梅小路蒸気機関車館２「桜舞う京都・梅小路ＳＬ館の旅　その７」

2007/04/13 - 2007/04/13

　静かにたたずむＣ６２。
　戦後の復興を陰で支え多くの人を運んだ日本最大の旅客用蒸気機関車。
　ほんの一時でしたが、まさかＣ６２の牽引している列車に乗れるとは思っていませんでしたのですごく感動しました。

　まあ、営業運転だった山口号のＣ５７に比べ、敷地内の展示運転と言うことで迫力は今一つでしたが・・・
　来年か再来年、山口号Ｃ５７とＣ５６の重連運転をぜひ見に行きたいですね。

　そして国の重要文化財の一つである回転台。
　一日３回あるスチーム号の展示運転。
　その最後である３時３０分出発の特権。
　それがこの回転台を使用して扇形車庫に格納される姿が見えるのです。


　挫折禁止（松村博司の貧乏旅日記）
「桜舞う京都・梅小路ＳＬ館の旅」
http://bonkuraii.blog56.fc2.com/blog-category-39.html

エリア 京都駅周辺(京都)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

　今回の旅、どちらかというと私はおまけです。

　先輩がＳＬや旧車に詳しいくずいぶん好きなようです。

　ブログを始める前から、何かある旅に行こう、一緒に行こうと言われ続けていました。

　私も嫌いではないしいつか行きたいと思ったのですが・・・

　実は日帰りで行くには遠いというイメージがずっとありました。

　旅日記を書き始め、近県のいろんな所に行き始めると、京都って意外と近かったということに気が付きました。

　おかげさまで私もここで色々勉強してＳＬについて少しだけ詳しくなりました。

　運良く、Ｂ２０１０が転車台の上で回る姿を見ることが出来ました。

　さて、そろそろスチーム号発車間近です。

　Ｃ６２の方へ向かいましょう。
　スチーム号乗車は２００円。
　この機関車館への入場は４００円。

　両方合わせて６００円です。

　発車１５分前。

　着々と出発準備が進んでいるようです。

　しかし、何度見てもデカイ・・・

　３Ｋ職場、労働環境は最悪だったそうですね＾＾；

　正直、牽引している客車は遊園地にあるようなもので興ざめ、でも子供達はすごく喜んでいました。
　本来の目的を考えると我々を喜ばすためのものではなく、子供を喜ばすためのものなんですから仕方ありません。

　気を取り直して出発までの１０分間、それまでの間時間つぶしは！

　すごい勢いで前進後進を繰り返し、

　力一杯汽笛を鳴らし、

　２００７年４月２８日の営業運転に向けて全開テスト中ってやつでしょうか？

　世の不条理に対して力一杯走って叫んでいる姿に見えたのは気のせいでしょうか・・・

　そして客車を連結させて今にも動き出しそうなＣ６２の１号車。

　そうこうしているうちに出発時間。

　スチーム号、発車です〜！

　と思ったらすごい勢いでバックしていますｗ

　平日なのに結構な乗車率。

　で、５分ほどで終点。

　バック運転終了で今度こそ前進です。

　汽笛を鳴らしてくれるのですが、子供が大勢いるからでしょうか少々遠慮気味。

　すぐそばで検査運転しているＣ５６が渾身の力を込めて、大音量で汽笛を鳴らしてるので、ちょっと残念でしたね。

　結論、鉄オタを喜ばすための展示運転ではなく、子供を喜ばすためのものなんだと実感ｗ

　先輩は山口号、大井川鉄道、そして梅小路でも乗ることにこだわっていますが、私とすれば走っている姿も外から見たかったというのが正直な感想。

　今度はそんな旅もしてみません？

　さてさて。
　なぜ、私たちが一日３回ある展示運転のうち最後、３時３０分にこだわったか。

　それは最後の運転の後、ターンテーブルに乗せられて扇形車庫へと入っていく姿が見えるから。

　普通、なかなか見れませんから。

　てか、Ｃ６２が動いていること自体、私の目からは奇跡ですが＾＾；

　Ｂ２０がターンテーブルを回っているときとは違い、すごい迫力ｗ

　もう、いっぱいいっぱいサイズはギリギリです。

　で、車庫にはいるのかと思えば？

　何をしているのかというと？

　つまり、燃えかすを捨てる場所。

　いや、しかしかっこいいね〜。

　そして再び動き始めました。

　ごらんの通り、すごい間近まで行くことが出来ます。

　水蒸気を頭からかぶっていました。

　ひょっとしたら顔中黒い斑点になっていたかもしれませんねｗ

　再びターンテーブルに乗るＣ６２。

　うん、最後まで残っていてよかった。

　そして今度こそ・・・

　車庫にしまわれていくＣ６２。

　本日の展示運転はこれにて終了・・・？

　あれ？

　今度はＣ５６が車庫に入る番。
　ＣＭの後、まだまだ続くよって感じですね。

　こうしてみると、新しく旋盤した新品部品が所々見えますね。

　さすがに営業運転をしている機関車だけあって動きも機敏で、実はこちらの方が迫力ありました。

　燃えがらを捨てて〜

　ターンテーブルにって！

　って、すでに４時を過ぎていますよ＞＜
　のんびり見ている場合ではありません。
　この後西本願寺に行く予定ですが閉門時間は４月なので５時３０分。
　急いでいかないと、マジやばいっす！
　ターンテーブルで回るＣ５６を横目に・・・
　いそげ〜＞＜


　つづく＾＾；