33シナゴーグ(ユダヤ人教会）と旧ユダヤ人街 in プラハ

2007/09/26 - 2007/09/26

カレル橋から旧市街地区に入り、昼食までの時間、ヨーロッパ最大のゲットー（ユダヤ人が強制的に住まわされた居住区）だった地区を散策することにした。

カレル１世がボヘミアを統治すようになるおよそ100年前の13世紀の後半、オルタカ2世（プシェミスル家出身の当時のボヘミヤ王）がユダヤ人保護政策を取った為、多くのユダヤ人がプラハに集まり、定住をはじめたのがゲットー地区となる始まり。

その後全ての君主がユダヤ人保護政策を取った訳でなく、大量虐事件もあったが、ハプスブルグ家出身のルドルフ2世がユダヤ人差別を禁止、ユダヤ人保護政策をとったことで、16世紀前半には、プラハの旧市街地の一角はヨーロッパ最大のゲットーとなった。

またヤダヤ人の中には天文学や数学に長けた者もおり、ルドルフ2世はそれらに城を自由に出入りする権利を与え、優遇した。

ユダヤ人も積極的に経済活動を行うようになり、そこで得られた資金が街の発展に貢献するようにもなった。

20世紀前半、ゲットーの衛生状態が悪化した為、ゲットーは取り壊され、今のパリ通りが建設される。

今は　新旧シナゴーグはじめ6つのシナゴーグとユダヤ人墓地、そして三十年戦争末期にプラハを襲ったスエーデン軍を、ユダヤ人たちがカレル橋の手前で防御した記念として建てられた集会所だけが残され、アールヌーボーの街並みとなったパリ通りと併せ、この一帯は観光地となっている。


詳細は下記をご覧下さい。
http://www.geocities.jp/tshinyhp/tyuuou/frametyuuouroot.html

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

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