2007/04/13 - 2007/04/13
1867位(同エリア3730件中)
松村博司さん
史跡巡り!
そう、梅小路蒸気機関車館の扇形車庫、回転台や引き込み線は国の重要文化財なのです!
そしてその車庫の中には大正から昭和。
激動の20世紀、日本を駆け抜けた蒸気機関車達が静かに眠っています。
とは言っても保存車両18両中7両は動態保存。
さらに5両は車籍が現在もあるそうで、法律上は鉄道本線を走行することが出来ます。
実際には法令点検(車で言うところの車検)をほとんどの車両が受けていないので、実際に本線走行できるのは山口号のC57とSL北びわこ号のC56くらいではないでしょうか。
しかし、それを維持するための費用は莫大なもの。
映像や模型でしかないSLをこうして見てふれて、実際に動くところを見ることが出来るのですから、幸せだなと思います。
さあ、国内最大の旅客用蒸気機関車C62の発車まであとわずかです。
挫折禁止(松村博司の貧乏旅日記)
「桜舞う京都・梅小路SL館の旅」
http://bonkuraii.blog56.fc2.com/blog-category-39.html
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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梅小路蒸気機関車館へ行くその前に!
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黙祷・・・
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そして帰り道。
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翠紅館跡です。
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志士たちの会合の場として使われ場所だそうです。
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霊山観音に別れを告げ、一路梅小路へ。
てか駐車料金、9時50分から13時39分の駐車で二千円也〜><
3時間49分の駐車、結構痛い>< -
ここが護国神社参道の入り口になります。
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この写真、私は運転していたのでここがどこだかさっぱりわかりませんw
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あと、こんなのとか。
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そして走ること20分。
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梅小路公園駐車場へ到着。
先に言っておきます、13時56分から17時18分で千百円なり〜>< -
高台寺駐車場の後で安く感じたのはここだけの秘密。
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さて、蒸気機関車館へ向かいましょう。
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機関車館の敷地内線路のようです。
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ここでも桜〜
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桜〜
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桜〜!
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で、どこかの和風住宅のような建物が見えてきました。
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梅小路城機関車館に到着です。
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入り口は展示資料館となっている旧二条駅舎です。
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小さく見えますがでかいっす!
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看板しぶいっすね、てか名前長いっす><
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資料館の中はこんな感じです。
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入場料は200円。
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妙に生々しいC11カットモデルですが、なるほど本物でした。
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ざっと中を見て回った後、扇形車庫へ向かってみましょう。
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なんだか、今までの旅ではあり得ない風景ですね〜。
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そして、来たー!
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国内最大にして最強の旅客用蒸気機関車C62、2号機「スワローエンゼル」のお目見えです!
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本日、乗る予定のSLスチーム号です。
一度はこの目で見てみたいと思っていた車両です。
以前、C57の山口号や静態保存のD51くらいなら見たことがあったのですが、C62はもちろん初めて! -
・・・でけぇよw
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振り返ると・・・今度は小せぇよw
B20です。 -
そして扇形車庫。
大正13年建設で現存する鉄筋コンクリートの建物としては日本最古、国の重要文化財です。 -
引き込み線、写真はありませんがクレーン(検査場のため立ち入り不可)も国重です。
中には静態、動態保存のSLが全部で18両あります。
山口号のC57はすでに旅立たれていたようで姿は見えませんでしたが・・・ -
ちなみにこちらはC62の1号車です。
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そして、すぐそばではSL北びわこ号のC56が、営業運転前のチェックでしょう、すごい勢いで前後進を繰り返していました。
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この後、綺麗に塗装されて行くのでしょうね。
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私たちがスチーム号に乗るのは3時30分。
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この時間を選んだのは展示運転の後、最後にターンテーブルに乗り車庫へ入っていくのを見ることが出来るから。
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とはいえ、まだ2時。
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ゆっくりと車庫の中の展示車両を眺めていきましょう!
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まずはB2010。
戦時中に少量生産された入れ替え作業用の小型タンク式のSLで、ここにあるのは物は動態保存されている機関車です。
一度は廃車されてしまったそうですが2002年に動態復元。
現在でも火の入っていない蒸気機関車の移動などに使用されているとの事。
そのB20。
この日、ちゃんと火が入っていて動いていました。 -
整備運転をしていたC56を引っ張り出すのに使用したのか。
それとも静態保存のC62、1号機が青空駐車されていたのでひょっとするとそれを引っ張り出すために使ったのかも? -
こちらは静態保存、約90年前に開発されたC51、お召列車専用機の239号車です。
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今度は唯一現存している静態保存のC53です。
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国産唯一の3シリンダー機?
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こんなにじっくりSLを見たのは山口号に乗って以来。
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めっちゃでかいです。
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でかいと言えばこれ、D52です。
C62のベースとなったSL。
戦時設計と言うことで数年保てばいいという発想からかなり品質の悪いシリーズだったようです。
しかし、D51と同じ軸配置に大型化したボイラーから発生される馬力は1660馬力と国産最強を誇ります。
ちなみに旅客用へ改造されたC62は1620馬力となります。
そして梅小路に静態保存されているのは栄えあるラストナンバーの468号車。 -
今度はD50。
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昭和恐慌とその後の好景気と戦争突入によるD51の大量生産により、早々に生産を打ち切られた車両です。
早くから廃車され始めたシリーズのため動態保存はもちろん残っていないのですが、静態保存もここにある物を含めて2両のみとのことです。 -
C58の1号機、お召し列車仕様です。
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ローカル線で大活躍したシリーズで四国ではC58一色だったとか^^;
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この1号機は以前は山口号としてC57と共に重連を行ったりもしていたそうですが現在は車籍を失い静態保存になっています。
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わ〜い、鉄道模型だ〜!
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何時かは色々旅をした風景をレイアウトで作りたい、私のささやかな夢です・・・
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ナンバープレート。
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赤いのもあったんですね。
C63なんてナンバーもありますがC62までで生産が打ち切られたため設計段階で中止された幻のSLとの事。 -
最近、鉄道ブームとの事ですが、こんなナンバープレートいくらになるんだろ・・・・
ちなみに先輩はSLや旧車のファン。
私は子供の頃からの鉄道模型のファンです。 -
なのでこういったプレートなどを見ても今一つ・・・?
って感じ。
ちなみに車窓は大好きなので窓際に座らせておくと非常におとなしくなります、私w
ので乗車ファン? でもあります。
さて、再び保存車を見ていきましょう。 -
急行列車用の中型機関車、C55です。 モダンなデザインになっているとのことで中でも20両ほどが流線的なカバーをまとっていたそうです。
これはノーマル、何となくC57に似ている気がしますが、なるほどC55の後期、改良型を登場させる予定があまりに改良点が多いためC57の新ナンバーを与えられたと言うことだそうで納得です。 -
今度はC61。
終戦後、貨物需要が激減し、過剰車両となったD51。
そのD51のボイラーを使用して旅客用として改造されたのがC61です。
C62が労働争議で完成が遅れたために先に完成したC61が後従輪を二軸台車にした日本初のハドソン機となったそうです。
ちなみにそのハドソン、北海道に本社を置くゲームメーカーのハドソンの名前もこのSLの形式名から取ったものとか・・・
ちなみにこの2号車は動態保存。 -
そして国鉄蒸気機関車の代名詞、デゴイチ(デコイチ)ことD51、動態保存されている200号機です。
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静態保存の1号機とのツーショット。
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生産台数が1000台を超えているため、保存されている量も結構な数になります。
私の住んでいる岡山県だと新見の井倉洞近くに静態保存されている838号機があります。
(この後の新見・北房鍾乳洞の旅で見てきました) -
これは1号機、ナメクジです。
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構造上問題があったようで初期の少ない数しか生産されていないそうで95両との事。
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後は小型低コストのため、動態復元され各地で走行されているおなじみC11。
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敷地内移動の牽引にB20とともに活躍中のDE10。
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最後は8620型の8630です。
通称はハチロク、こちらは1914年から1929年に製造という事でもちろん元祖。
昭和の車であるトヨタのAE86は二番煎じですなw
さて、見るところはまだまだありますが切りがつかないので・・・
つづく〜^^;
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