2008/02/21 - 2008/02/28
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BO/Mさん
カンボジア、プノンペン
中学生の頃、プノンペン、と言うと貧困、難民、迫害、地雷、ポルポト、クメールルージュ・・・等のイメージしかなかった。
カンボジアは国内政治闘争等が抗争として続き、結果つい最近迄内戦が続いた。
終戦から10年程度だと言う。
初めてのカンボジア、1,000枚以上撮った画像を、徐々にご紹介して行きたい。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
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-
初カンボジア行き。
子供の頃、いや、つい最近迄、仕事で有ろうと無かろうと、カンボジアなんて行く場所じゃない、と思っていた。
ハノイ駐在になってからは、そのうち行く必要の有る場所、にポジションが変わった。
そして、今回、それが現実のものとなった。
地図を見ればお分かりの通り、ベトナムにとっての隣国は、北が中国、西はラオス、カンボジア、となる。
今回、初カンボジアは急遽行く事になった出張。
だから、ビザの用意も無かった。
そして、ホーチミンから国道22号線を行き、国境の町、MOCBAIで通関手続をして、BAVETへ入り、そこから一路、首都・プノンペンを目指す、と言う事にした。 -
今回は、まずそのサワリとして、1,000枚以上撮った画像から、ごく数枚だけ抜粋して、見て頂く。
往々にして、南方気候の国や場所は、おおらかな笑顔が自然と出る。
普段から、そんなに忙しく生きる必要が無く、故に人生にゆとりが有るから、だと解釈してみたりする。
だって、あくせく働かなくても、バナナやマンゴーが近くに実っていて、物欲の世界に生きなければ、自然に任せて一生を過ごす事が出来るのだから。
出会った笑顔は、素敵なものばかりだった。 -
これは、プノンペン中央市場周辺で売られていた、虫の佃煮たちだ。
タガメ、と言うのだろうか、結構大きな虫(としか言いようが無い)は、結構キモかった。
いや、全部コワかった。
勿論、食べていない。
これは・・・僕は食べない。
騙されても、ちょっと食べようが無いと思う。
世界中にコレしか食べる物がなくなったら、多分食べるんじゃないか。
それまで、食べる物リストには入れないでおく。 -
表紙の写真に戻る。
このちびっ子たちは、BAVETからプノンペンに向かう途中のフェリー乗り場を過ぎた所に居た。
無頓着な表情と、人なつっこい程、たったか近寄ってきたので、思わず撮った。 撮った画像を見せると、とても嬉しそうだった。 最後にペットボトルの水をあげると、出発した車を追い掛けて、裸足で追いつこうとした。
待って、もっと遊ぼうよ!
そんな声が、頭の中に浮かんで、消えた。
暫く、娘を思い出した。
待って、もっと遊ぼうよ! -
別な日、そう、これはプノンペンからBAVETへの帰路、既にフェリーの後だ。
トイレ休憩でちょっと止まった場所の近くにあった売店、もう掘っ立て小屋なのだが、お母さん。
じっと、こちらを見て、写真を撮るのに対して、臆さず、移った結果を見て、ちょっとシャイな笑顔。
小脇には、娘を抱えている。 -
その子は、もっとシャイだった。
写真を撮ろうとレンズを向けると、お母さんの陰に隠れた。
じっと待って、ちょこっと出て来た所を撮った。
レンズを向けていないと、素敵な笑顔だった。
待って、もっと遊ぼうよ・・・
フェリー乗り場の子の目が訴えていたのを、思い出した。
車で立ち去るとき、小さく手を振ったので、こちらも手を振り替えした。
さよなら。
また、会えるかな?
うん、きっと会えるよ。
と自分の頭の中で、ストーリーは展開していた。
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