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新年のローマでの散策は、まだまだ続きます。<br /><br />ショッピング・アーケードから、元の道に少し戻り、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ(フランスの聖ルイ9世を祭った教会)に行きました。ここでカルバッジオの絵画が見られるからです。<br /><br />そのあと、シナゴーグのあるユダヤ人街、もとゲットーに行き食器問屋を見てから、コシャ料理のレストランで昼食。<br /><br />そのあと裏通りにある「亀の噴水」を見る。<br /><br />

ローマとその近郊での新年 (3) ローマ観光 (B) カルバッジオ、ユダヤ人ゲットー、亀の噴水など。

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2008/01/02 - 2008/01/07

4408位(同エリア6979件中)

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yukibx

yukibxさん

新年のローマでの散策は、まだまだ続きます。

ショッピング・アーケードから、元の道に少し戻り、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ(フランスの聖ルイ9世を祭った教会)に行きました。ここでカルバッジオの絵画が見られるからです。

そのあと、シナゴーグのあるユダヤ人街、もとゲットーに行き食器問屋を見てから、コシャ料理のレストランで昼食。

そのあと裏通りにある「亀の噴水」を見る。

  • サン・ルイージ・デ・フランチェーゼ教会の入り口。ルネッサンス様式のファッサード。フランスの王家の資金で1550~1568年に建立された。

    サン・ルイージ・デ・フランチェーゼ教会の入り口。ルネッサンス様式のファッサード。フランスの王家の資金で1550~1568年に建立された。

  • 入り口左のサラマンダー(サンショウウオに類似している。)のレリーフはフランソワ1世のシンボル。

    入り口左のサラマンダー(サンショウウオに類似している。)のレリーフはフランソワ1世のシンボル。

  • おまじないなのかどうか知らないけれど、通行人がソッと<br />手でなでて通った。

    おまじないなのかどうか知らないけれど、通行人がソッと
    手でなでて通った。

  • 内部はバロック。絢爛豪華。スタッコ、大理石、金箔が使われている。

    内部はバロック。絢爛豪華。スタッコ、大理石、金箔が使われている。

  • 絢爛豪華のバロック様式だけれど、その美しさは尋常ではない。

    絢爛豪華のバロック様式だけれど、その美しさは尋常ではない。

  • そして3枚のカルバッジオの絵。<br />写真は、「聖マタイと天使」<br /><br />絵が目に飛び込んできた、というわけではなく、絵を保護するために、普通は照明がなく、薄暗い中にある。誰かがコインをいれたのでパッと明るくなり、今度こそ、正面にあるこの絵が<br />目に飛び込んできた!

    そして3枚のカルバッジオの絵。
    写真は、「聖マタイと天使」

    絵が目に飛び込んできた、というわけではなく、絵を保護するために、普通は照明がなく、薄暗い中にある。誰かがコインをいれたのでパッと明るくなり、今度こそ、正面にあるこの絵が
    目に飛び込んできた!

  • 正面にある「聖マタイと天使」の左にあるのが、「聖マタイの召し出し」。<br /><br />カルバッジオは、本名がミケランジェロ・メリージ。カラバッジオ地方出身。とんでもない不良青年で性格も暴力的。何度も警察のお世話になったらしい。しかし絵の天才的才能は早くから認められ、当時の名家、政治家の恩恵を受けていた。1620年にマラリアで病死。

    正面にある「聖マタイと天使」の左にあるのが、「聖マタイの召し出し」。

    カルバッジオは、本名がミケランジェロ・メリージ。カラバッジオ地方出身。とんでもない不良青年で性格も暴力的。何度も警察のお世話になったらしい。しかし絵の天才的才能は早くから認められ、当時の名家、政治家の恩恵を受けていた。1620年にマラリアで病死。

  • これだけは、絵はがきをスキャンしたもの。

    これだけは、絵はがきをスキャンしたもの。

  • デイテールを見るといろんな発見があるが、この少年の服がきれいなので、注意をして観察すると、服の白い襟や、それを止める細いひもがいいなあと思った。白いシャツは薄い麻でできているようだ、そしてひもは同じ布地をこよりのようによじって作っているよう。さらに、袖口の白い縁取りが、プリーツをきれいに映えさせる。<br /><br />この頃の服は勿論、大量生産じゃないから、すべて時間をかけて、丁寧に手縫いで作られている。現代のオートクチュールで見られる崇高といいたくなるほどの縫製技術も、こんな時代から蓄積されてきたのに違いない。<br /><br />そんな時代の様子をこんなデイテールが伝えてくれる。

    デイテールを見るといろんな発見があるが、この少年の服がきれいなので、注意をして観察すると、服の白い襟や、それを止める細いひもがいいなあと思った。白いシャツは薄い麻でできているようだ、そしてひもは同じ布地をこよりのようによじって作っているよう。さらに、袖口の白い縁取りが、プリーツをきれいに映えさせる。

    この頃の服は勿論、大量生産じゃないから、すべて時間をかけて、丁寧に手縫いで作られている。現代のオートクチュールで見られる崇高といいたくなるほどの縫製技術も、こんな時代から蓄積されてきたのに違いない。

    そんな時代の様子をこんなデイテールが伝えてくれる。

  • 右にある「聖マタイの殉教」<br /><br />カラバッジオの絵は、ポポロ広場にある教会、Santa Maria del Popolo、および Sant Agostino教会などでも見られる。<br /><br />強烈な光の中で、テーマとなる人物をくっきりと浮かびあがらせる、その描写に魅せられる。

    右にある「聖マタイの殉教」

    カラバッジオの絵は、ポポロ広場にある教会、Santa Maria del Popolo、および Sant Agostino教会などでも見られる。

    強烈な光の中で、テーマとなる人物をくっきりと浮かびあがらせる、その描写に魅せられる。

  • かなりお腹がすいてきた。<br /><br />ユダヤ人街、もとゲットー区域に絶対見たいと思っていた<br />「亀の噴水」があるし、また食器類の問屋さんがある、という<br />ことで、そこで昼食、ということにする。<br /><br />ヨーロッパ中、どこでもそうだが、ローマもゲットーは13世紀から存在している。1555年には、ローマ法王4世は、ゲットーの周囲に壁をつくらせ、日没から夜明けまでユダヤ人がゲットーから出ることを禁じた。

    かなりお腹がすいてきた。

    ユダヤ人街、もとゲットー区域に絶対見たいと思っていた
    「亀の噴水」があるし、また食器類の問屋さんがある、という
    ことで、そこで昼食、ということにする。

    ヨーロッパ中、どこでもそうだが、ローマもゲットーは13世紀から存在している。1555年には、ローマ法王4世は、ゲットーの周囲に壁をつくらせ、日没から夜明けまでユダヤ人がゲットーから出ることを禁じた。

  • ユダヤ人教会(シナゴーグ)を通って、ポルテイーコ通りに入る。この先には、遺跡があって、こんな光景も見ることができる。<br /><br />写真で撮ったところは、ポルテイーコ通り(Via Portico)の先だが、右側に食器類の問屋がある。誰でも入ることができる。<br />ヴィルロアボッシュとかジアンなどの高級食器が入っている。<br />私たちの見た限り、17%引き位なので、多数に買わない以上そんなにお得でないかもしれない。でも量を買えば、もっとデイスカウントしてくれるかもしれない。

    ユダヤ人教会(シナゴーグ)を通って、ポルテイーコ通りに入る。この先には、遺跡があって、こんな光景も見ることができる。

    写真で撮ったところは、ポルテイーコ通り(Via Portico)の先だが、右側に食器類の問屋がある。誰でも入ることができる。
    ヴィルロアボッシュとかジアンなどの高級食器が入っている。
    私たちの見た限り、17%引き位なので、多数に買わない以上そんなにお得でないかもしれない。でも量を買えば、もっとデイスカウントしてくれるかもしれない。

  • ローマでよく見るスクーター。ヴェスパとか、HONDAが特に多かった。

    ローマでよく見るスクーター。ヴェスパとか、HONDAが特に多かった。

  • 食器問屋の斜め前に、このレストラン、ラ・タベルナ・デル・ゲットーはある。<br /><br />ユダヤ教の律法に従ったコシェル料理を出す。経験のない私たちは、ここでコシェル料理を味わうことにする。<br /><br />豚はまったくない。<br /><br />子羊の炭火焼きと魚の天ぷら(勿論、天ぷらとは書いていないがまさに軽い天ぷら)をとる。<br /><br />野菜は、アーキチョークをソテーしたものだった。単に塩味で食べるのだがカリカリして美味しかった。<br /><br />

    食器問屋の斜め前に、このレストラン、ラ・タベルナ・デル・ゲットーはある。

    ユダヤ教の律法に従ったコシェル料理を出す。経験のない私たちは、ここでコシェル料理を味わうことにする。

    豚はまったくない。

    子羊の炭火焼きと魚の天ぷら(勿論、天ぷらとは書いていないがまさに軽い天ぷら)をとる。

    野菜は、アーキチョークをソテーしたものだった。単に塩味で食べるのだがカリカリして美味しかった。

  • このレストランはおすすめ。<br />食材がいいし、店内もきれいだし、ウエイターもとっても<br />プロで愛想が良くてキビキビしているのが気持ちいい。<br />感じ悪かったのはオーナーだけ(!!)<br /><br />メニューにもよるが、一人最低25ユーロ位(約4000円)。

    このレストランはおすすめ。
    食材がいいし、店内もきれいだし、ウエイターもとっても
    プロで愛想が良くてキビキビしているのが気持ちいい。
    感じ悪かったのはオーナーだけ(!!)

    メニューにもよるが、一人最低25ユーロ位(約4000円)。

  • ゲットーの中は路地が多くて、道に迷う。<br /><br />1943年7月にムッソリーニ政権が倒れた後、ナチがイタリアを侵略し、ゲットーのユダヤ人達が迫害を受け、殺され、強制収容所に送られる。これがゲットーでの最大の悲劇だったときく。<br /><br />このエリアのメインストリートはきれいな建物が並んで、活気を呈していたが、一歩裏道に入ると、写真のような廃墟が見られる。

    ゲットーの中は路地が多くて、道に迷う。

    1943年7月にムッソリーニ政権が倒れた後、ナチがイタリアを侵略し、ゲットーのユダヤ人達が迫害を受け、殺され、強制収容所に送られる。これがゲットーでの最大の悲劇だったときく。

    このエリアのメインストリートはきれいな建物が並んで、活気を呈していたが、一歩裏道に入ると、写真のような廃墟が見られる。

  • PORTICO通りの裏にある小さなスクエアー、マッテイ広場。(PIAZZA MATTEI)<br /><br />ここにお目当て「亀の噴水」があるのだ。

    PORTICO通りの裏にある小さなスクエアー、マッテイ広場。(PIAZZA MATTEI)

    ここにお目当て「亀の噴水」があるのだ。

  • こんな小さなスクエアーに、その彫刻はあった。

    こんな小さなスクエアーに、その彫刻はあった。

  • これが「亀の噴水」。1584年に制作された。その1世紀後、<br />ベルリーニが亀をつけ加えた。<br /><br />4人の少年が水瓶を支えている。彼らは足をイルカの頭に乗っけている。<br />イルカと亀と少年達。楽しく遊んでいるようだ。

    これが「亀の噴水」。1584年に制作された。その1世紀後、
    ベルリーニが亀をつけ加えた。

    4人の少年が水瓶を支えている。彼らは足をイルカの頭に乗っけている。
    イルカと亀と少年達。楽しく遊んでいるようだ。

  • 水瓶を支えているというけれど、少年達の手は水瓶に触れてはいない。軽さを感じるのはそのためなんだろう。。。

    水瓶を支えているというけれど、少年達の手は水瓶に触れてはいない。軽さを感じるのはそのためなんだろう。。。

  • こんな風に。

    こんな風に。

  • ローマの彫刻や噴水にしても、神様とか英雄像が多いけれど、みんな大きくて、いやというほど、筋肉隆々としている。<br /><br />だからこの噴水の彫刻の少年達がほっそりとしていて新鮮<br />だ。

    ローマの彫刻や噴水にしても、神様とか英雄像が多いけれど、みんな大きくて、いやというほど、筋肉隆々としている。

    だからこの噴水の彫刻の少年達がほっそりとしていて新鮮
    だ。

  • 冬の曇り空は、4時半を過ぎるともう暗くなり始める。<br /><br />LARGO DI TORRE ARGENTINAからトラムに乗り、TRANSTEVEREの駅までゆき、そこから郊外電車に乗って帰る。

    冬の曇り空は、4時半を過ぎるともう暗くなり始める。

    LARGO DI TORRE ARGENTINAからトラムに乗り、TRANSTEVEREの駅までゆき、そこから郊外電車に乗って帰る。

  • 郊外電車は割と本数が多い。<br /><br />1時間もすれば、家に着く。電車の中はあったかく、ホッとする。<br /><br />そして、夕食をすまし、おしゃべりをし、テレビを見てから就寝することになるのだが、まさか、明け方にこんなことが<br />起きるなんて。。

    郊外電車は割と本数が多い。

    1時間もすれば、家に着く。電車の中はあったかく、ホッとする。

    そして、夕食をすまし、おしゃべりをし、テレビを見てから就寝することになるのだが、まさか、明け方にこんなことが
    起きるなんて。。

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