2008/01/23 - 2008/01/23
3156位(同エリア17076件中)
バートンさん
アフリカ系、アラブ系など移民の多いパリ。
そんな移民達の手によって建てられたモスクが
ここパリにあります。
詳しい由来は分りませんが、
イスラム好きである私は
パリにあるモスクがどんなものか知りたくて
行ってみました。
La Mosquee de Paris(仏・英)
http://www.la-mosquee.com/htmluk/entreeuk.htm
モスクのHP(仏)
http://www.mosquee-de-paris.org/
-
Mosquee de Paris(モスケ・ド・パリ)は
カルチェラタンはずれ、
パリ第6・第7大学からほど近い
Rue Geoffroy St-Hilaire通りとRue Daubenton通り
に面しています。
Rue Geoffroy St-Hilaire通り右手にはモスクの壁、
反対側には植物園と動物園があり
この一角に入ると学生街のちょっと猥雑な町並みから
一転しとても静か。 -
大学のそばにはアラブ世界研究所という
アラブとの文化交流を目的とした施設があり、
そのためか、モスクまでの間にはイスラム系の書店や
レストラン、ケバブ屋、雑貨店などが点在します。
近づくにつれ気分は徐々に
イスラム・モードになっていく私。 -
ここはモスクの一部、レストランの入り口です。
モスク見学は午後2時からなので
そのまえにちょっと腹ごしらえ。 -
一歩中に入ってみるとここは別世界。
白い壁にはイスラム独特のレリーフが施され
お馴染みのタイルで更に装飾がなされています。 -
前庭部分はカフェになっていて、
お茶だけ飲んでもOK。
ブルーのイスが白い壁に映え、
植え込みの木がより一層この前庭の美しさを
引き立てていた。
室内には屋根付きの中庭があり、
そちらでもお茶を飲む事ができます。
ちょっと寒い時などは、
中庭のカフェでお茶をいただくのもいいですね。 -
レストランに入ると表のカフェとは
また違った雰囲気になり、
漆喰とペインティングされた木が
ふんだんに使われ少し重厚な感じです。 -
インテリアにもペインティングされた家具や
ランプシェードが使われとてもエキゾチック。
昔、モロッコへ行った時、
似たようなペインティングのブックスタンドを
買ったのを思い出しました。
その時、大きな家具もあったけ。 -
入る時にお茶か食事かと聞かれ、
それによって通される場所が変わってきます。
私はランチをいただきに来たので、
建物の奥へ通されました。 -
入口からは想像できないくらい中は広いです。
L字型をしたレストラン内部へ進むと、
いくつかの部屋が続き、
漆喰だけのシンプルな部屋、
木のレリーフが多い部屋と、
部屋によって内装がちょっとづつ変わっていました。
どの部屋も美しいです。 -
漆喰装飾部屋の窓際に案内され席に着く。
隣同士はかなり近く、
ちょっと手を広げるだけでぶつかりそう。
中は広いのに何でこんなに
テーブルをくっつけるんだろう。
ブロンズ色のテーブルのレリーフも精密で見事。 -
外にあった物ですが、レストランのメニューです。
クスクスにタジン、ケバブなどマグレブ
(モロッコ・アルジェリア・チュニジアの3国)
に行くとお馴染みの料理がメインです。
イスラムのレストランなので勿論お酒はありません。 -
飲み物はミントティーを頼む。
モロッコへ行くとミントがごっそり
ポットやコップに入っているけど、
ここパリではちょっとお上品に
ミントフレーバー・ティー。
ちょっと甘めにしてマグレブ流に。 -
日本でもクスクスは食べられるのでタジンを頼む。
タジンはこのお皿に三角錐の蓋をして
圧力鍋を使うのと同じ原理で作る料理の事。
チキンやマトンなど肉類と野菜を一緒に
煮込むタジン料理はとても柔らかく、
ダシも効いててとても美味しい。
本当はトマト味が食べたかったけど
メニューには無かったので
マトンとなすのタジンにした。
マトンは骨付きの大きいのが
3つも入っていてて凄いボリューム。
一人じゃ食べきれなかった。
これで15.5ユーロは安い。 -
食事をしていたら何かが目の前をよぎった。
何だろうと思ったら小鳥が数羽レストラン内を
飛び交っていました。
ランプシェードにとまったり、
テーブルの上に乗ったりと縦横矛盾。
レストラン内は大きな鳥かごのよう。
このランプの上にとまってたので
写真を撮ろうとしたら直ぐに飛んでってしまった。
とてもすばしっこいです。 -
このレストランのスイーツ。
店内でも食べられるしテイク・アウトもできます。
店内で頼むと沢山のスイーツが乗った大きなお盆を
席まで持って来てくれ、その場で選べるようです。
私は食べなかったけど、
隣に座ってる人達が頼んでました。
美味しそうだったけど、
タジンの量がはんぱじゃなかったので
別腹でも無理だった。 -
トイレも撮ってしまいました(^^ゞ
トイレでさえ綺麗なタイル・ワーク。 -
そろそろモスクが開く時間に
近づいてきたので店を出る。
お腹もいっぱいになり満足、満足。
安いしとても美味しかった。
アクセスが決して良い場所とは言えないのに
広い店内が満員になるくらい
客が訪れるのも頷けます。 -
モスク入口は建物と反対側にあります。
壁沿いに歩いている時、
ハマムからもくもくと湯気の立つのが目に入る。
ハマムいいなぁ。
でも値段がちょっと高いのでここではパス。
そう言えば、パリを歩いていたら
数軒ハマムを見かけました。
フランス人も行くのかな。 -
2時少し前に着いたら、
2時からです、って門前払い。
結構きっちりしてますねぇ。
屋根の上に乗ってる電飾が
ちょっとミスマッチです。
無くてもモスクって分かるんだけどな。。。 -
-
そう言う訳で、ちょっと辺りをウロウロする。
この辺は住宅街なのでお店は殆ど無し。
モスク周辺にある店は唯一この書店だったので
ここに入ってみる。
モスク前にあるからかここにはフランス語だけでなく
アラビア語の書籍、コーラン、カレンダーなどなど。
香辛料やお香、雑貨、衣料まであってちょっとした
イスラム系雑貨店と言った方がふさわしい感じ。
本を開いてみたけど字ばかりで、
読めない私にはあまり面白い代物ではないです。
あたりまえですね。 -
本屋で冷やかしてたら2時になり、
ようやくモスクの中へ入れるようになりました。
さっき門前払いしたおじさんに
3ユーロ払い中入っていく。 -
入っていきなりどーんと
この中庭の風景がお出迎え。
そんなに広くない中庭ですが、
白と茶系、グリーンを基調とした内部は
シンプルながらもとても美しい。 -
柱廊をぐるっとまわってみた。
HPの写真では柱にも模様が描いてあったけど、
消してしまったのでしょうか
サンドベージュ一色です。 -
タイルを触ってみたら
色毎に一つ一つ貼り付けた
モザイク状のタイルだった。
柄が焼き付けられた四角いタイルを
貼った物をよく見かけますが、
ここはちゃんとしたモザイク・タイル。 -
モザイク・タイルって、
不揃いだったり欠けてる部分が
一目で分かってしまうことがあり、
あれっ、なんて思うこともしばしばありますが、
ここは殆どないです。
う〜ん、とっても手が込んでいます。 -
あまり訪れる人がいないのでしょうか、
フランス人カップルと数人の白人がいるだけです。
パリに来てまでモスクへ行こうなんて
考えるのは私くらいかな。
人に邪魔されず写真が撮れるから
それはそれで良いのかも。 -
-
窓際にあるイスをなんだか懐かしく思うのは私だけ?
-
タイルの上には細かいカリグラフィーと
漆喰のレリーフ。
ブルーと茶色の組み合わせはとてもシックです。 -
ここは礼拝堂。
信者以外は立ち入り禁止です。
中を覗いてみましたが暗くてよく分らなかった。
中庭がこれだけ綺麗だから
礼拝堂も装飾が素晴らしいのでしょう。 -
-
-
中庭はもう一つあります。
こちらには花壇や池があったけど
お世辞にも綺麗な中庭とは言えません。
花壇は土がむき出し、池も泥が溜まってた。
春に向け綺麗に整備するのかな。 -
花壇のある中庭と最初の中庭を結ぶゲート。
表の門と同様に幾何学模様が施されている。 -
ここは何の為の部屋でしょうか。
ステンド・グラスが綺麗です。
天井から吊るされたランプ(?)は重そう。
落ちてきたらイヤだから
無意識に避けて通ってしまった。 -
イスラムの国でもないのにこんなに綺麗なモスクを
見れるとは思いませんでした。
パリにいる時、トルコ系ムスリムと話したら
このモスクを知りませんでした。
トルコ系はまた別にモスクがあるそうです。
と言うことはまだ他にいくつかあるのでしょうね。
クスクスやケバブなどイスラム系の料理は
パリでは一般的な料理として食べれるし
スーパーではインスタント・クスクスも
売っていました。ハマムも何件か見かけました。
ここパリではイスラム文化が
思った以上に浸透してるようです。
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この旅行記へのコメント (10)
-
- スーポンドイツさん 2008/03/27 08:26:36
- モスク
- いいですねぇ。イスラムの匂いが漂ってきそう。チュニジアを思い出しましたが、パリだけあって洗練されているような・・
- バートンさん からの返信 2008/03/27 20:09:09
- パリの中のイスラム
- スーポンドイツさん、こんにちは。
ここは綺麗でしたよ〜。まるで別世界、パリにいるとは思えませんでした。
お食事も美味しいし安いしボリューム満点、言うことなしです。
チュニジアいいですよね。アフリカのギリシャって感じで。
私はもう一度行きたいです。
スーポンドイツさんはチュニジアの旅行記書く予定ありますか?
いつか読んでみたいです。
- スーポンドイツさん からの返信 2008/03/27 21:56:31
- RE: モスク
- チュニジアは1981年に行きました。当時、どうして日本人に知られていないのか?と思ったくらい素敵なところでした。フランス人はバカンスに(特に観光もせず)ホテルでぼけーっと過ごしているようでした。
ニコイチさんの旅行記を拝見すると、今も昔もあまり変わっていないようですよ。また是非行ってみたいところです。
バートンさんも行かれたのですね。これから旅行記をじっくり見せていただきますね。
- バートンさん からの返信 2008/03/27 22:29:43
- チュニジアは良い所ですよね。
- 私は98年に行きました。その時ですらガイドブックは出ていないし、
日本人も殆ど見かけなかったです。
81年だと名前すら知らない人が多かったのではないでしょうか。
スーポンドイツさんは凄いです。
私も何故日本人に知られていないのか不思議に思いました。
旅行のしやすさは日本人向きですよね。
フランス人もそうですがドイツ人も多かった記憶があります。
2月だというのに一日中日光浴していて、
やはり感覚がちがうなと思いました。
ニコイチさんの旅行記をあとで拝見させてもらいますね。
実は、まだ途中ですが、チュニジア旅行記を書いている最中でして
フランスが終わり次第再開するつもりです。
-
- ralphinさん 2008/03/16 17:10:31
- パリで出会ったイスラム圏
- こんにちは、ばーとんさん。
パリにもモスクがあるんですね〜。
しかも、すっごく綺麗☆
タイル画が色鮮やかで良いですよね。
トイレまであんなに鮮やかだし!
お食事も美味しかったようで、何よりですね!
私、クスクスもタジンも食した事がありません。
見るからに美味しそうなので、食べてみたくなりました。
ますますイスラム圏に興味沸いてきましたー。
ってパリの旅行記なのにね(笑)
ralphin
- バートンさん からの返信 2008/03/16 18:42:44
- パリに来てまでモスクへ行く私って…
- ralphin、こんにちは。
お仕事は少し落ち着きましたか?
アラビア人街までいっちゃいましたよ。
もうイスラム中毒ですよね(笑)
モスクや併設のレストランはとても綺麗なんで驚きました。
パリの中のイスラム。全然フランスにいる気がしませんでしねぇ。
多分、移民達の並々ならぬ思いが
ここに込められているんじゃないでしょうか。
クスクスやタジンはタイ料理よりクセがないし、
地中海料理と言っていいんじゃないでしょうか。
トマトベースが多いですからねぇ。
トルコを体験したから次はエジプト、モロッコ、
チュニジアなんていいかもしれないですよ。
とってもエスニック気分になれますよん。
ばーとん
-
- wakabunさん 2008/02/27 13:09:05
- さすがバートンさん
- パリでもイスラムゆかりの地を周るとは!タイトルはバートンさんがつけたのかと思いきや、そういうサイトがちゃんとあるんですね。パリ、移民多いですもんねー。それにしてもどれもとてもおしゃれな建物ですね。アラビア半島というより、スペインとかモロッコ(行ってないけど)あたりのイスラム建築に似ている気がします。繊細な感じですねー。
私も今度イスラム圏以外に行くときも、モスク探していってみようかな。
- バートンさん からの返信 2008/02/27 20:49:06
- RE: さすがバートンさん
- >タイトルはバートンさんがつけたのかと思いきや、
>そういうサイトがちゃんとあるんですね。
超ウケちゃいました〜。
初めてモスクの名前を聞いた時、もうちょっとひと工夫ないのかしらって
私も思いましたよ。「パリのモスク」って、そのまんま。
多分、このモスクはモロッコとかマグレブあたりの移民用じゃないでしょうか。私も似てるって思いました。パリ在住のトルコ人にここの話したら知らなかったです。東京でも出身地別にモスクあるくらいだからパリも同じなのかな。パリのモスクだから大したことないと思ってたけど、結構綺麗なんでビックリしましたよ。お金かかってそうでした。
東京ジャミーへ行ったことありますか?
あれ、これもそのまんまの名前ですね(笑) 中はとても綺麗。
イスラム圏以外のモスクもなかなかイケてるかもしれないですね。
-
- sunnyさん 2008/02/26 12:11:19
- モスク、モスク
- バートンさん、いつものようにフライングごめんなさい。
待ってました。パリのモスク。内部色鮮やかなものが多いんですね。
中で食事ができるんですか?改装したレストランか何か?
イスラム圏へ行った錯覚に陥りますよね。これでアザーンあれば完璧♪
コメント待ちまーす。
sunny321
- バートンさん からの返信 2008/02/26 21:34:47
- お待たせしました
- さにーさん、こんにちは。
ようやくモスクの旅行記に取り掛かれました。
真っ先に書きたかったけど、パリに行っていきなりこれ書いちゃ
パートンさんどこへ行ったのかしら?って言われかねないんで
少し封印してました (^^ゞ
>パリのモスク。内部色鮮やかなものが多いんですね。
>中で食事ができるんですか?改装したレストランか何か?
レストランはモスクの一部です。
ここにはモスク、レストラン、カフェそしてハマムがあって、
パリでイスラム体験するのに一通りの物が揃ってました。
新しい建物なのになかなか風情あるでしょ。
由緒あるモスクに比べたら見劣りするけどなかなかの物でした。
ほんとアザーンがあれば完璧でしたよ。
聞いてみたかったな〜、パリで流れるアザーン。
アザーンクロック持参すればよかった。
ばーとん
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