ベトナムハーフ縦断の旅～終着駅・サイゴン、メコンの流れ～

2007/12/29 - 2008/01/07

ベトナムハーフ縦断の旅

ホーチミン1泊＆フエ1泊
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ホイアン3泊
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ホイアン～ダナン～（車中泊）ホーチミン
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ホーチミン2泊

昔、ミュージカル～ミス・サイゴン～を見て、内容はほとんど理解できなかったのですがただ、雰囲気的にサイゴンってどんなところだろうとずっと思っていました。ここではサイゴンと記します。

写真は、メコンデルタのココナッツファームのおみやげ店。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: ベトナム航空

戦争証跡博物館

サイゴンでもバイタクで観光です・・・ドンコイ通りまででよかったのに、1時間2ドルの観光になりました。で、いちばんに連れてこられたのが、ここです。

すっかり観光地になっています。ガイドブックにも載っていますし。あまり行く気はなかったのですが、避けることのできないベトナムの「戦争の歴史」という一面も見ておくべきだなと思います。

沢田教一さんの写真もありました。感じ方は人それぞれで私自身も何かを感じ、それをここで文章にするのは難しいのですが、来て良かったところです。

ベトナムもパゴダの多いところです。仏教徒ではないのですが、こういう緑の多いところが好きです。

大きな木の下にひょっこり現れた？

パゴダと木漏れ日

並木道がきれい。

ミス・サイゴンと林芙美子さんの「浮雲」で、サイゴンに来ることが楽しみな一方、あるイメージが出来上がりつつありましたが、初めて見たサイゴンはやはり「初めて」のところで新鮮で、ほんまにきれいだなぁと眺めていました。

聖母マリア教会

午後3時頃、ちょうど日中の暑い頃、教会の中で涼んでいました。キリスト教徒でもないのにすみません。喧噪のサイゴンで落ち着くところです。

中央郵便局

中央郵便局に入ってみました。手紙や荷物を出すわけでもなく、「観光」で郵便局に行ったのは初めてです。

フランス統治下の名残りの建物に観光客がいっぱい・・・奥のほうにいらっしゃるホーチミンおじさんはどんな気持ちなのかな。

電話ボックスまでもがお洒落〜〜〜

次回、ぜひぜひ泊まってみたいコンチネンタル。

「東洋のパリ」ってほんとうかなぁ〜〜と思っていたのですが（パリに行ったことはありませんが）、アジア離れしたところです。好きなアジアでもいろんなところがあり、だから旅はやめられません。

停まっては「picture」というバイタクにちょっと疲れてきたところに、やっぱりアジアだ、という被写体を発見。

サイゴン滞在中にメコン川へのツアーに参加しました。この旅で初めてのツアー参加です。1日バスツアー7ドル。やっぱり団体のバスツアーは安い。

写真は、ミトーへ向かう道中のサービスエリア。ほんまにアジアだなぁ、ベトナムだなぁと思いながら眺めた蓮の池。

ミトーに到着、ボートに乗ります。

メコンの流れ

船内の様子。観光客でいっぱいです。自分もそのひとりですが。実はこの中の一人が別のボートに乗ってしまい、そのボートに戻ってきてもらう出来事がありました。観光客がいっぱいのシーズンだからはぐれないで、

Everybody, please remember me!

と、ガイドさんが何度も言っていました。はぐれた一人というのが日本人のおっさんでした。そして、英語が通じているのかどうか心配になったのか私に近寄り、僕の言っていることわかる？と聞きます。ガイドってたいへんだなぁ〜。

メコンには島がありその中のひとつの島に上陸。

何故か蛇が飼われています。地元の人が檻から出して、観光客の体に巻きつけたりして写真を撮っています。オーストラリアでコアラを抱っこして記念撮影するのと同じようなものでしょうか。

私は体には巻きつけなかったのですが、そのお肌を触ってみた感想は・・・わっ蛇皮だあ〜（当たり前ですが）

最近、二胡を買いました。その胴体が羊皮なので、こいつの皮に貼替えようか、なんて残酷なことを考えてしまいました。

この小船に乗って下り、メコンの主流に戻ります。

ココナッツファームの島に上陸。ココナッツのいい香りに酔います。写真や文章では香りが伝えられないのが残念です。

ココナッツ生まれの君たち、また今度来るときには泊まっていきたいよ、と話しかけたくなるくらいにいろんな表情でこっちを見つめていました。

ぜひ、拡大して見てください。

ココナッツファクトリーの村を散策

馬車、バイク、自転車、ときどき自動車が行き来する1本道をずっと歩いていると島一周するのでしょうか。時間がなかったのでとちゅうで引き返しました。

川に島がありその島で生活している人たちがいる・・・メコンの雄大さを感じるのでした。地球にはいろんなところがあるなぁ、だから旅はやめられません。

島を離れ、ミトーへ戻り、サイゴンへ帰ります。帰るときのボートの水しぶきに、いつも切ない気持ちになります。