2007/11/20 - 2007/11/20
294位(同エリア327件中)
ソフィさん
2007年11月20日（火）
武家屋敷の白壁に、秋の陽がまぶしい。
澄み通った青空を背景に、茅葺の屋根に隣り合って、熟し終えた柿の実が赤く輝いている。
手水鉢の陰に、つつましく花開いているツワブキ。
そこには水琴窟も、埋め込まれている。
ここ篠山は、日本の秋の、ノスタルジックな原風景が満ちている。
たくさんの風景カットを心眼に焼き付けながら、南に進んできた御徒町のＴ字路を左（東）に曲がれば、城を取り巻く堀の西南隅に出て、次の角に近く西掘に面して「小林家長屋門」があった。
長屋門は、位の高い武士にしか許されなかったから、この堀に面して城と向かい合う通りは、格式の高い家来たちの住まいが並んでいたのだろう。
「小林家長屋門」は、文化年間（1804〜1818）に、藩主に良く仕えた女性の引退後の住家として与えられたもので、長屋門の典型的な雰囲気を残している。
城の大きさは、一辺が400ｍのほぼ正方形であり、東西南北に外堀を廻らせている。
外堀は四つの区画に分けられ、それぞれが独立した給水システムを持っているとのことだ。
写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
をご覧ください。
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青空に柿が映える
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安間家の門
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手水鉢に似合う
ツワブキ -
小林家
長屋門 -
お堀の紅葉
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