2008/01/22 - 2008/01/22
197位(同エリア526件中)
エムさん
いつか行ってみたいエジプト!
『それなら母が元気なうちに行っておいた方がいい。
ピラミッドは見ておかないと・・・』
ということで、母の体力に合わせて熟年の旅に参加しました。
エジプト初日はやっぱりピラミッド観光から・・・
「クフ王のピラミッドは上がれると思うよ。」と叔父に言われていた母です。
初日だし元気だったので、姿勢を低くしたまま頑張って狭い階段を上がりました。
★1月22日 ピラミッド観光
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エジプト2日目は待望のピラミッド観光です。
コンラッドの朝食バイキングを見ていると、生野菜を食べても大丈夫ではないか?と思う。
殆どの人が食べているし・・・ -
でも、選んだのは温野菜・・・
この焼トマトが美味しかった。カップに入っているのは卵でこれも美味しい。 -
10:37
ホテルから約30分でギザのピラミッドに到着。
熟年の旅は総勢14人と少人数なので、大型バスは空席だらけ・・・
この日も天気予報は曇りのち雨。
昨夜は10年ぶりの大雨らしく、おかげで砂漠の砂埃が無い。
4500年前に造られたクフ王の第一ピラミッド。
大き過ぎて画面に納まりません。
元々146mの高さだったが、現在は頂上の部分が無くなったので137m。
写真では分かりにくいのですが、本来の高さと同じ位置に鉄の棒が立っています。 -
ピラミッドの入口は二つあって、上方のが本来の入口で、下段の穴は盗掘用に開けられたものです。
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下でカメラを預け、盗掘用穴から入ります。回廊は途中から体をかがめて上がります。
頭をぶつけたり、この無理な姿勢が結構疲れます。
中は湿気があって外気温より高いので暑いです。上着は邪魔にならないように腰に巻き付けると、両手は手すりに掴まって歩きやすいです。 -
化粧板で覆われていたピラミッドは、13世紀にカイロを襲った大地震で倒壊したモスクを再建するために、盗まれてしまったらしい。
下段の一部だけ化粧版が残っています。
冬のエジプトはダウンジャケットを着てちょうどいい気候ですが、ピラミッドの中は蒸し暑いので上着は不要です。 -
ラクダに乗った商人が観光客に近付いて来ます。
ラクダ&ピラミッド・・・一番撮りたいアングルです。 -
このラクダを写真に写そうものなら、チップを要求されます。
無視して歩いていると、棒を振り回しながら追いかけて来るのです。 -
「ヘイ!マダム」と同じツアーの人が追いかけられ、根負けして払ったのですが、たいした金額じゃ無くても気分が悪い・・・
自分から写真を撮ってもいいと言っておきながら、チップを要求するなんて・・・呆れたーー!
この商人、ホントにしつこいんだから。
後々面倒が無いように、見ていないうちに素早く撮るのがコツです。 -
しつこい商人から解放され、太陽の船博物館に入りました。
博物館では布製の大きな靴カバーを渡されて、砂漠の砂が入らないように履きます。
大き過ぎて歩きにくいです。 -
クフ王が死後、太陽まで旅をするために造られたという船の模型です。
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こちらは船で使われた世界最古の縄で、今と変わらない方法で作られています。
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太陽の船が発見された時の状態を説明する現地ガイドの『ゴマちゃん』です。
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この中に船のパーツがバラバラに入っていました。
全体の写真は撮れないほどの大きさです。 -
パーツを組み立てて、復元するのに14年もかかったというクフ王の船。
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レバノン杉で造られた最古の船で、王様が休むための囲いがあります。
レバノン杉といえばノアの箱舟と同じ木材ですが、4500年前にはエジプトにも生育していたのでしょうか? -
太陽の船博物館がクフ王のピラミッドと比べると、小さく見えます。
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博物館を出ると、ピラミッドの片隅でポリスが休憩中!
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こちらはクフ王の息子、カフラー王のピラミッド。
頂上の化粧板が残っているのが特徴です。 -
ラクダも休憩中!
見つかったら面倒なので、素早く一枚写す。
「あなた、見つかったら大変よ!」
商人にヤラレたマダムからの忠告でした。
足を折り曲げて座り、とっても可愛い。 -
こっちのラクダは口をモグモグさせて、可愛い。
商人達も休憩でしょうか?ラッキー!!
一眼レフは目立つので、首からぶら下げたカメラを常に上着の中に入れて抱えます。こうすると、目を付けられないし、ホコリ除けにもなります。
ピラミッド周辺の撮影はくれぐれも油断されませんように! -
ラクダの後姿が可愛いので一枚。
欧米人も可愛いので写しています。 -
すると、「待ってました」とやって来た商人。
文句を言っているようです。
近くで写すとバレルので、遠くからズームで撮るのが安全です。
ラクダの後姿が可愛いので元画像でご覧下さい。
教訓:ラクダは遠くから撮りましょう! -
ここでラクダ&ピラミッドをバックに記念写真を撮りました。
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揉めている商人をジッと見つめるポリス。
エジプトではこれが普通のようです。 -
3大ピラミッドを一望できるパノラマ・ポイントにやって来ました。
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左からクフ王・カフラー王・メンカウラー王のピラミッド
高台に立つカフラー王のピラミッドが一番高く見えます。(実際はクフ王の方が高い) -
みんなピラミッドの前で色々なポーズを取っていました。
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バスが動かないと思ったら、ラクダが道路に座り込んでいたようです。(車窓から)
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こんな時はポリスの出番です。(車窓から)
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カフラー王のピラミッド&スフィンクス
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スフィンクスの周りには河岸神殿の遺跡があります。
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大きな花崗岩で出来ていた河岸神殿。
左にいるゴマちゃん(身長170センチ)より大きい。 -
発掘跡の大きな穴にお金が投げ込まれていますが、ここからカフラー王の座像が発見されました。
エジプト考古学博物館に展示されています。 -
河岸神殿の列柱
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巨大なスフィンクス
雨の少ないエジプトで、小雨がパラパラ降り出した。 -
カフラー王のピラミッド&スフィンクスを入れて写す。
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13:47
朝の出発がゆっくりだったので、やっと昼食です。
近くのホテル(元宮殿らしい)で頂きます。 -
ハムとモヤシのサラダ?
お腹が空いているし、モヤシがシャキシャキとして美味しい。
んーー?モヤシって生だけど、大丈夫かな?と思いながら食べる。 -
温野菜がタップリ入ったスープ。
これは大丈夫!体が温まっていい! -
メインディッシュ
半分位お残しです。 -
デザートのアイスクリーム
下にカットフルーツが入って、これも少しだけにしておいた。
隣で母は美味しそうにフルーツを食べている。大丈夫?
そんなに神経質にならなくてもいいのでは!?
自問自答しながら残す。
おまけにアイスクリームでまた体が冷えた。 -
レストランの窓からピラミッドが見えてロケーションは最高です。
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「このままホテルに帰るのでは、いくら熟年でもつまらない。」
と、いうことでパピルスのお店に到着。 -
ここで、パピルスの作り方の説明を聞くことになった。
ゴマちゃんが持っている茎の長いのがパピルス。 -
カイロ大学で日本語を学んだという女性。
日本語がペラペラです。
パピルスの茎は断面が三角でピラミッド型をしています。 -
作り方
?小刀で緑色の皮をそぎ、柔らかい茎を薄く縦に裂く。
?スライスしたモノを麺棒でさらに薄くのばす。
?1週間位、水に浸して水分を抜く。
?少し重なるようにして縦横に並べ重しをする。
?乾燥したら出来上がり。
これで破れない丈夫なパピルスとなる。
本物のパピルスは光に透かすと、縦と横に線が入るので判別できます。露店などで売られているモノとは違うようです。 -
これがパピルス
古代エジプトではナイルの河辺で見られ、大きなものは高さ5〜6mあったらしいが、現在はパピルスのために栽培され、茎の長さは2〜3mだそうです。 -
我々の講習が終わったと思ったら、別のところでも講習が始まっている。
買うつもりは全くなかったのに、余りに美しいので一枚購入。 -
購入した額入りのパピルスと『おまけ』
エジプト流に値切ったつもりが、押しが弱くて希望の価格にならないので止めようとしたら、おまけだと言って左側のパピルスを出した。「象形文字で名前を書いてあげましょうか?」というので記念に書いてもらったら、これが30£Eだという。お金を取るならいらないと断ったが、時すでにに遅し・・・
これでは『おまけ』じゃない!(`O´)/
金額は7500円位。
ゴマちゃんの解説によると、
ツタンカーメン王に王妃が香油を塗ってあげている絵で、ツタンカーメンの玉座の背に描かれ、有名なデザインです。
それぞれ片足にサンダルを履いていることから夫婦であると分かるらしい。現代の指輪のようなモノでしょうか? -
16:30 お店を出てホテルに帰るところです。
途中、三大ピラミッドが見えました。 -
バスの隣を走るトラックには豚のお尻が並んで可愛い。
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カイロに近付くと道路が渋滞です。
本来の車線は何本だと思いますか?せいぜい3〜4車線なのに、5〜7車線になっています。
無理な割り込み、急な車線変更が多く見ているだけでハラハラ・・・。
大型観光バスの前に急に割り込むタクシー、マナーも何もあったもんじゃない。
少し位接触しても平気なんだそうです。 -
エジプトでは屋上を造らないで、鉄筋が突き出たままになった建物が多いです。
将来、お金が貯まったら上に増築できるようになっているそうです。
それにしてもゴミが氾濫して汚いです。 -
17:30
一時間経ってもこんな状態です。道路が空いていれば30分位だというのに・・・
クラクションが鳴りっ放しです。 -
ドップリ、日が暮れて
ナイル河に灯が点りました。
結局ホテルまで1時間半もかかり、バスに乗っているだけなのに疲れました。 -
ホテルのレストランで、演奏を聴きながら夕食です。
母は昼食に出たアイスクリームのカットフルーツがいけなかったのか?お腹を壊したので、夕食はパスです。
お部屋で、日本から持ってきたカップうどんを作ってあげました。こんな時、お部屋にポットがあって便利です。 -
海老入りスープ?暗くて中身がよく分かりませんでした。
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変わったものが出て、「これは何でしょう?」といいながら食べる。うーーん?おやつではなさそう。
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細かく刻んだ野菜
ご飯にかけて食べたら美味しいかも知れない! -
メインディッシュは海老&魚&イカ&野菜
お皿の上に盛り付けられたご飯が美味しい。 -
最後にデザート
少し甘めです。
明日は地中海沿いの港町、アレキサンドリア観光です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- どんぴさん 2008/02/11 22:36:42
- エジプト式
- どうもこんにちは(^~^)γ
エジプトに行ったんですね〜。私も2004年に2週間ほどエジプトに行ったので
ギザ懐カシスと思いながら旅行記を読んでます(^_^)
エジプト商人はしつこいし平気で嘘をつくし、ホントにろくでもないですよね。
今まで行った海外の国で、現地の人に悪い印象を持ったことはあまり無いんです
が、エジプト人の印象は最悪でした。もちろんいい人も多いんですけど、いい人
を装った嘘つきも多いんですよね…
日程は同じ2週間ですけど、行ったところはだいぶ違うみたいなので、今後の
旅行記も楽しみにしてます(^_^)v
ではまた。
- エムさん からの返信 2008/02/13 20:20:10
- RE: エジプト式
- どんぴさん、こんばんは〜。
エジプト人は確かに要注意!
中でも、ピラミッドの商人が一番苦手かな〜。
トイレチップなんか、欧米人は「no money、no money」って入って行くし・・・
いい手だと思って、アブシンベルのトイレで値切ったら成功。
ハンハリーリーバザールの商人は面白かったですよ。
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