2008/02/29 - 2008/03/07
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miyabi-doさん
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深夜に目が覚め、テレビを点けてリアルタイムの時間をチェックした。
トイレに行きテレビのニュース・チャンネルで時間を確かめると、まだPT4:00前だった。
アメリカ合衆国本土の時差は4時間あるため、自分が居る場所で時間が違ってくる。
テレビには順に、ET→CT→MT→PTと1時間おきに時刻が表示される。ETなら東海岸時間、CTはセントラル・タイムの略で、MTはロッキー山脈に象徴されるマウンテン・タイム。
そしてPTが、今の自分が居るパシフィック=太平洋に面した西海岸時間となる。
まだ早すぎるが、二度寝すると寝坊する可能性があるので、そのままゆっくりと仕度して、忘れ物のないよう念入りにチェックして出発することにした。
モーテルのカウンターは開いてないが、防犯用のカギの受け渡し場所に車を横付けして、「チェックアウト・プリーズ」と告げた。
眠たそうな20代の黒人女性が、精一杯の笑顔を浮かべて応対してくれ、昨日予約したモーニング・コールをキャンセルした。
モーテルの時計は、am4:55。
東の空がホンの少し明るみを帯び始めたくらいで、周囲はまだ真っ暗。
街路灯の黄色とオレンジ色を混ぜたような光の列を、空港に向けて出発した。
がら空きの歴史的街道EL CAMNO REALを、時速35マイル(約56km)の低スピードで北に向かう。
通りに人影はなく、時折現れる24営業のスーパーやガソリンスタンドに、灯りがついているくらいだ。
こんな時間でも、パトロールカーがサイレンも鳴らさずに後ろから現れ、抜き去った先で右折して消えていった。
バッグミラーに写る南の空が、次第に明るくなってきた。
ヘッドライトを消しても見通しが効くくらいになった所で、日本でも利用しているシティ・バンクを見つけた。
現金はまだ100ドル少し持っているが、次の旅行でわざわざ捜して降ろすより、時間がたっぷりある今降ろしておいた方が良さそうなので、右折を3回繰り返して1ブロック回り込んだところで、銀行前に駐車した。
こんな時間なのにATM前には、先客が居る。
話しかけられても返答に困るし、万一のトラブルを考えて、先客が立ち去るのを待ってから、銀行に入った。
カードを入れてみたら、何もボタンを押してないのに、戻って来るではないか・・。
何で・・、何がいけないの・・と、一瞬パニックになりかけたが、画面が日本語に切り替わった。
それに従い、暗証番号を入力し、金額を設定すると、全額使い勝手のよい20ドル札で出てきた。
成田で両替すると、使い勝手の悪い100ドル札中心になるのと、えらい違いである。
「完全に夜が明けた」と思うくらい明るくなった所で、右→サンフランシスコ・インターナショナル・エアポートの標識が現れた。
車を返却する前にガソリンを満タンにして返すルールを選んだので、数ドルしか入らないと分かっていても、入れる必要がある。
カフェを併設したスタンドだったので、朝食代わりに空港内で食べようと思い、マフィンとカフェラテを注文した。
空港エリアに近づくと、レンタカー・リターンの標識が現れるので、それに従って駐車場ビルへ。
am7:00過ぎに無事車を返却し、渡されたレシートを見ると、走行距離は786マイル(約1257km)とあった。
これまで20回以上レンタカーによる車旅をしてきたが、1000マイル以下というのはこれが初めてのことだ。
過去最高は、72日間のドライブで1万5000km走ったことがある。その時は、レンタカーなのに2回オイル交換をした。
この場合のオイル交換代金は、レンタカー会社に請求できると誰かに聞いたことがある。
未だにその真偽が分からないままなので、真実をご存知の方が居たら、お教え願いたい。
自動運転の高架鉄道に乗って空港に到着したのは、am8:00前。
フライトは、pm12:00過ぎなので、まだ4時間以上ある。
数年前までは、フライト時間2時間前に到着するようにしていたが、ここ数回は空港内で長時間居ることが、それほど苦にならなくなった。
先ほど買った朝食をのんびりと食べ、空港施設内の見学から始めた。
BARTの乗り場を見つけて路線図を見たり、空港ビルの内外で写真撮影をしたり・・。
早めにチェックインして、座席を窓側に変更して、イミグレーションを通過。
ほとんど用のない免税品店を冷やかし、カフェやグリルを全ヵ所チェック(カフェ2軒、グリル1軒)して、居座るバーを決定した。
チェックインするゲートからは少し遠いが、居座ることにしたのはグリルのカウンター。
先客はビールやワインなど、ライト・リカーを注文して、フライト時間を待っているようだ。
運良く3席空いていたカウンターに陣取り、20ドル札と小銭を置いた。近づいてきたバーテンダーに、「(ホ)ワイト・ワイン。シャルドネ」
と注文した。
ホに()をしたのは、ほとんど発音しない方が通じるようだから・・。
一発で注文通りのグラスが置かれただけで、ちょっと嬉しくなる。
グラスが空になりかかった時に、すかさずバーテンダーが寄ってきて、「同じものでいいか・・?」と聞いてきた。
目の前の棚に、スターバックスのコーヒー・リキュール(日本では、3500円もするので、買う気にならない)があったので、それを指さし「アイム・トライ・ジス・ワン」と、文章の組み立てが分からないまま告げるた。
すると敵(?)はすぐさま、「どうやって飲むんだ」と質問してきたので、両手を両脇に広げて分からないというジェスチャーを示した後に、「ユー・リコメンド・スタイル」(貴方が推薦する飲み方で・)と言ったつもりだが、こちらの意志はあまり伝わってないようだ。
とりあえず、「オン・ザ・ロックス」と告げ、続いて「ウィズ・ウォッカ」と言ってみたが、隣の客は理解したのに、バーテンダーは首を傾げるばかり・・。
何度も何度も、「ウォッカ」「ウオトカ」「ゥワッカ」と言い直してみたが、それでも通じない。
途方に暮れつつ、「ロシアン・ホワイト・スピリッツ」など、知っている単語を並べ立て、何とか注文通りのグラスが目の前に置かれた。
スターバックスと言っても、カルーアやベイリーズと変わらず、想像通りの甘さだった。
バーテンダーが、「味はどうだ」というので、握った拳から親指だけを突き出して、下に向けてサイン(最悪の意味)を送った。
次はまともな辛口のカクテルにしようと、「マティーニ・オン・ザ・ロックス」を注文し、最後に「ジン・トニック」をチビリチビリと飲んでいる内に、搭乗時間になった。
その間、入れ替わった女性の1人客と二言、三言会話し、記念に写真まで撮り合って、バーテンダーが目の前に来る度にニッコリし、チップを入れて30ドル足らずの金が消え、退屈しないで時間は過ぎていった。
空港内の料金は、いずれも高めだが、座っただけで2000円も3000円もチャージが取られるような、六本木のバーに比べればかなり安い方である。
そのことに気がついてから、帰国時にはバー・カウンターで搭乗時間まで楽しむことにしている。
A7ゲートから、NW0027便に乗り込み、指定された座席番号30Aに座った。
往きは隣に誰もいなかったが、復路は少し年上の日本人女性が座っていた。オークランドに娘さん夫婦が暮らしていて、旦那に先立たれて1人暮らしなので、年の半分くらいはアメリカで過ごしているそうだ。
帰りも往きと同様、日本語の吹き替え映画を3本観と、食事を2回しているうちに、飛行機は着陸態勢に入った。
結局、サンフランシスコ空港に降り立ちながら、一度もサンフランシスコ市内に足を踏み入れず、その日任せの気ままな旅だったが、十二分に楽しめたし、満足かつトラブルなく、旅は終了した。
次は、来年の同じ頃、ロサンゼルスへ飛ぶことが、ほぼ確定(運転免許証の更新のため)している。
有名な観光地は回らず、こんな気まぐれな旅をしてみたい方がいたら、ご案内しますが、いかがなものだろう・・。
条件は、モーテルの部屋は同室、ベッドは別、エッチはなし、費用は基本的に割り勘、調理器具やクーラーボックスの運搬&メンテナンス費用と、案内代を兼ねて、1人50ドル徴収します。
女性は年齢制限なし、男性はマイミク限定とさせていただきます。
と言うわけで、気軽にお問い合わせ下さい。
長ーーーーい旅行記を、最後までお読み戴いてありがとうございました。
ココからは、長いPS(追伸)です。
また、サンフランシスコ空港に着陸したのに、市内には一歩も足を踏み入れなかったため、行く先から「何か情報が得られるかも・・」と思っていた方の、期待を裏切ってしまったかも・・と、こちらも少々心配している。
しかしながら旅人としては、有名観光地に行かなくても、こんなに楽しく旅ができるのだから、良いじゃないか・・という気分でいる。
上げ膳&据え膳的なパックツアーは、年取ってからいつでも参加できるので、それが可能な限り、気ままな旅を楽しもうと思っている。
これまで23歳から65歳のほぼ初対面の女性ばかり、延べ人数にして20人余りとこのようなアメリカ車旅をした経験がある。
今回のような1人旅は1人旅なりの楽しさがあるか、宿代やレンタカー代が割り勘になる、旅は道連れ的な方法で、アメリカの田舎町や大自然に興味がある人と行くのも、別の楽しみがあると思っているので、こんな旅をしてみたい人は、気軽にお問い合わせ下さい。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
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