中国･青島旅行その２〈３日目）

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１月４日
　朝起きて、今日こそ、おかゆを食べようと探しに行った。
粥という看板を見つけ中に入ってみたが、そこが、前に行った所であった。想定していた場所とは、角ひとつ手前であった。
　前に注文した三宝粥を注文した。それと肉まんを頼んだ。お粥が８元、肉まんが５元である。薬味の３点がお粥の中に混ざっておりとても美味しい。
　さてお腹がいっぱいになったので、今日は、労山に行くことにした。バス路線図を見ると、クラウンプラザホテルの前から、バスが出ている。歩いて、美食街から、クラウンプラザに向かった。
　今日も、スモッグがひどい。例の煙突からの煙が、風の影響で、高層ビルの上層階にもろにぶつかっている。バス停で待っていると、バスがやってきた。このバスは、市外に出るので、１元ではなく、３元だ。
　車掌さんがいて、お金を集めに来る。バス路線図を示して、ここに行きたいと、労山のところを差すと、冬は、途中までしか行かないそうだ。行けるところまで行けば、何とかなるだろうと思い、そのまま終点まで乗った。
　終点には、大きなゲートがあり、乗り継ぎのバスがありそうな雰囲気であったが、私の他、観光客らしい人は誰もいない。観光地図のような看板もあるが、風化していてほとんど読めない。しょうがないので、海岸線に出て、少し歩いてみた。この辺まで来ると、水はとてもきれいだ。砂浜も、遠浅になっている。舗装されている道が、先まで伸びているので、散歩のつもりで、歩いてみた。大学の分校や、画家の居留地などが見かけられた。
　一時間くらい歩いて、少し高台に着いた。道を外れ、崖の途中に、ちょうど良い岩があり、疲れたので、座った。風がとても気持ちが良い。海も凪いで穏やかである。波を見ていると飽きない。
　３０分ほど、ｉｐｏｄを聞きながら休んで、また、来た所に戻ることにした。どこかで食事をしようとしたが、食堂らしき所はあるが適当な所はない。
　バス停にいたら、市内に戻るバスがやって来た。乗り込んで、市内に帰ることにした。
　昼食は、初日に覗いたウォーカーズにした。店に入ると、スキンヘッドの主人がいた。１０年位前から、青島に来ており、いろいろ失敗したが、現在、東方航空ビルの５階を借り切り、ホテルを経営しながら、この食堂も経営されている。日本で失敗したら、中々再起するのは難しいが、こちらでは、事業を再び立ち上げるのに、十分の一くらいの元手でできるなど、面白い話を聞かせてくれた。
　そばと豚ドンの定食を、ビールでいただいた。
　「青島にいる人が、お勧めのマッサージ屋さんは何処か？」と聞いたら、クラウンプラザホテルの横の道を海の方に行ったとこにあるマッサージ屋がお勧めということだった。早速、そのマッサージ屋に向かった。
　昨日と似たような雰囲気の店だった。２階に上がり、受付で、メニューを見せられた。フットマッサージが、５０元であった。これをお願いした。やはり個室に連れて行かれ、１時間くらいマッサージを受けた。
　その後、少し離れるが、お相撲さんが、経営している玉海力という日本料理店に向かった。店の入り口に、土俵がある。一年に何回かは、経営者の元力士が、日本から来て相撲大会を開くらしい。この店のマスターは、その力士に店を任されているらしい。
　青島は、魚がうまいので、寿司を頼んだ。昨日の餃子とは大違いで、量も一人前でちょうどいい。ビールと焼酎を飲んだ。
　この後、おととい行ったクラブのママさんに電話し、今日も旅行者料金で良いか確認した．ＯＫということなので、早速店に向かった。
　今日も、７時過ぎなので、誰も客はいない。同じ場所に通され、同じ女性が入ってきた。おとといと同じ歌であったが、知っている限りの歌を歌って、やっぱり３００元であった。
　店の女性から、クラブの近くの赤のれんという居酒屋に行ったことがあり、美味しいですよと教えてもらった。今度行ってみよう。