2007/12/31 - 2008/01/02
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harihariさん
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2日目。田沢温泉で元旦を迎えました。
この日は朝食にお節を食べたあと、何も予定を立てずに近所をブラブラ。昼ごはんを食べる場所がなかったので、我慢...。昼からは公衆浴場に昼寝に旅館の中を散策...と、肩の力を抜いた一日を過ごしました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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2日目、元旦の朝。
目が覚めると、昨晩から降ったり止んだりの雪がうっすらと積もっていました。 -
元旦の朝食。
黒豆、きんとんなど、正月らしいものも食卓に並びます。 -
お雑煮。こちらでは、すまし仕立てのお雑煮でした。とても美味しかったです。
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雪に覆われた薬師堂。公衆浴場のすぐ隣にあります。
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薬師堂は少し高台にあるので、雪の積もった階段を、気をつけて上り下りしなければなりませんでした。
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道路脇の溝から立ち上る温泉の湯煙。屋根の上は雪が積もっているのに、このあたりの道路にだけ雪がないのは温泉のせい。
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前の道路から見上げたますや旅館。季節のいい時期には、浴衣を着た宿泊客が、湯上りに団扇を使っていそうな、そんな風景が似合いそう。
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温泉街のメインストリート。とは言っても、この道しかないんですが...。
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旅館からバス停まで徒歩2分。寒冷地なので、ちゃんとした待合室も備えられています。
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一日にたったこれだけ!?10時35分の次は13時40分までバスは来ないようです...。ま、いずれにしても元旦は運休ですが...
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人通りのない長閑な正月。今日は一日、予定を決めずに近所をブラブラするつもり。
知らない土地を、ただ見て歩くって結構面白いです。 -
後ろを振り返ってみると、ひときわ大きな「ますや旅館」が目立ちます。
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柿の木かな?人も鳥も手をつけないところをみると、かなりの渋柿なんでしょうか...
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景色を眺めたりしながら少し歩くと、子壇嶺神社の鳥居が見えました。
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神社の境内には、おそらく年越しの神事かなにかで使われたような、焚き火の形跡が。まだ完全に鎮火してはおらず、灰の中のほうで炭がくすぶっていたので、手かざすととても暖かかくて助かりました。気温は0度くらいで、身体の芯から冷え切っていたので、生き返る思いでした。
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山の上から下の村を見下ろすかのように、舞殿のような舞台がせり出しています。
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遠くには信州の山々、目の前には青木村の集落。寒さも忘れるくらい、見晴らしのよい景色。気候のいい時期に、ここでお弁当広げて食べたら気持ちいいだろうなぁ...ばちあたりかなぁ...。
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しばらくいると、車で乗り付けて初詣の参拝客がやってきました。着物に草履で、足元が悪いのに大変そうです。
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そろそろ寒さも限界になってきたので、来たときと違う道を通って旅館に戻ります。
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昼前に旅館に戻って、しばらく炬燵でまるくなって、昼過ぎに公衆浴場に向かう頃には、また雪が勢いよく降り出してきました。
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田沢温泉の公衆浴場「有乳湯」。やはりここのお湯もややぬるめで、長い時間つかっていられる温泉でした。
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旅館の部屋に戻ってきました。部屋から見た遠くの景色です。
この後、2時間ばかり昼寝をしました。正月早々、温泉旅館で何もせずにゴロゴロと昼寝をするなんて、幸せです... -
昼寝から起きて、旅館内を散策に行きます。この階段の上の部屋は、明治期築の旧館にある「藤村の間」。文豪・島崎藤村が逗留していた部屋です。あいにくこの時は宿泊客が滞在中だったので、中までは見られませんでした。
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この辺りの部屋は、普段は使っていないのか、ひっそりと人の気配すらしません。かつては、湯治客で賑わったりもしていたのでしょうか...
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3階建てが3棟も連なっている旅館なので、迷路みたいです。短い階段を上ったり降りたり、右に行ったり左に行ったり...。
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旅館の中とは言っても、部屋の中以外は外と変わらないくらい寒い...。窓や引き戸にも、所々隙間があったりして...。
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2階から旅館の入り口のところを見下ろしてみました。
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前の写真の下から、写真を撮った場所を撮り返してみました。
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夕刻、外は薄暗くなり、部屋には明かりが灯り出しました。旅館に人の温もりを実感する一瞬。
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夕食の前に温泉です。夜の露天風呂の写真を撮ろうとしたのですが、フラッシュを焚くと湯気に光が当たって、ご覧の通りになってしまいました...。
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群青色に暮れてゆく空を眺めながら、物音一つ立てずにお湯の中に浸かっていると、自然の中に溶け込んでしまいそうになります。
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夕食、山菜や川魚を中心とした前菜。あと、イナゴの佃煮もありました。虫デビューです。
それと、イチゴの食前酒は、めちゃめちゃ美味しかったです。おかわりが欲しいくらいでした。売り物だったら買って帰ろうと思い、女将さんに尋ねてみたのですが、フレッシュイチゴを使った手作りとのこと。レシピを教えていただきました。ご親切、ありがとうございます! -
煮物はあっさりとしていて美味しかったです。
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鱒のお造り。
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茶碗蒸し。鍋物。白魚のおすまし。
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ふきのとう、山菜の天ぷら。
この後に、ご飯とお味噌汁が出てきて、野沢菜と一緒にいただきました。 -
デザートのフルーツは、食後のコーヒーと共に1階のロビーでいただきました。
お腹がいっぱいになったあとは、部屋に帰って本を読んだり話し込んだりしながら、更けていく夜を過ごしました。テレビもパソコンも必要のない、のんびりとした元旦でした。
2泊3日 田沢温泉ますや旅館で迎える正月?(作成予定)につづく。
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