2008/01/11 - 2008/01/27
90位(同エリア147件中)
tomoさん
構想1年、念願のイエメンに初1人旅!
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12日目
少しのんびり起きて、気の赴くままにサナアを歩く。
首都とはいえ、サナアは牛も行きかうのんびりした街。 -
サナアで日本人旅行者に出会い、お茶をした。会社を辞めて1年間世界中を旅行する予定で、今10ヶ月目とのこと。そんな話を聞いたら、私だって会社辞めたくなっちゃうじゃない!すでに行きつけと化したホテル近くのジュース屋でレモンジュースを堪能した後、初日に行ったシャーイ屋でシャーイハリーブを飲む。
自分でパイプ椅子をセッティングするセルフなお店。やっぱり、ここが一番おいしいなあ。10日ほど前に来たばかりなのに、それがずいぶん前に感じる。イエメンにいると体感時間が日本の何倍にもなるような。のんびりしているからだろうか。 -
シャーイ屋からの眺め。旅に出るときやオフィスに行く時は、ホテルからこの道をくだって環状線に出るので、私には思い出深い道。
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モスクの前がシャーイ屋。
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オールドサナアと環状線。夕暮れが近づき、切ない気持にさせる。
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私が一番大好きな道。ホテルの近くにある車1台がぎりいぎり通れる道。かなりの運転技術と、対向車や通行人の協力が必要な道。ここを通るときは、通行人や地元の人が、もっと「右に切れ!」とか「大丈夫、前進しろ」など協力してくれる。カマルもわざわざ車から降りて、誘導したり、代わりに運転しようとしたりしてたし。
けっこう時間がかかるので、日本人なら「ちっ」とか「こんな狭いところに入ってくるなよ」思うところだろうが、ここではみんな快く協力する。毎回イエメン人の人の良さを感じる道。同時に日々の自分を反省する道。
はるこさんと街で偶然出会う。一緒に街を歩こうと思ったが、今日もカマルたちとディナーの約束があったので、また明日か明後日会えることを期待して別れる。
ディナーはカマルに新市街の高級店に連れて行ってもらう。新しい車を買うそうで、お店にもディーラーの人が訪ねてきたり、ひっきりなしに電話がかかってたきりして、とても忙しそうだった。忙しいのに私との約束を守ってくれてありがとう。
お店で藤井フミヤのtrue loveがかかった。その流れで私が持っていたipod nanoを見せたところ、computer guyのカマルがぜひ売ってほしいと言った。長時間運転するからだろう。車で使えるのかどうか確認して、問題なさそうだったら売ってあげるよということで、1晩彼にipod nanoを貸す。 -
13日目
今日も朝からはるこさんと偶然出会う。そんなわけで一緒にサナアを歩く。
バーバルヤマンに登る。本当は時間外だったが、その辺にいた人が入っていいよと言ってくれたので、お言葉に甘えて登る。 -
今日も相変わらず地べたに座ってカートをお楽しみの男性陣。
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ラクダが粉を挽いている。目隠しをつけられて、恐らく1日中ぐるぐる歩いて粉を挽くちょっとかわいそうなラクダ。
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モスク隣の本屋さん。そういえば、本屋さんはモスクの近くでしか見なかったかも。コーランがたくさん置いてある。お土産用に、携帯用コーランを買う。
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モスクの壁にもたれる男性。
お祈りの時間になると、モスクの中に入りきれない人がこの道の半分までを埋め尽くし、持参したミニカーペットみたいなものの上で熱心にお祈りする。
観光客を相手にするドライバーは、1日5回のお祈りすべて行うことはできないが、時間を見つけてモスクに行ったり、お祈りできる場所でお祈りしたりする。
宗教をもつとはどういうことなのかというのを考えさせられる瞬間である。 -
ホテルの近くのおうちの子供。彼が握っている金属をドアに打ちつけてノックするので、とっても趣がある。
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今日もカートスークは大賑わい。カートにかける情熱を別の所に向ければ、経済も大きく発展しそうだが。
ちなみにカートはその日の朝摘んだもののみが市場に出回る。カートについて語る場合のみ、イエメン人はクオリティーとかフレッシュという単語を使うと私は思った。
カートは食欲減退作用があるようで、昼食後から数時間にわたってカートを楽しむイエメン人男性は、夕飯を食べないことも多い。だからあんなにやせているんだと思う。
今は冬なのでカートが高いそうだ。1袋1500リヤル(750円)程度。高いなあ。1日1袋以上消費する。 -
たばこの葉っぱを売る男性。
はるこさんと2人でレストランに入る。イエメン人女性は女性専用の部屋があるようなレストランにしか行かないそうで、そんな部屋のない安レストランに入った私たちを、みんな興味津々で見てくる。ポテト用のソースがマックのバーベキューソースに似ていて懐かしい感じがした。 -
またもやカートを道端で売っている。カートは本当にどこでも売っている。その横を羊が通り過ぎる。
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本格的に道の真ん中で店を広げる。
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イエメン女性はアバヤとヒジャーブとブルカを着用しているので、一般的には眼だけを出している。中には眼も隠している人もいる。
ところがっ!スークではやけにセクシーな服を売っていたりするのが驚き。アバヤを脱いだらこんなセクシーなものだけを着てたりするのかと思うと、ドキドキしてしまう。買う方も眼しか出ていないから大胆に買えるだろうか?
それに、お天道様のもと、露店で売られているブラジャー!青空の下で売られているそれは、私にはかなり強烈だった。わ、わたし、こんな明るところでとても買えませんよ…しかも、奥さんのものを買いに来たと思われる男性が堂々と手に取ったりしている。
どうでしょう、全身隠している国でのこのギャップは。 -
はるこさんと英語を勉強しているという男子大学生と出かけることに。タハリール広場近くのはるこさんの宿泊しているホテルで4時に待ち合わせして、ダッバーブでちょっと遠くにあるマーケット2か所に行くとのこと。今日もカマルと約束があったから何時に戻ってこれるのかと聞いたら6時という。今5時ちょっと前だけど、ダッバーブに20分以上乗っていくという割にはやけに早く帰ってこれるんだなあと、ちょっと不安に思う。
ダッバーブに乗ってたどり着いた最初の目的地は…バーバルヤマン。離れたら迷子になるから、見たいものがあるときは声をかけるようにという彼に、今日のお昼にも来たというと、1分もしないうちに1か所目終了。
続いて向かったのは、謎のモール。ここもちょっと私たちの想像していたところとは違う…
そんなわけでダッバーブを乗り継いで行った割に早く戻ってくる。そして帰りはバーバルヤマンから歩くことに。彼はバーバルヤマンからタハリールまで歩いたことがないそうだ。悪い人ではないんだけどね。 -
ホテルに戻ると、ホテルのみんながまかないご飯を食べるから一緒にと誘ってくれる。ありがとう。みんながよくしてくれるから、私はホテルを替えられなかったんだよ。
その後、またジャマールが迎えに来てくれて、カマルが待つオフィスに。ipodをどうするのか話し合い。結局、今日はカマルが忙しくて検討する時間がなかったので、今回の話は流れた。私が金持ちだったらipodくらい気前良くあげられたんだけどね。
今日でYemeni Deamsのみんなともお別れ。泣くまいと思ったけど、やっぱり涙が溢れてしまう。オフィスでカマルとハグをしてお別れ。最後の最後まで、彼は出来る男だと感じさせる言葉をくれた。彼はきっと大成功するだろう。ありがとう。
そして最後はジャマールがホテルまで送ってくれる。本当に人のいいジャマール。別れが惜しくて2人でオフィスで長いことおしゃべりしたな。それから、先日インタビューされた記事が載っている今日の新聞を買いにタハリール広場へ連れて行ってくれた。1軒目は売り切れで、2軒目で最後の1部を見つけてくれた。どんなことが書いてあるのか、一生懸命英語に訳してくれた。そしてジュース屋でお別れにジュースを買ってくれた。2人でパイナップルジュースを飲みながら夜のタハリール広場を歩く。彼の温かい一言一言に、号泣しそうだった。本当にありがとう。 -
イエメンで友達になったみんなとの別れ。さっきは最初のツアーで一緒だったCregがエチオピアへ旅立った。今回ほどたくさんの出会いがあった旅はない。とてもさみしい。自分が独りぼっちになってしまったような感じがする。独りで来たはずなのにね。大声をあげて泣きたい気分だ。
無性にサナアの夜景が見たくなった。 -
明日はイエメン最終日。
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明日一日、悔いのないように過ごそう。
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またいつか、ここに戻って来れるだろうか?
またいつか、ここで会いたい人に会えるだろうか?
私にとって、幸せってなんだろう? -
そんなことを、このダーウッドホテルの屋上で考える。
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いつ見ても、ここからの夜景は最高だ。
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ここでこうして、2時間も夜景を見ながら、いろいろなことに思いを馳せていた。
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14日目
昨日一緒にまかないご飯を食べた韓国人のウークは、今朝の便でアデンに向かった。彼は数週間イエメンを旅した後、サウジアラビアに行く。VISAを取得するのが極めて困難な国だが、彼は何とか取得することができたそうだ。彼ともなんだかんだ長い付き合いだった。昨日まではホテルの隣の部屋に泊まってたし。だんだんみんながいなくなっていくのでさみしい。彼の英語はノンネイティブではカマルと同率1位だった。私は3位。彼を追い越せるように頑張ろうと誓う。 -
ああ、こういうお店も
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こういう笑顔も今日でお別れだな。
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今日は金曜日。日本の日曜日に当たるため、スークも人がまばら。カートスークだけはやっぱり金曜日でもにぎわう。
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カートの威力、恐るべし。休日でもこの熱気。
ここで、カートの買い出しに来ていたホテルのスタッフに遭遇。なんだか迷子になっているとみなされ、ホテルまで一緒に戻ることになった。 -
途中、最終日にしてブルカを購入した。
まあ、これがあればどこの国だって行けるしね、きっと。我ながら、怪しいこと極まりない。 -
ずいぶんサナアを歩いたけど、こんな道、一度通ったことないなあ。最短距離でホテルまで連れて行ってくれる。
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ホテルに戻ったら、みんなで記念撮影。いろいろお世話になりました。
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例の新聞、ホテルのオーナー ムハンマドも私のために買いに行ってくれてたそうだ。ありがとう。これで一緒にインタビューされたともさんにも新聞を送ることができるよ。
記念にパチリ。
ところがっ!この後カメラが壊れる。ただ今ちょうどお昼を回ったあたり。最後にホテルとかいつものジュース屋とか電話屋さんとか、思い出深い場所を片っ端から撮影しようと思ったのに…それに、この後、ホテルでホブスを焼いたりと、シャッターチャンスがあったけどなあ。
まあ、7日目に砂漠でカメラを落した時に1度壊れたけど、ジャマールが直してくれたおかげで、今日まで写真を撮れたことを感謝しよう。
この後、気を取り直してmikipomさんに連絡し、会うことに。昨日道であった日本人旅行者のめぐみさんと3人で高級ホテル バージュ・サラームの屋上のカフェで歓談。ここからの眺めも最高のシャッターチャンスだったんだけどな。mikipomさんはわざわざ先日のお茶会のCDまでくださった。例の事件の時も、私のことを心配してくれて、メールで情報を送ってくださった。本当にお世話になりました。
皆さんと別れた後、再度街を歩く。すると初日にシーシャをやらせてくれたシーシャ屋のおじさんがおいでよと呼んでくれる。マフラージでくつろぎながら、シャーイハリーブをもらったりお菓子をもらったり、おじさんも親切にしてくれたなあ。ディナーも誘ってくれたけど、これ以上親切にしてもらったら、また泣いちゃうと思って今回は辞退する。
イエメン最後のディナー。相変わらず食欲はないものの、最後だししっかり食べようと試みる。初めてホテルのレストランでディナーをとることに。それからホテルのマフラージでイエメンミュージックを聞きながら、この14日間の旅を思い返す。 -
今日も、最後の見納めに屋上からサナアを眺める。
たくさんの人に出会って、たくさんの人に親切にしてもらって、たくさんの素敵な場所を訪れた14日間。
本当にありがとう。
出会ったすべての人に感謝して、イエメンでの最後の眠りに就いた。
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