19日
下り道なので楽、スピードの出しすぎに注意。
盆池の出口近くで温泉の看板を見つけた、住民に聞くと右側に真直ぐに行って山の登りぐちに温泉があるとのことだが立ち寄らない。
タクシュルガンまで行く。


旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
交通手段
自転車
旅行の手配内容
個別手配
  • 伸びた部分を毎年切っているのでしょう。

    伸びた部分を毎年切っているのでしょう。

  • 心晴れ晴れ、最良の気分

    心晴れ晴れ、最良の気分

  • 壮大

    壮大

  • こんな道と山です

    こんな道と山です

  • 壮大

    壮大

  • 地元の中学生、良い景色でしょうと自慢、納得。

    地元の中学生、良い景色でしょうと自慢、納得。

  • アイスフォール。

    アイスフォール。

  • 別荘(?)

    別荘(?)

  • 温泉入り口のT字路の看板です、直線で数公里先が温泉みたい、入り損ねた。<br />一番近い小屋は売店でしたが看板等なし。

    温泉入り口のT字路の看板です、直線で数公里先が温泉みたい、入り損ねた。
    一番近い小屋は売店でしたが看板等なし。

  • ブルンコ、カラコル、カラクン、ゴングラ、ムスグ、他、 と言う山があるそうですがどれがどれだか判りません、ご勘弁を

    ブルンコ、カラコル、カラクン、ゴングラ、ムスグ、他、 と言う山があるそうですがどれがどれだか判りません、ご勘弁を

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • ひがしさん 2010/08/29 17:53:50
    こんにちは

    写真を拝見しました。

    私もタシュクルガンに行きましたが、バスに乗っていくだけで大変な冒険気分でした。自転車で行かれたとは絶句です。

    旅人。

    旅人。さん からの返信 2010/08/31 19:34:18
    RE: こんにちは
    坂道、温泉(泳げる位大きいし深い)、風、雪と今思えば楽しかったです。
    キルギスはで知人のドイツ人がドンパチにあったと言ってましたが。

    カシュガルのYHの案内板にタクシュルガンからのダウンヒル等々の紙が葉ってあったような気がするのですが、YHのツアーなら安心ではないでしょうか。

    CCHW、パキスタン側が通行出来るようになるのには何年先でしょうかね?。

旅人。さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

中国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
中国最安 273円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

中国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP