イタリア母娘旅行【7】（アッシジ編）

2000/08/26 - 2000/09/03

キリスト教の聖者フランチェスコゆかりの地として知られ、世界中から多くの巡礼者が訪れる聖地アッシジ。
12世紀にこの町の裕福な商家に生まれたフランチェスコは、病気を機に神の啓示を受けて、出家し、献身的な普及活動を始めます。
「清貧」・「純潔」・「従順」の３つの戒律とした教えを説き、フランチェスコ修道会を創立します。
彼の死後、教皇ゴレゴリウス９世は、フランチェスコを聖人に列し、誕生の地であるアッシジに亡骸を納めた聖堂の建築を命じました。
それが、この町で１番の見どころとなるサン・フランチェスコ聖堂です。
高台に堂々と建つサン・フランチェスコ聖堂は、威厳があり、そのたたずまいは、アッシジの代表的な風景となっていますが、この町を訪れて、何よりも印象深かったのは、高台から見た緑の平野が広がるアッシジののどかな風景でした。

写真は、ホテルのテラスで、サン・フランチェスコ聖堂をバックに。

エリア アッシジ(イタリア)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: JAL

坂道や路地が多い、アッシジ。
大きな町ではないので、ゆっくり散策しながら回ります。

サン・フランチェスコ聖堂をバックに。
儀式が行われる上堂と墓所として建立された下堂の２層になった聖堂で、階段を下りた地下室には、フランチェスコの墓や衣服が展示され、彼の清貧生活を垣間見ることができます。
フランチェスコの生涯を28の場面に分けて描いたジョットの作品を始め、壁一面のフレスコ画は、必見です。

聖フランチェスコの忠実な女性弟子であった聖キアーラを祭って、建てられたサンタ・キアーラ聖堂前の広場にて。