糸満の旧正月「白銀堂」

2008/01/15 - 2008/02/14

今日は二月七日

どうしようかと思っていたら、
朝のＴＶ情報に曰く

「旧正月と言ったら糸満です」

でにわかに行く気が起って来ました。

歩いて５分のバス停に・・・
待っていたように糸満行きのバスがきました。

エリア 糸満・ひめゆり(沖縄)

糸満に入って降車したのがここ。
開南からここまで４５０円。

糸満の旧正月と言ったら「白銀堂」
皆さんが初詣に訪れる場所です。


白銀堂に行くには、
那覇から来てこのバス停で降りると、
少しバックする事になります。
バスの左側に乗るとバス停手前に車窓から見えます。

とっとこバックしていくと、
バス通りに面して、
僅かに木の枝が見える所が白銀堂でした。

その手前の家の隙間から見えたこの岩が、
白銀堂の一部でした。

ここが白銀堂です。

このお堂には自然の岩が組み込まれています。

拝所を建物で囲ったという事でしょう。

お参りの方は皆さんこの小さな箱を持っていました。
蓋をあけると小銭や米などが小分けされています。

お堂の他にも拝所は色々な所にあります。

白銀堂由来の碑です。

なかなかいい話ですが、
要約は面倒なので白銀堂でググって見て下さい。

白銀堂の由来になった場所は、
お堂の左後ろ側にあります。

若水を汲んだ湿った跡がある井戸の前にも、
烏線香の束が見えます。
米粒が散らばっています。

付け焼刃で図書館で読んだ本に書いてありました。

糸満あたりになると、
首里近辺の表面にに水がしみ出しているのと違い、
水場は掘り抜き井戸になるそうです。
本当でした。
一・二メートルの穴底に水が溜まっていました。

王朝時代の文化レベルの違いだそうです。