２００６～２００７　年末年始　ドイツ・ポルトガル・フランス　?（オビドス続、シントラ、ロカ、ナザレ）

2006/12/22 - 2007/01/05

地元観光客で賑わいをみせていた、可愛らしい”オビドス”のクリスマスの一夜が明けると、昨日とは打って変わり静かな街に戻りました。今日の予定は今日の宿泊地である漁師町のナザレへこのまま向う筈でしたが、思いの他、高速道路が走りやすく？時間的な余裕が出来そうである為、逆方向に足をむけ、”エデンの園”と呼ばれた世界遺産の”シントラ”、そしてユーラシア大陸の最西端の岬、ロカへ寄り道を決めます♪

エリア ナザレ(ポルトガル)

• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エールフランス

＊クリスマスのお祭り＊今日は12/28。お城の庭では、子供向けの遊園地や出店など特設会場があり、街をあげてのお祭りムード。街の家々の飾りはひときわ可愛くて小さな街のお祭りは、勿論子供たちがメインゲスト。そんなお祭りは10時過ぎには終わり、お城の門もしまります、子供たちや家族連れの人々は和やかにこのイルミネーションの道を通り帰路につきます。なんて素敵なクリスマス♪

＊Ginga　チョコのおチョコ♪＊お猪口ほどの大きさで、チョコレート製の一口カップに入ったGingaというお酒が売られていました。本当に一口だけど、寒い夜には最高ですね♪飲み終えたカップは勿論食べれます♪

＊ロカ岬＊やってきました。ヨーロッパ大陸最西端に位置する岬のロカ。

＊逞しい花＊ロカ岬は大西洋からの海風を受け、とても強い風が舞っていました。それでも、野に咲く花や草は、逞しく、誇らしげ咲いて美しい。

＊シントラ＊自然・文化遺産に登録されている、エデンの園と呼ばれたシントラ。嘗ての王侯貴族の避暑地として、その名残りは、今も点在する素敵なお屋敷に見る事ができます。あいにく立ち寄った日は時折雨模様、しかし観光客の姿はあらちにもこちらにも。

＊王宮＊２つの塔が見える王宮は14世紀に入りエンリケ航海王子がムーア人のお城の跡地に建設された。目立つ塔は、実は台所の煙突で、火の元である台所での万が一の火災を防ぐ為の設計によるもの♪

＊白鳥の間＊白鳥の天井画です。こちらに遥々日本からやってきた天正遣欧少年使節団は招かれたのだそうです。彼らはどんな想いでポルトガルの地を踏んだのでしょうね♪

＊ラザニア＊美味しかったラザニア。王宮脇にあるレストランでランチしました。何故かお店の名が”パリ”♪

＊ムーアの泉＊車の通りに面した泉の歴史は古く、なんと1000年以上前から天然水が流れ出ているといいます。実際飲料水として、飲んでいる方もいるそうですが、本当の所は、やめておいたほうがよいですって♪

＊冬のナザレ＊美しい白い浜辺が続く、漁村の町ナザレに着きました。夏のバカンス時期には多くのリゾート客で込み合うそうですが、流石クリスマス時期は人の数はまばらです。しかし、冬であるのに、朝陽が眩しい静かな海岸は良いものですね、またさほど寒くならない夜の散歩にもよい雰囲気。

＊ソウダ・オリヴィエラ広場＊多くのカフェやレストランがあるこの広場は、人々が深夜まで集い、ＢＧＭが響きます。

＊お土産にセーターを＊ポンチョ型になった手作りのセーター。可愛らしいデザイン・サイズも幾つか用意されています。私もひとつお土産に頂きました。（余談＊でもね、聞いてください。日本に帰国して、こちらセーターを着ていた私に、ちょっと変わった私の母は”♪ドンタコスッたら、ドンタコスッ♪”とか歌うの〜。(-_-;)どうにかして〜！！）

＊民族衣装＊ナザレでは、短いスカートにエプロン、頭巾姿のマダムをみかけます。これはこの地方独特の婦人の衣装で、スカートは7枚の重ねているとの事。お話によると・・・漁師の旦那さまを持つ奥様たちの姿で、愛するダーリンが漁へ出ている間、大漁と無事の帰りを祈りつつ・・・。そしてダーリンが海の漁から帰るであろう7日前から、その7枚重ねた衣装を一枚ずつ脱いでいき、旦那様を待つのだそうです。なんてロマンチックで健気なお話なのでしょう♪

＊ケーブル・カー＊街を綺麗に見下ろせるので、お時間が有ったら是非乗って見ましょ♪

＊おおよそ約1ｋｍ半＊ナザレの可愛らしい街並みと綺麗な海岸線が美しい♪

＊ノッセ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会＊ケーブル・カーを降り、しばし歩くとすぐに広場にたどり着きます。このシティオ地区は、ナザレに残る伝説の発祥の地で、信仰があつい場所♪その伝説のお話はのちほど。

＊伝説のお話＊アズﾚｰジョにも描かれていた伝説のお話。〜昔、むかしドン・ファスが狩りにこの高台までやってきました。ところがあまりにも狩りに夢中になっていた為、あわや、あと一歩で断崖の下へ真っ逆さま、とその時、目の前に一匹の鹿が現れ、ドン・ファスを助けてくれました。危機を知らせる為に、現れた鹿はマリア様が姿を変えていたということです♪

＊メモリアル礼拝堂＊

＊ヴァスコ・ダ・ガマの記念碑＊

＊広場でお菓子を売るお母さん＊ナッツとキャラメルでできたちょっと厚いクッキーはとても美味しかったですよ♪

＊Albergaria Hotel＊・・他のホテルを探すといっても、インフォメーションセンターは既に閉館しており残すは野生の感しかありませんでした。そして探し当てたのは、Praca Sousa Oliveriaの一角、美味しいシーフードレストランを持つ、ホテルを当たってみました。親切なフロントにいた女性に値段を尋ね、部屋を見せてもらう事に。とても清潔で新しいバスタブ付のお部屋で、なんと＠60ユーロ。即決でした♪

＊Mar vravo*そしてホテル1Fにあるシーフードラストランに早速入りました。ああ、ここにして、よかった〜♪カジュアルな雰囲気とウェイターさんの冗談交じりの会話は楽しいしお料理もとっても美味しい〜♪

＊魚介類のワイン蒸＊＠６０ユーロ。2人では食べきれない〜。殆ど残してしまったけど、いつまでも食べていたいお味です♪

＊ちょっと甘すぎだよね？＊これも典型的なポルトガルのデザートのプリンです、ご存知にように、お菓子は日本人にも馴染み深いものが多いポルトガルですが・・でも正直な気持ちは、全体的に甘すぎだと思う・・・。その昔、材料に使用する砂糖は高価なもので、富の象徴であったものが今も根付いていてふんだんに使うのでしょうかね？・・・♪