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世界旅行者は、早朝出発のカオサン発シェムリアップ行きのツーリストバスに申し込んでも、ツーリストバスがうまくピックアップするとは思っていなかった。<br /><br />だから、7時のピックアップなのに、10分前の6時50分にはピックアップ地点へ行って、バックパックを地面に置いて、その上に座り込んでいた。<br /><br />なぜって、7時の待ち合わせからちょっとでも遅れたら「7時に待ってなかったからピックアップできなかった。だから返金はできない」という口実を相手に与えてしまうのだから。<br /><br />とにかく、海外個人旅行に出ると、そこは「嘘とだましだらけの世界」なんだよ。<br /><br />僕はバスのピックアップが遅れるだろうとは、当然予想していた。<br />どうせ、シェムリアップに着くのは夜遅くなるようにわざと調節するに決まっているのだから、朝少々送れたところで問題はない。<br /><br />しかし、なにかのトラブルが起きて、バスが来ないことも考えられる。<br />その時は、僕がバスを申し込んだ「KOH TAO CORAL GRAND RESORT」の金髪の兄ちゃんに文句を言って、金を戻してもらうだけだ。<br /><br />金髪の兄ちゃんはなかなか格好よかったし、彼が遭遇した去年の津波についても話をしたし、女の子もショップへ連れて行った。<br />顔見知りになっているので、返金は問題ない。<br /><br />もしもゴタゴタ言ったら、日本で一番アクセス数の多い個人旅行者の海外旅行情報サイト「世界旅行者の部屋」でボロクソに書いて、商売を破綻させてやるさ(笑)。<br />ま、それだけの迫力があれば、どんなトラブルにも負けることはない。<br /><br />ちょっと気になるのは、チェックアウトしたばかりのホテルだが、これはまだ部屋の掃除もしていないだろうから、戻ってもとの部屋に泊まることにすればいい。<br /><br />それよりも何よりも、世界旅行者としては、「申し込んだバスのピックアップが来なかった」という経験を、個人として持てる喜びがある。<br /><br />海外旅行者でも、人の話を聞いてあれこれウンチクを言っているだけではダメだ。<br />僕のように、すべてのトラブルに対して、「いらっしゃ〜い♪」と微笑んで受け止められるようになってはじめて、本物になれるんだよ。<br /><br />カオサンの朝は、別にシェムリアップ行きのバスだけが出るのではない。<br />南のビーチ行きのバスも出ているから、街角で立って待っている人は多い。<br />彼らは次々と声をかけられて、どこかへ連れられていく。<br /><br />残ったのは、僕の横に立っている白人のカップルと、ボケーッと周りを見回している中年の東洋人だけだ。<br />ひょっとして同じツアーなのかもしれない。<br /><br />気になるので、白人女性に声をかける。<br />「エクスキューズミー、バット、アーユーゴーイングトゥーシェムリアップ?」<br />すると、「そうでんねん、わてらシェムリアップのバスまっとりまんのやが、きいしまへんのや。おうじょうしとりまっせ!」と、ちょっと訛った英語がもどる。<br /><br />旅行者の定番「ウェアーアーユーフロム?」と聞くと、「スコットランドでおまんがな」との答え。<br />すると当然世界旅行者は、「スコットランドといえば、僕はネス湖に怪獣を見に行きましたよ。そうしたらRAFのジェット戦闘機が低空飛行をしてきましたよ。アレは怪獣を爆撃していたんでしょうね」などと、興味深い話を始める。<br /><br />その向うの東洋人は寂しそうだったので、「日本の方ですか?」と声をかける。<br />彼は日本人だったが、特にバスを待っているというのではなくて、朝早く起きたのでホテルから外に出ただけという話だった。<br /><br />同行者が見つかったので、少し安心したが、ピックアップがこないのは困る。<br />すると、7時50分ごろになって、タイ人のおっさんが声をかけてきた。<br />その後には、ぞろぞろと白人の若者の列が続いている。<br /><br />「なるほど、この白人連中が、ピックアップポイントに遅れた来たので、それを待ってたんだな…」とわかる。<br />そのあとはぞろぞろと20人くらいが列を作って、カオサンを行進し、カオサンの突き当たりのお寺の前へ行く。<br /><br />「小さなマイクロバスにガタイの大きな白人の若者と一緒に詰め込まれるのはちょっと困るよなー」と、心の中でつぶやく。<br />2002年にシェムリアップからカオサンへ来た時は、マイクロバスだったからね。<br /><br />しかし世の中は進歩するもの、腐敗はどこまでも進行するもの、というわけで、バスにも大異変が起こっていた。<br />なんと僕らが連れて行かれた道端には、二階建ての豪華バスが待っていたのだ!<br />そのバスにはドラえもんの絵が、著作権を完全に無視して、大胆に描いてある。<br /><br />バックパックを次々に手渡すと、荷物はすべてバスの下のトランクルームに入る。<br />とっとと二階席に乗り込むと、人数と席の配分がちょうどいい感じ。<br /><br />僕は2人の席を一人で占領する。<br />また、カップルはカップルで隣同士の席が取れている。<br /><br />席はもちろんリクライニングするし、ゆったりと座れる。<br />ただ、ぼくがちょっと予想外だったのは、日本人のバックパッカーを見かけなかったこと。<br /><br />カオサンからシェムリアップへのツーリストバス、しかも日系の旅行代理店で申し込んだのだから、日本人が3人は乗っているだろうと僕は予想していた。<br />そうすれば、シェムリアップのウンチクを語りながら、時間潰しができるはずだったのだが。<br /><br />ま、とにかく8時前にはバスは無事にカオサンを出発したというわけだ。<br />でも、シェムリアップのバスの出発が1時間遅れた程度で、トラブルが終わりだと思っていたら、それは世の中を知らなさすぎるよね。<br /><br />【旅行哲学】シェムリアップへのバスはピックアップから1時間遅れ<br /><br />http://www.midokutsu.com/2005/khaosan.htm<br />

朝にシェムリアップへのバスのピックアップを1時間待つ@カオサン

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2005/11 - 2005/11

23953位(同エリア24355件中)

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん

世界旅行者は、早朝出発のカオサン発シェムリアップ行きのツーリストバスに申し込んでも、ツーリストバスがうまくピックアップするとは思っていなかった。

だから、7時のピックアップなのに、10分前の6時50分にはピックアップ地点へ行って、バックパックを地面に置いて、その上に座り込んでいた。

なぜって、7時の待ち合わせからちょっとでも遅れたら「7時に待ってなかったからピックアップできなかった。だから返金はできない」という口実を相手に与えてしまうのだから。

とにかく、海外個人旅行に出ると、そこは「嘘とだましだらけの世界」なんだよ。

僕はバスのピックアップが遅れるだろうとは、当然予想していた。
どうせ、シェムリアップに着くのは夜遅くなるようにわざと調節するに決まっているのだから、朝少々送れたところで問題はない。

しかし、なにかのトラブルが起きて、バスが来ないことも考えられる。
その時は、僕がバスを申し込んだ「KOH TAO CORAL GRAND RESORT」の金髪の兄ちゃんに文句を言って、金を戻してもらうだけだ。

金髪の兄ちゃんはなかなか格好よかったし、彼が遭遇した去年の津波についても話をしたし、女の子もショップへ連れて行った。
顔見知りになっているので、返金は問題ない。

もしもゴタゴタ言ったら、日本で一番アクセス数の多い個人旅行者の海外旅行情報サイト「世界旅行者の部屋」でボロクソに書いて、商売を破綻させてやるさ(笑)。
ま、それだけの迫力があれば、どんなトラブルにも負けることはない。

ちょっと気になるのは、チェックアウトしたばかりのホテルだが、これはまだ部屋の掃除もしていないだろうから、戻ってもとの部屋に泊まることにすればいい。

それよりも何よりも、世界旅行者としては、「申し込んだバスのピックアップが来なかった」という経験を、個人として持てる喜びがある。

海外旅行者でも、人の話を聞いてあれこれウンチクを言っているだけではダメだ。
僕のように、すべてのトラブルに対して、「いらっしゃ〜い♪」と微笑んで受け止められるようになってはじめて、本物になれるんだよ。

カオサンの朝は、別にシェムリアップ行きのバスだけが出るのではない。
南のビーチ行きのバスも出ているから、街角で立って待っている人は多い。
彼らは次々と声をかけられて、どこかへ連れられていく。

残ったのは、僕の横に立っている白人のカップルと、ボケーッと周りを見回している中年の東洋人だけだ。
ひょっとして同じツアーなのかもしれない。

気になるので、白人女性に声をかける。
「エクスキューズミー、バット、アーユーゴーイングトゥーシェムリアップ?」
すると、「そうでんねん、わてらシェムリアップのバスまっとりまんのやが、きいしまへんのや。おうじょうしとりまっせ!」と、ちょっと訛った英語がもどる。

旅行者の定番「ウェアーアーユーフロム?」と聞くと、「スコットランドでおまんがな」との答え。
すると当然世界旅行者は、「スコットランドといえば、僕はネス湖に怪獣を見に行きましたよ。そうしたらRAFのジェット戦闘機が低空飛行をしてきましたよ。アレは怪獣を爆撃していたんでしょうね」などと、興味深い話を始める。

その向うの東洋人は寂しそうだったので、「日本の方ですか?」と声をかける。
彼は日本人だったが、特にバスを待っているというのではなくて、朝早く起きたのでホテルから外に出ただけという話だった。

同行者が見つかったので、少し安心したが、ピックアップがこないのは困る。
すると、7時50分ごろになって、タイ人のおっさんが声をかけてきた。
その後には、ぞろぞろと白人の若者の列が続いている。

「なるほど、この白人連中が、ピックアップポイントに遅れた来たので、それを待ってたんだな…」とわかる。
そのあとはぞろぞろと20人くらいが列を作って、カオサンを行進し、カオサンの突き当たりのお寺の前へ行く。

「小さなマイクロバスにガタイの大きな白人の若者と一緒に詰め込まれるのはちょっと困るよなー」と、心の中でつぶやく。
2002年にシェムリアップからカオサンへ来た時は、マイクロバスだったからね。

しかし世の中は進歩するもの、腐敗はどこまでも進行するもの、というわけで、バスにも大異変が起こっていた。
なんと僕らが連れて行かれた道端には、二階建ての豪華バスが待っていたのだ!
そのバスにはドラえもんの絵が、著作権を完全に無視して、大胆に描いてある。

バックパックを次々に手渡すと、荷物はすべてバスの下のトランクルームに入る。
とっとと二階席に乗り込むと、人数と席の配分がちょうどいい感じ。

僕は2人の席を一人で占領する。
また、カップルはカップルで隣同士の席が取れている。

席はもちろんリクライニングするし、ゆったりと座れる。
ただ、ぼくがちょっと予想外だったのは、日本人のバックパッカーを見かけなかったこと。

カオサンからシェムリアップへのツーリストバス、しかも日系の旅行代理店で申し込んだのだから、日本人が3人は乗っているだろうと僕は予想していた。
そうすれば、シェムリアップのウンチクを語りながら、時間潰しができるはずだったのだが。

ま、とにかく8時前にはバスは無事にカオサンを出発したというわけだ。
でも、シェムリアップのバスの出発が1時間遅れた程度で、トラブルが終わりだと思っていたら、それは世の中を知らなさすぎるよね。

【旅行哲学】シェムリアップへのバスはピックアップから1時間遅れ

http://www.midokutsu.com/2005/khaosan.htm

  • カオサン通りの朝の写真。

    カオサン通りの朝の写真。

  • カオサンからアランヤプラテートへのドラエモンバス。

    カオサンからアランヤプラテートへのドラエモンバス。

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