2008/02/09 - 2008/02/10
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gentlyさん
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ヨーロッパの古いクルママニアにとって欠かせない冬のイベント、レトロモビル。今年からまた主催者が代わったようで、会場の規模も例年より少し小さくなった気がする。それでも、ブースをひとつひとつ丁寧に見ていたらとても一日では見切れない規模なのには代わりない。
今年のテーマは「クルマと女性」と「シトロエン2CVの60周年」とのことだったが、実際は「クルマと女性」に関連のある展示はほとんどなく、「シトロエン2CVの60周年」もごく普通の2CVが数台展示してあるだけ、というかなり寒い内容だった。
世界でも有数のクラシッカーディーラーのブースは、年最初のイベントということで相変わらず相当気合の入った展示をしているが、中でもやはりHALL&HALLやギャルリーエ・ダイエール、クリストフ・グローエ、LDAなどは思わず足を止めて見たくなるような凄いクルマを持ち込んでいた。値段も強気だ。
サルムソン、D.B、パナール、ファセルベガ、オチキスといったフランス車のクラブも例年どうりマイペースの展示で、日本のニューイヤーミーティング同様、世界中からクラブ員が新年の挨拶をかねてブースを訪れて情報交換などをしていた。世界中のイベントで知り合った友人や顔馴染みとも何人か会うことができて、それが何より楽しかった。
出店は、やはり1/43やビンテージ専門のミニカー屋が多いが、とりわけ珍しい出物も少なく、かと言って値段もとりわけ安いわけでもない。本当に欲しいミニカーを探しているマニアは、店の主人と仲良くなって、メールのやりとりで買うのが主流のようだ。
オートモビリアは、紙モノを扱うディーラーが昔にくらべ少なくなったようだ。
これまでオークションを仕切ってきたクリスティーズは昨年自動車から手を引いたようで、今年はボナムのオークションが開催された。毎回ど肝を抜くクルマやオートモビリアを扱ってきたクリスティズと違い、ボナムはエランやシェルビーGT350といった堅実的な出品物がほとんどだった。個人的には美しいERAや、近年ヒストリックレースで人気のグループCカーの行方が気になるところだ。
また、今年の会場は、場内に綺麗なレストランが併設されているのは非常にうれしかった。食事する時間があったらクルマを見ていたい、という方にはバースタンドもオススメだが、レストランで疲れた足を休めたいという方も多いはず。場内ふたつのレストランでは典型的なフレンチをお値打ちに楽しむことができ、味もなかなか。これもレトロモビルの楽しみである。
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有名なディーラー「ホール&ホール」の売り物ディノ206SP。「ホール&ホール」は、ここ数年レトロモビルで最も勢いのあるディーラーのひとつです。
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フェラーリ330Pか・・・。
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アストンのDB3S
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今回「ホール&ホール」のブースで最もお値打ちだったのがマリオ・アンドレッティの乗ったフェラーリ312B2。最もお値打ち、でも軽く1億円超えるそうな・・・。
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フォードGT40も、会場の他のクルマの影に完全に隠れて誰も気にしていない様子だった。
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これも有名なディーラー「LDA」の商品、プジョー905evo2。前日まではブースに美しいヴォワザンが展示してあったのだが・・・。戦前車からグループCカーまで幅広い守備範囲だこと。
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アルファのムゼオからやってきたのは、ホモロゲ用試作車。明らかにランチア・デルタを意識したデザインは賛否両論意見の分かれるところでしょう。
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これもジュニアZベースのホモロゲモデル。たしか現存は1台のみのはず。屋根のエアスクープはカッコイイけど、はたして意味があるのかな?
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去年はフェラーリ250ブレッドバンを持ち込んでいたこちらのディーラー、今年はマセラティ5000GTアレマーノを展示していました。隣にごく普通のランチア・アウレリアを並べる感覚が理解できない・・・。
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おなじみのディーラー「ギャルリーエ・ダイエール」のクリストフ・プン氏は「毎回物凄いクルマを展示して、みんなをあっと驚かせるのが大好きなんだよねぇ」と飄々と語っていたが、今年も良いものを見せて頂きました。
ジョヴァンニ・サボヌッチの設計したスタンゲリーニ。顔はチシタリア202にソックリですなぁ。50年代末期のミッレミリアに出場しているクルマだが、60年代に街乗りに改造されている。現状で3000万円くらいか・・・。レストアショップも紹介してくれるそうです。 -
今年からレトロモビルの新たな試みとして、屋外でレーシングカーや蒸気エンジンのデモも行われた。マトラF1チームのメカニックが運営する、フランス製レーシングカー専門のレストア屋「EPAF」が渾身の力で復活させたマトラM640がV12サウンドを響かせていた。
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マトラ製V12が動いている姿なんて、なかなか見れるものではありません。
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「DB友の会」の今年の出し物は、意外にもDBルマン。
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非常に美しいコンディションにレストアされたDB。どうやらオーナー自らレストアしたらしいのだが、詳細は不明。白もいいね。
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「EPAF」のブースにあったボロいDBのクーペ。オーナーはフランスの有名な自動車ジャーナリストWaegemacker氏。ルマンを走った歴代マトラやルネボネ・アエロジェットなど、フランス製レーシングカーのレストアに関して拘りのある「EPAF」のことだから、このクルマもきっと近年すばらしい状態でルマン・クラシックを走るのだろう。
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これもDB。今年のレトロは4台のDBが来ていた。
これは、かつてマーシャルライトの社長夫人がもっていたDBで、元々グリーンに塗られたFRP製ボディを持っていたが、事故でボディは大破。アルミでレストアされることになりました。このクルマも同型車が2台ほど存在するはず。 -
パナール系のクラブだけで、「パナール・ダイナミッククラブ」「DB友の会」「パナール・ディナクラブ」と細分化されているのがレトロモビルの謎のひとつ。で、これは「ディナクラブ」の展示。
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こ、これは・・・??前輪がキャタピラの軍用バイク。
まるで鳥山明の漫画に出てくるマシンみたいだ。 -
パリ在住の自動車画家、吉田秀樹先生のブース。ちょっとお疲れの様子。
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カルロ・ブリアンツァのメタル製マセラティA6GCのキット。1/6くらいのデカさのキット。ほ、欲しい!
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シャンゼリゼにあるルノーのショールーム「アトリエ・ルノー」は、パリに訪れた際は是非立ち寄りたい場所。2008年2月現在、「ジャン・レデレ展」を開催中!
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入り口に展示してあったアルピーヌA106。現存数の極端に少ないA106ですが、特にこの個体コンディションは感動モノ。
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78年のルマンで優勝したアルピーヌA442Bターボ。出来れば走ってる姿も見たいものです。ところで、近年レトロモビルにルノーのブースが無いと思ったら、実はこっちに展示してあるってワケね。
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A442BのV6ターボエンジンのカムカバー。
たしか、ルノーのレーシングエンジンに「ゴルディーニ」の文字が刻まれるのはこのV6ターボエンジンが最後。79年に永眠したアメデ・ゴルディーニは、80年のルノー悲願のF1優勝を見届けることはなかった。 -
「アトリエ・ルノー」の2階はレストランになっていて、1階の展示車両を上から眺めながら美味しいお食事をとることができる。これは絶対オススメ。
ラビオリはお値打ちで美味しいし、エスプレッソはデザートやチョコレートまで付いてきてお徳。今のルノーF1カラーの3色アイスクリームは、F1ファンなら是非とも食べておきたい。 -
同じくシャンゼリゼにあるプジョーのショールーム。おなじみのソルト&ペッパーミルをはじめとしたプジョーグッズも沢山売られている。規模は小さいが、通常2〜3台のコンセプトカーが展示してある。
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2008年2月現在のプジョー・ショールームのコンセプトは「禅」。ということで、瞑想できるクルマ?を展示。???
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こちらもシャンゼリゼにあるトヨタのショールームにて。トヨタ製品だけでなく、デザインに優れた最新の日本製品も紹介している。これは入り口に展示してあったトヨタi-UNIT。愛地球博にもあったやつですな。
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モンパルナスタワーの展望台にて。おなじみのエッフェル塔やユネスコ本部も見えますな。
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