今回、急に思い立って２０年来行ってみたかったブータンへの一人旅に行ってきた。<br />　最近はトレッキングが主な旅行目的ということが多かったが、今回は一人ということもありドライブ、お寺巡りとお祭り見物がメインの旅であった。<br />　また、ブータンは外国人が一人旅することはできないので、実際にはガイドさんとドライバーさん付なので正確には一人旅とは言えないかもしれないが、ツアーではなく個人手配ということで一人旅ということにした。<br />　女一人にガイドさんとドライバーさん付の旅は私にとってはたいへん贅沢な大名旅行であり、そんな経験は初めてだった。<br />　ただ、ガイドさんによるとブータンの女性の一人旅はそんなに珍しいものではないとのことで、女性一人でトレッキングに行くこともあるそうだ。<br />　その場合ももちろんガイドは同行し、その上コックさん達も同行するトレッキングだそうで、政府の公定料金で行けるそうだ。<br />　トレッキングではない私の場合はルートは許可証の申請の関係で事前に決めなければいけないものの、車は自分専用車なので自由に好きなところで停車してもらえたり自由度は高かったと思う。<br />　ブータンでは英語が通じ、治安も良く、動物に出合ったり、素朴で優しい人々に触れ合いながら、その中でGNPではなくGNH（Gross National Happiness)・国民総幸福を第一に掲げる国でもいろいろと問題を抱えていることがわかったりといろいろと勉強になった。<br />　さて、急に思い立ったブータン旅行であったが、日本にあるブータン旅行をアレンジしてくれる会社は一人旅でアレンジしてくれる会社は少なく、Ｋ社は２名以上で対応、Ｓ社は対応してくれるもののネットで問い合わせると回答がなく、電話でやっと話が通じたという感じだった。<br />　あるところで、日本人が経営に関わるブータンの現地旅行会社があるといのを知り、メールをしてみると翌日にはブータン国営の航空会社（Druk Air)の座席を確保してくれた。<br />　行こうと思った時期はブータンの旅行シーズンということで、とにかく最初の難関はブータンへの国際線の座席の確保であったが、思いのほかブムタンのお祭りに間に合う時期に座席が取れ、ラッキーだったと思う。<br />　また、今回１０日間同行してくれたガイドさんは日本語のできるガイドさんでそれもラッキーだった。<br />　私が以前日本語ボランティアをしていたこともあり、彼の日本語の学習意欲も旺盛だったので、旅行中は彼のにわか日本語の先生ともなり退屈することなく会話も楽しめた。<br />　その彼との１０日間の会話で聞いた話や自分で体験したブータンの話を紹介したいと思う。　ただ、その会話内容に関してはメモをしながら話をしていたわけではないので、間違った解釈をしてしまっている場合もあるかもしれないことを考慮の上ご覧いただければ幸いです。 <br /><br />【ブータン旅行・詳細】 <br />〔旅行ルート〕<br />パロ〜ウォンディフォダン〜プナカ〜トンサ〜ジャカル〜フォブジカ〜ウォンディフォダン〜プナカ〜ティンプー〜ハ〜パロ <br />〔旅行期間〕<br />２００７年１０月２６日〜１１月６日<br />１２日間（ブータン９泊１０日・２日機中泊） <br />〔旅行会社〕<br />Zhidey Bhutan Tours & Treks (シデ・ブータン) <br />〔航空会社〕<br />日本航空（日本〜タイ往復）<br />Druk Air(タイ〜ブータン往復） <br />〔旅費〕<br /> 約４２万円（現地小遣い・チップ等含まず）<br /> <br />〔泊まった宿〕 <br />１泊目ダムチェン・ロッジ（プナカ） <br />２泊目リンチェリン･ロッジ（ジャカル） <br />３泊目リンチェリン･ロッジ（ジャカル） <br />４泊目ガキリン･ゲストハウス（フォブジカ） <br />５泊目ダムチェン・ロッジ（プナカ） <br />６泊目ホテル・ペリン（ティンプー） <br />７泊目ホテル・ペリン（ティンプー） <br />８泊目ホテル・ジョルヤンズ（パロ） <br />９泊目ホテル・ジョルヤンズ（パロ） <br /><br /><br /> ブータン王国一人旅・２００７年秋〔１日目〕に続く<br />

ブータン王国一人旅・２００７年秋〔序章〕

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2007/10/26 - 2007/11/06

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すうりんさん

　今回、急に思い立って２０年来行ってみたかったブータンへの一人旅に行ってきた。
　最近はトレッキングが主な旅行目的ということが多かったが、今回は一人ということもありドライブ、お寺巡りとお祭り見物がメインの旅であった。
　また、ブータンは外国人が一人旅することはできないので、実際にはガイドさんとドライバーさん付なので正確には一人旅とは言えないかもしれないが、ツアーではなく個人手配ということで一人旅ということにした。
　女一人にガイドさんとドライバーさん付の旅は私にとってはたいへん贅沢な大名旅行であり、そんな経験は初めてだった。
　ただ、ガイドさんによるとブータンの女性の一人旅はそんなに珍しいものではないとのことで、女性一人でトレッキングに行くこともあるそうだ。
　その場合ももちろんガイドは同行し、その上コックさん達も同行するトレッキングだそうで、政府の公定料金で行けるそうだ。
　トレッキングではない私の場合はルートは許可証の申請の関係で事前に決めなければいけないものの、車は自分専用車なので自由に好きなところで停車してもらえたり自由度は高かったと思う。
　ブータンでは英語が通じ、治安も良く、動物に出合ったり、素朴で優しい人々に触れ合いながら、その中でGNPではなくGNH（Gross National Happiness)・国民総幸福を第一に掲げる国でもいろいろと問題を抱えていることがわかったりといろいろと勉強になった。
　さて、急に思い立ったブータン旅行であったが、日本にあるブータン旅行をアレンジしてくれる会社は一人旅でアレンジしてくれる会社は少なく、Ｋ社は２名以上で対応、Ｓ社は対応してくれるもののネットで問い合わせると回答がなく、電話でやっと話が通じたという感じだった。
　あるところで、日本人が経営に関わるブータンの現地旅行会社があるといのを知り、メールをしてみると翌日にはブータン国営の航空会社（Druk Air)の座席を確保してくれた。
　行こうと思った時期はブータンの旅行シーズンということで、とにかく最初の難関はブータンへの国際線の座席の確保であったが、思いのほかブムタンのお祭りに間に合う時期に座席が取れ、ラッキーだったと思う。
　また、今回１０日間同行してくれたガイドさんは日本語のできるガイドさんでそれもラッキーだった。
　私が以前日本語ボランティアをしていたこともあり、彼の日本語の学習意欲も旺盛だったので、旅行中は彼のにわか日本語の先生ともなり退屈することなく会話も楽しめた。
　その彼との１０日間の会話で聞いた話や自分で体験したブータンの話を紹介したいと思う。　ただ、その会話内容に関してはメモをしながら話をしていたわけではないので、間違った解釈をしてしまっている場合もあるかもしれないことを考慮の上ご覧いただければ幸いです。

【ブータン旅行・詳細】
〔旅行ルート〕
パロ〜ウォンディフォダン〜プナカ〜トンサ〜ジャカル〜フォブジカ〜ウォンディフォダン〜プナカ〜ティンプー〜ハ〜パロ
〔旅行期間〕
２００７年１０月２６日〜１１月６日
１２日間（ブータン９泊１０日・２日機中泊）
〔旅行会社〕
Zhidey Bhutan Tours & Treks (シデ・ブータン)
〔航空会社〕
日本航空（日本〜タイ往復）
Druk Air(タイ〜ブータン往復）
〔旅費〕
約４２万円（現地小遣い・チップ等含まず）

〔泊まった宿〕
１泊目ダムチェン・ロッジ（プナカ）
２泊目リンチェリン･ロッジ（ジャカル）
３泊目リンチェリン･ロッジ（ジャカル）
４泊目ガキリン･ゲストハウス（フォブジカ）
５泊目ダムチェン・ロッジ（プナカ）
６泊目ホテル・ペリン（ティンプー）
７泊目ホテル・ペリン（ティンプー）
８泊目ホテル・ジョルヤンズ（パロ）
９泊目ホテル・ジョルヤンズ（パロ）

ブータン王国一人旅・２００７年秋〔１日目〕に続く

エリア

ブータン

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

旅のお供・シーバンド（宵止め防止バンド）。
悪路の峠越えのロングドライブに備えて購入。
効いたのか全く車酔いとは無縁だった。

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この旅行記へのコメント（2）

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4nobuさん 2008/01/28 11:25:16

とっても貴重なそして楽しいレポートを有難う

アクティブなたびを敢行するすうりんさん　今日は
私もプータンに関心があるのですが　実行できずにおりました。
私だけでなくプータンに行きたい皆さんにとっても貴重な報告をこれからも楽しみにしております。

すうりんさんからの返信 2008/01/28 20:05:58

励ましのメッセージありがとうございました。

4nobuさん

　こんにちは。
　励ましのメッセージありがとうございました。
　4nobuさんからのメッセージはとても励みになります。

　ブータンから帰国後、記憶が薄れる前にできるだけ早く旅行記をアップしたかったのですが、時間が経ってしまい、徐々にブータン旅行の感激が薄れつつあります。
　今は焦りつつ少しずつでもアップしようと頑張っています。
　少しでもこれからブータンを旅されようなさっている方の参考になれば、また、ブータンへは行けなくとも少しでもブータンの雰囲気が伝わればうれしく思います。

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