2008/01/14 - 2008/01/15
33位(同エリア70件中)
あきみさん
旅行4日目から5日目。
テアナウに着いたのが夜8時半。さあ、宿探しだ。
たいていの受付が9時には閉まるだろうと、大慌てで探したモーテル。
部屋を見せてもらって、一目で気に入りました。
二人で120ドルでした。
ALPINE VIEW MOTEL
http://www.alpineviewmotel.co.nz
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豪雨に見舞われたり、食事がおいしくなかったり、心細くなるような過酷なドライブでやっとたどり着いたテアナウ。
しかし、まだ気は抜けない。
さあ、時刻は夜の8時半。たいていのフロントが閉まる9時までに宿を確保しなければ!!
車を湖沿いに走らせる。
道路沿いの1列目の宿はすべて「No Vacancy」。
1列目はつまり湖沿いってことだものねえ。そりゃあ人気ですがな。
さあ、2列目行くよー。「Vacancy」の看板見つけてフロントに駆け込むと、「いやぁ、たった今埋まっちゃったよ。表の看板?ああ、今からNoVacancyにするところだったんだ。」と、撃沈。 -
まずい、日が落ちて暗くなってしまう。
3列目行こう。
あった!「Vacancy」の看板。フロントに駆け込むと、無人。ベルを鳴らしてしばらくするとちょっとやる気なさそうなあんちゃんが出てきた。「部屋空いてますか?」「うーん、何人?」「2人」「なら、空いてる。」「部屋見せてもらっていいですか?」
この写真の1階がフロント。2階はなぜかトレーニングジム。 -
宿泊する部屋の前に車を停めると「ああ、これぞモーテルってやつね」と思わず感慨に浸りそうになるけど、まずは部屋を見定めなくては。
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このリビングルームから直接部屋に入る感じが、また、なんとも。玄関がないのよねぇ。と感慨にひたりそうになる。
あ、こういうお花がきれいなところはきっといい宿だよ。 -
室内を見たとたん、あまりの良さに興奮して、ここに決めました。
この写真のキッチン付きリビングルームの隣に、独立してもう一部屋、ベッドルームがある!
ここは、日本の我が家より使いやすいのでは?という漠然と湧き上がる疑問に慌てて蓋をしました。
ああ、ずっとここに住みたい。早速「ひとつの宿に1泊まで」ルールを破りたくなりました。
このソファーに座るとちょうど良い位置にテレビが。デジカメやビデオをつないで「撮影反省会」しました。私はひたすら写メールで撮影してましたが、やはり、デジカメ写真はすばらしい、と、良夫が覚醒しました。次の日から良夫のデジカメ写真が増えることになりました。 -
そしてこの台所がこれがまた!
冷蔵庫はもちろん、電子レンジ、トースター、オーブン、コーヒーメーカー、鍋、食器、とにかく何でもそろっています。
ああ、主婦なら誰でも一度は願わないでしょうか?台所をリセットしたい、きれいな台所で一からやり直したい、という願望が、今、ここで叶う!
食材を買いこんでここでの生活をスタートしてみたい欲求にくらくらしました。 -
大きなクローゼットやたんすもあって。1泊だけなんてもったいないなあ。ベッドの横の書きモノ机で、書き物をしたりして。それだけで「住んでいる」気分です。
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こんなかわいい、宿のオリジナルメモ帳をくれました。
夜、タバコを吸いに外に出ていた良夫が、「あきみ、星がすごいよ、外出ておいで」と叫びました。良夫が素直に星に感動するとは!旅は皮肉屋の男でさえ、センチメンタルに変えてしまう。
外に出たら本当にびっくりするくらいたくさん星があって、我々は興奮して、もっと見える場所へ行こう、とずんずん上を向いて歩きだしました。そうだ、湖沿いならもっと見えるんじゃない?しかし、湖沿いは道路沿いだったので、街灯も多く、そんなに見えませんでした。ぐるぐる歩いて、さて、宿に帰ろう、としたら、なんと、二人とも宿への道がわかりません!
「あきみってホント、何も考えずに歩いてるよな。人に頼りすぎだよ」
「良夫が星を見に行こうって言ったんじゃん!」
このくらいは軽いジャブでケンカのうちに入りません。
上を向いて歩くと、足元の道順がおろそかになるのですね。はい。
しばらくぐるぐる迷ってから宿の駐車場にたどり着きました。宿の駐車場でまた夜空を見上げて、「ふっ、ここが一番星が見えるじゃん」と良夫が笑いました。 -
これは室内に貼ってあった注意書きみたいなもの。
一生懸命読んで、「xxxって意味?」と良夫に聞いたら、「違う、xxxって意味だよ」ああ、まだまだ英語の読解力が足りないです。
帰国してから自分への宿題用に撮影しました。 -
タオル類は交換してほしいものは床に置いといてね、レールにかかっているタオルは交換しないからね、ってなこと等が書いてありました。これはニュージーランドの他の宿でもだいたい同じようなルールみたいです。
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昨夜の長時間ドライブが堪えた良夫と旅プランをまた見直しました。
【これまでのプランA】
1/15 ミルフォード・サウンド→クイーンズタウン泊
1/16 ひたすら車で北上 氷河に立ち寄る
1/17 ひたすら車で北上 ネルソン泊
1/18 ネルソンでゆったり ネルソン泊
1/19 ひたすら車で南下 クライストチャーチ泊
1/20 クライストチャーチ→オークランド→成田
二日間ひたすら車で移動は「死の行軍」だよ。
じゃあ、ババンと飛行機使っちゃう?
なかなか海外来れないしさ、ネルソンで過ごす時間が増えるんだし、多少高くてもさぁ、いいんじゃない、飛行機。お金で買えない価値がある。買えるものはクレジット・カードで。
【ババンと飛行機のプランB】
1/15 ミルフォード・サウンド→クイーンズタウン泊
1/16 QueensTown→Christchrch→Nelsonネルソン泊
1/17 ネルソンでゆったり ネルソン泊
1/18 ネルソンでゆったり ネルソン泊
1/19 ひたすら車で南下 クライストチャーチ泊
1/20 クライストチャーチ→オークランド→成田
良夫の記憶だと、10年前にはクイーンズタウンからネルソンの直行便があったようだが、飛行機会社に聞いたらそれはない、とのこと。
ああ、またクライストチャーチに戻るのがしゃくだなあ、とうめく良夫。
しかしネルソン行きの国内線はちょうど水曜だけだと言うのでこれも縁でしょう、と飛行機をとりました。飛行機の手配や、レンタカーの予約変更など、良夫の英語でなければ出来なかったよ、ありがとう。
そしてほぼ正規料金での国内線だったので、もちろん、いいお値段だったけど、ネルソンに3泊出来たことはそれ以上の価値がありました。
写真はテアナウの宿近くの湖。 -
飛行機の手配やらレンタカーの再予約やらをこの宿の部屋から電話で1時間以上かかったかな。
宿の部屋の前に残された車はうちの1台だけ。みんな朝早く出かけたようです。
さあ、名残惜しいけど、我々も荷物をまとめてチェックアウトして、ミルフォード・サウンドのクルーズへ出かけました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- tm-sukeさん 2008/09/14 23:04:51
- 写メ?
- あきみさん、こんにちは
いい景色だなーと思ってみてましたが・・これまで写メだったんですか?
言われて見ると、この旅行記の絵もどことなく絵画チックな雰囲気・・。^^;
tm-suke
- あきみさん からの返信 2008/09/23 14:04:07
- RE: 写メ?
- > いい景色だなーと思ってみてましたが・・これまで写メだったんですか?
ええ、もう、ほとんど写メです。
景勝地以外で、写真のために立ち止まったりすると良夫が怒るので、隠し撮りのような
気持ちでケイタイを掌にしのばせて、せっせと写しています。
(ペンギンさんをズームで撮る時はデジカメでした)
> 言われて見ると、この旅行記の絵もどことなく絵画チックな雰囲気・・。^^;
実はヨセミテ旅行記もほとんど写メですよ〜。ふふふ。
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- ナイアさん 2008/03/13 10:33:48
- いつも
- 生き生きとした旅行記でとっても楽しいです。お二人で綺麗な星を見られたなんてロマンチック。南半球の星ですね。宿泊地ってとっても大事ですよね。大当たりでよかったですね。私たちはどちらかというとひとつの宿を拠点として動く場合が多いです。(だから外れるとつらい。)
- あきみさん からの返信 2008/03/30 02:14:25
- RE: いつも
- ありがとうございます。
どうもせっかちで貧乏性で「なかなか海外行けないから、行ったからにはたくさん回りたい」と、ガツガツ泊まり歩いてしまいました。あはは。
星空観察は帰り道迷子になってケンカして、ロマンチックには程遠いですわ。あたしらってそんなもんですわ。
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