2007/11/29 - 2007/12/03
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@とらじろうさん
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今年最後のパリ旅行。行きつけのレストランで空腹を満たした伯爵は郊外のアウトレット「ラ・ヴァレ」に向かった。しかしそこは店舗内はおろか通路まで撮影禁止。商品についてもユーロ高を実感し、ビンボーな伯爵は足早に退散。翌朝は冬のパリにしては青空の見える好天だった。伯爵は念願だったペール・ラシェーズ墓地を訪れた。アメデオ・モディリアーニとその妻ジャンヌ・エビュテルヌのお墓を一度は訪ねてみたいと思っていたのだ。
「モンパルナスの貴公子」と呼ばれたモディリアーニのお墓は墓地の片隅のひっそりとした場所にあった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- ANA
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巨大なショッピング・モール「Passage de la Gare」を通り抜けると、アウトレット「La Valle Village」がある。
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ここがアウトレット「La Valle Village」の入口。この中は撮影禁止。ワンちゃんなどのペットの連れ込みも禁止。画面右端に黒服の警備員。こちらを注視している。門から入ったところでやんわりと注意された。
ブランド品のB級製品が割引価格で購入できる。家族連れやカップルなどの個人客が多い中、地味な服装の東洋人の団体さんが散見され、目立つ。日本人や韓国人の団体ではないようだ。
かなり割安であることは認めるが、良いものは元々の値段がすごいし、昨今のユーロ高もあって、気軽に買えそうな品は見当たらず、早々に退散することにした。 -
さようなら、「ラ・ヴァレ」。こんど宝くじでも当たったら来るからね^^V。
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アウトレットで歩き疲れた。ふう!
今晩のディナーは安くて美味しいベトナム料理だ。
地下鉄7番線「トルビアック Tolbiac」駅で降りて徒歩3分。安旨ベトナム料理店「Pho 14」に飛び込む。
しかし、飛び込んでもすぐには着席できないと思った方が良い。ここは予約は要らないが、超人気店だから、夕方の食事時は行列が出来ていることが多い。
今日は運良く、すぐに席に案内された。
前菜には、豚肉の擂り潰したものを春巻きの皮で巻いて揚げたもの。野菜でくるんで、甘いタレに浸して食す。これが実に美味! -
メインは「スペシャル・フォー」。おコメで作った麺に薄切りの牛肉、肉団子、内臓などが入っている。それに、もやし、ハーブ類を手で千切って乗せ、レモンをぎゅっとしぼり、お好みで激辛の香辛料を添えて食べる。薄切りの牛肉は熱いスープに浸すとすぐに赤味は消えるので気にならない。
複雑な出汁(だし)がアッサンブラージュされたスープは、いま思い出しただけでも生唾が出る。 -
冬のパリは夜が明けるのが遅い。しかし、午前9:48ともなると太陽は燦々と輝き、すでに労働者の方々は机に向かい、あるいはヘルメットを被り、お仕事に勤(いそ)しんでおられる時間である。
ここフランスの地においては、ボクは、遠くジャポンからお忍びで来た俄(にわか)貴族『トンデモハップン伯爵』と自称する。時間は気にしない。
ホテル・マリオットの窓からパリの街を睥睨(へいげい)する。
今朝は、冬のパリにしては好天のようだ。右から、パンテオン、リュクサンブール宮(フランス国会上院)のドーム、遠くにサクレ・クール聖堂も見える。
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眼を左に転じる。画面の右には、黄金(こがね)色に輝くアンヴァリッドのドームが見える。かのナポレオン1世が永遠の眠りについているところだ。
そのすぐ右には昔、父と国際会議に出席し、宿泊したホテル・コンコルド・ラファイエットの建物が遠望できる。あのホテルは国際会議場「パレ・デ・コングレ」に併設されていて便利が良いのだ。亡き父を偲び、トンデモハップン伯爵は暫し感傷に耽(ふけ)る。
左に見える巨大な近代建築物は商業ビル「モンパルナス・タワー」。59階のテラスからの眺めは格別だ。 -
トンデモハップン伯爵は10:56にホテルを出る。今からペール・ラシェーズ墓地に向かい、モディリアーニと妻ジャンヌの墓を訪ねる予定である。急がねばならない。
マリオットのコンシェルジュに頼んで、13:00にスペイン料理店「フォゴン」を予約しているからだ。 -
トンデモハップン伯爵は地下鉄6番線で「グラシエール」から「ナシオン」へ。2番線に乗り換え、「ペール・ラシェーズ」で下車。
伯爵はとても庶民的なのだ。 -
長く続く煉瓦塀の向こう側が「ペール・ラシェーズ墓地」だ。入口の手前に毛糸の帽子を被った中年の女性が椅子に座って、墓地内の地図を売っていた(画面左端)。
伯爵は地図を2ユーロで購入。 -
多くの花々で飾られた、作曲家ショパンのお墓。
土曜日とあって、お参りをする人が後を絶たない。今なお絶大な人気を誇っているようだ。 -
アメデオ・モディリアーニと妻ジャンヌ・エビュテルヌのお墓。
二人のお墓は墓地の大通りから奥まった目立たない場所にあった。
萎(しお)れた赤い花が2本。
そしてピンクのチューリップの花束。
供えられて少し日が経つのか、頭を擡(もた)げていたのが悲しかった。 -
モディリアーニとジャンヌの隣に眠るのは ’40年代〜’70年代に活躍した映画俳優でコメディアンの Maurice Nasilだ。
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冷たい風が伯爵の身体を包み、誰かが耳元で歌うように囁(ささや)いた。
「ボクのお墓の前で泣かないで下さい♪」
その声はモディリアーニ? 気のせいに違いない。モディリアーニが日本語を話す訳がないのだから。
伯爵は苦笑し、右手を墓石にそっと触れ、お墓を後にした。
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男優イヴ・モンタンと女優シモーニュ・シニョレのお墓。
シモーニュ・シニョレの名前が上に書かれている。 -
文豪バルザックのお墓。生前に確固たる名声を確立した偉人のお墓は名のある通りに面し、目立つ場所にある。12:38撮影。
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ペール・ラシェーズ墓地の偉人たちに別れを告げた伯爵は地下鉄を乗り継いで「St-Michel」で下車。セーヌ川を右に見ながら川沿いに左岸を歩き、ガストロノミー・エスパニョール、つまりスペイン料理店「Fogon」の前までやって来た。13:03撮影。
この店は常に伯爵のお気に入りリストの上位に入っている店だ。以前はサン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会の傍にあったのだが、最近(2005年)セーヌ川沿いに移って来た。
パリで一番のパエリアが食べられる店として名高いが、伯爵はタパスのコースも大好きだ。
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2009年版ミシュラン赤ガイドで1つ☆を獲得!
おめでとう!
良かったね!
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エントランスでマダムに名前を告げると、伯爵はすぐに予約席に案内された。
「クープ・ド・シャンパーニュ・シルブプレ!」とアペリティフを小声で注文する。
それから、ガスなしのミネラル・ウオーターも注文する。 -
今日は45ユーロのタパスのコースだ。種々の食材が色々に調理され、少量ずつ次々に運ばれてくる。
日本人には向いていると思う。 -
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ワインはスペインの「MANO A MANO」。初めて飲んだが、とても美味しかった。なんと、フルボトルで26ユーロ。安旨(やすうま)ワインだ!
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料理の写真を撮りながらふと左の足元を見ると、ワンちゃんがじっとこちらを見ていた。
犬「何してんだワン?」
伯爵「何だって良いじゃないか」
犬「目障りなんだワン」
伯爵「放っといてくれないか」
犬「私のシマで勝手は許さないワン」
伯爵「なんだ女の子だったのか?可愛いね」
犬「今日のところは目をつむってあげるワン」
などと、眼で会話した。 -
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デザート3品と食後酒(カルヴァドスか何か。強いお酒だった)。
「ラディシオン・シルブプレ!」
会計は85ユーロだった。
内訳は以下の通り。
タパス45ユーロ
グラス・シャンパン10ユーロ
ボトルワイン26ユーロ
ミネラル・ウォーター4ユーロ
価格設定は安く、とても良心的だ。 -
スペイン風美人である「フォゴン」のマダムに見送られ、15:20 伯爵は上機嫌で店を出た。
ワインで火照った頬に冷たい外気が心地よい。
伯爵は、ここサンミッシェルから地下鉄でモンマルトルに向かうことにした。 -
地下鉄12番線「Abbesses」で降り、サクレ・クール聖堂の方に歩いていると、Martyrs通りの北端で映画かドラマの撮影をしていた。16:08撮影。
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しばらくドラマの撮影を眺めていた。
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坂の街、モンマルトルを登る。
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夕日に輝くサクレ・クール聖堂と伯爵のシルエット。
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モンマルトルの丘に聳える白亜の聖堂サクレ・クール。16:32撮影。
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落陽を惜しむかのようにひと際輝きを増す夕日を前に、エッフェル塔も翳(かす)んで見える。16:41撮影。
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最後の耀きを見せた後、太陽は西の端に静かに沈んで行く。エッフェル塔は無表情に落陽を見送る。16:51撮影。
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坂の街、モンマルトルを下る。
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伯爵はホテルへ帰還する。17:43撮影。
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パリCDG空港発東京NRT空港行きビジネスクラス搭乗券。
アッパー・キャビン、左翼窓側の席をゲット。 -
シャンパンとアミューズ
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前菜:鴨のソテーとフォアグラのテリーヌ。洋梨のキャラメリゼ添え。ガーデンサラダとともに。
ブレッドセレクション:ノルマンディー産イズニーバター、オリーブオイルとともに。 -
メインディッシュ:舌平目と蟹のスフレ仕立て。サフラン風味のクリームソース。
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デザート:ANAオリジナルパフェ”ア・ラ・モード”
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到着前のお食事。12:27撮影。
蟹と三つ葉のお粥、ポン酢風味。お惣菜。
疲れた胃に優しい。 -
成田空港56番スポットで翼を休めるボーイング747−400(テクノジャンボ)。13:58撮影。
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某ローカル空港に到着したIBEXエアライン−ANA共同運航便。
空港の建物までは徒歩で移動する。寒さが身に沁みる。懐(ふところ)も空っぽだ。ブルッ!
現実に引き戻される瞬間(笑)。
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