2008/01/11 - 2008/01/27
16位(同エリア17件中)
tomoさん
構想1年、念願のイエメンに初1人旅!
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今朝はまずフィッシュマーケットへ。ジャマールは魚の臭いが耐えられず、シュマーフで鼻と口を覆っている。
車と同じように、船もデコレートされていてかわいらしい。 -
今でも船の修理は職人が行っている。
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船を下から見ると意外と迫力がある。
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売る方も買う方も男性ばかり。朝から活気がある。日本では見たこともない魚が所狭しと並ぶ。
「この魚の写真を撮れ、こっちもいいぞ」と各お店で声をかけられる。結局、ものすごい枚数の魚の写真を撮ることに… -
もちろん子供も大人も写真を撮ってとポーズを撮る。
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威勢良く売る漁師さん。貴重な「一生懸命働くオトコ」の写真。
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サメとサメの赤ちゃん。赤ちゃんはメスのおなかから掻きだされる。ヒレなどは日本や中国へ輸出されるらしい。
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Cregがどうしてもマグロを買って、ランチにどこかのレストランで調理してもらいたいと言い出す。私は彼にマーケットの中を散々連れまわされる。右の彼は案内してくれた親切な人。Cregがわがままを言ってごめんなさい。
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帽子屋さん。日本でいう「びく」も売っている。けっこうしっかりした作り。
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氷もこうやって売ってると趣がある。
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この時は「ここで撮らなくても、もっときれいなところで嫌というほど海の写真撮るし〜」と思っていた。
残念ながら、最初で最後の海の写真… -
ハヤブサの赤ちゃんを売っていた。サウジではハヤブサを使った狩りは金持ちのスポーツで、ハヤブサの赤ちゃんは高く売れるらしい。
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マナハに向かう途中、幹線道路からオフロードに入り、なんと川の浅瀬を走る。さすが世界のTOYOTAランドクルーザー!
やっぱり水のそばには緑があふれる。 -
子供はいつもとっても楽しそう。
最近、こんなに楽しそうに笑う日本の子供を見たことがないかも。 -
Cregが持参した風船をジャマール先生が膨らましているところ。子供はとっても喜んでいた。
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さて、問題のランチ。Cregが得意そうにホデイダで買った新鮮なマグロを食べさせてやると張り切っている。最初からわかってはいたがやっぱりランチは山の中。地図を見れば想像に難くない。
1軒目のレストランは「魚なんて調理したことないからできない」と拒絶される。2軒目は「魚を調理したことはないが、何とかやってみる」。…大丈夫か?もしかして私が3枚におろして料理するとかそういう方向?と心配に思っていたが、親切なフィッシュマーケット案内人の漁師さんが切り身にしてくれたのでセーフ。山の中の料理人の腕を信じることに。
けっこう時間がかかった末に出てきたのは、軽くボイルした後に揚げたマグロ。みな恐る恐る口に入れると、ちょっとしょっぱいものの無難においしい。 -
そしてすったもんだの後、着いたのがハジャラ。Lisaと私は言葉もなく立ちすくむ。こんな場所がまだあったのかと。そしてひたすら写真を撮る。それほど素敵な場所だった。
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山の頂上に並ぶ家々。何百年もこのように生活してきた。
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標識と一緒に。
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外敵を防ぐため、村への入口はこの階段のみ。4、5階建てのおうちが並ぶ。
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素敵な小路。
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2300メートルに位置するシャハラから下界を見下ろす。
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女の子の洋服の色使いがサナアとは違う。
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かわいいドアの前で一枚。
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ヤギも羊も道をゆく。この街の風景にとても合う。
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少女たちは学校に向かう。
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夕方になるとシャハラは霧に包まれる。これもまた幻想的。名残惜しく、Lisaと二人並んで石に座り、長い間シャハラを眺める。さようなら、大好きなシャハラ。
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マナハの街並み。マナハはトレッキングする人に人気の街だ。
今日の宿はマナハのManakha tourist hotel。 -
日が落ちるまで時間があったので、ひとり街を散策しようとホテルの前の石に座ってガイドブックを見ていると、あれよあれよという間に学校帰りの子供たちに囲まれる。
みんな英語の教科書を見せてくれて、習ったことを教えてくれる。なぜか私が英語の先生役になり、私「Apple」、子供「Apple!」と青空教室が始まる。ごめん、ネイティブじゃないよ。
入れ替わり立ち替わりやってくる子供たち。一体何人の子供と話したんだろう? -
中でも印象深い女の子。彼女はとても賢く、ずば抜けて英語が上手だった。私が持ってた日本語/英語/アラビア語の教科書を欲しいという。勉強したくても英語とアラビア語が同時に載ってるいい本がないと。
出発の3日前にいざという時のために購入し、まだ2回しか開いてない本。1400円もしたけど、私が持ってるより、彼女が持っていたほうがずっといいだろうと、気前よくあげてしまった。彼女なら一生懸命勉強してくれるだろう。 -
もう1人印象深い子供。
アフリカ系の彼女はアラビーのわからない私でもわかるくらい差別を受けていた。家族でごみ収集の仕事をしているのが原因のようだ。彼女もほかの子供と同じように私としゃべりたそうだが、みんなからいじめられるので、ひとり遠巻きから眺めているのだった。子供にはみんな友達なんだからそんなことを言ってはいけないと言っておいたが、明らかに受け入れられておらず、残念に思った。
その後街の中を歩いている際に彼女に出会った。私がしゃべりかけたのがとてもうれしかったみたいで、自宅に招待してくれた。自宅は日本式に表現するならばゴミハウス。一緒に付いてきてくれた地元の人によると、彼女の父親は4人の妻と34人の子供を持ち、お金がないので食事は地元の人から分けてもらうそうだ。それでも私を歓迎しようとおうちの中で一番場所に座らせてくれた。そして今夜是非泊っていけと。一生懸命歓迎してくれるその心が、とてもうれしかった。
おばあちゃんが、息子が帰ってきたらあなたに絶対プロポーズするよとありがたいことを言ってくれた。ごめん、5番目の妻にはなれないよ、私。 -
夕食までジャマールと歓談。
夕食を取った後は、マフラージでジャンビーヤダンスを鑑賞。大学時代のおとなしい友人に似ている男の子がとてもいい声で堂々と歌っていたのでびっくりした。音楽も勇ましくてエキゾチック。口笛が印象的。 -
ジャンビーヤと銃の二刀流。
右の彼のお父さんは有名なジャンビーヤダンサーで絵葉書になっている。会社の同僚用にサナアのシーシャ屋で購入した絵葉書の1枚がまさに彼のお父さんの絵葉書だった。タイズで郵便局に付き合ってくれたジャマールが教えてくれた。 -
宿泊客もダンスに加わる。これが厳しい。踊り自体は単純なのだが、何しろエンドレス。さぼって座るとすかさず招集がかかる。
十分楽しんだ後、やっぱり寒いので今日も寝袋で就寝。
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