2007/08/31 - 2007/09/12
2130位(同エリア3281件中)
マリリンさん
芸術面も忘れてはいけません。2007年は偉大な作曲家、エドワルドグリーグの没後100年目、それも今回訪問した理由のひとつでありました。彼が書いた北欧の厳しい季節・美しい景色・澄んだ空気に響く自然界の音・・・私も感じたいと思ったのです。彼の生まれ故郷ベルゲンの天気の様に、今晴れていたと思ったら、雨に変わり、そしてまた太陽の陽が射してくる・・そんな曲もあったような気がします。それから、もうひとつ絵画では、ムンク。かの有名な”叫び”に会う事も念願でした。
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
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*フロム*フェリーはゾグネフィヨルドから左折、幅が狭くなるアウルラン・フィヨルドへ、暫くすると突き当たりに到着地のフロムの村が見えてきました♪
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*フロム駅*フェリーを降りるとすぐ近くに列車が。駅舎は案内所・カフェテリア・発券窓口等があるが、列車の並ぶホームとは繋がっていません。発車までのランチタイムや待ち時間には他の棟にもあるレストランやお土産屋さんでも多くの観光客で賑い活気付きます♪
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*人気のフロム鉄道*ノルウェー国鉄が世界に誇る最も美しい電車の旅の山岳鉄道。海抜2mのフロムから北欧最大の山岳のプラトー渓谷の急勾配を20kmに渡り走りながら、ミュールダールの町まで、雄大な山々や山から流れる滝など、変化する景勝が楽しめます♪またここのフロム川は鮭の捕れるベスト20に選ばれています♪
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*アンティークな車内*向かい合わせの席で配置された車内の内装はアンティークなデザインや落ち着いた照明で心地がよい♪
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*綺麗な滝*白糸の様な滝、壮大で水しぶきが飛んできそうな力強い滝、氷つきそうな滝、世界に滝はいろあれど、この高さ164mのリョーアンネフォッセンもたいそう美しい滝。まるで空から舞い降りてきて、ここで緑に包まれ守られながら流れていく様。
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*ベルゲン*現在もノルウェー第2の海洋都市、12〜13世紀は首都として、19世紀までは北欧で最大の規模を図った”山の牧場”という意味を持つ、7つの山に囲まれた街。
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*散策*ベルゲンのホテルチェックイン後早速、雨が降ったり止んだりのベルゲンの街へ繰り出します。街の中心部の見所は徒歩で殆どが可能です。しかし改めてノルウェーの寒さには参りますなぁ(ToT)。今日は、まだ9月2日で私は皮ジャンパーを着ているにもかかわらず、時折冷たい風と雨で風邪を引きかねません。ご旅行される皆様は、どうか雨具&防寒着を忘れずに♪
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*ブリッゲン*世界遺産。ベルゲンは12世紀に始まったバルト海沿岸の貿易を独占していたドイツハンザ同盟の拠点になりました。干ダラの貿易で取引を握っていたドイツのハンザ商人はここブリッゲン地区に居住許可され繁栄をもたらします。建造物は18世紀初め火事後に再建されたものだが、すでに建物は傾き始めている。ノルウェー語で”ドイツ埠頭”とよばれ、その名の”ティスク・ブリッゲン”は現在では、省略されブリッゲンになりました♪
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*中世ノルウェー建築*ベルゲンの街は長細いヴォーゲン湾を囲むように街が広がり、湾の東に面して三角屋根の可愛い木造の建物が、ひしめき合う様に立ち並んでいます。お土産屋さんやお洋服やさん、レストラン等。他国のイタリア・フランスで見かけてきた幾つかの港街も個々の彩りが可愛らしい家家が並んでいましたが、それはどちらかと言うとパステルカラーに近い色。同様、多彩色な理由はやはり海から帰って来る漁師が船上からも見分けがつくようにと言う事でしょうか、必然と天候が悪いこの地方では、色の鮮やかが必要だったのでしょうか・・♪
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傾いています
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*女心とベルゲンの空*そりゃ、ベルゲンの空には敵わないでしょ♪山の上なら兎も角も港街でこんなに移り気なお空は初めて。歩きながら晴れていた筈の空が10歩先ではスコールの様な雨。傘を畳んだり、開いたり、忙しいったらありゃしないわ^_^;
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*年間降水量*それもその筈、一年の内、230日は雨が降ると言われているベルゲン。世界で唯一、傘の自動販売機があるのだそうですよ♪
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*代表する作曲家*さて、エドヴァルド・グリーグは(1843〜1907)ここベルゲンで生まれました。スコットランド系の祖父を持つ彼は作曲の源であるベルゲンやハルダンゲルの大自然を愛し、音に伝え偉大な曲を残しました。また芸術を全ての人へと貧しい人たちへ無料のコンサートを時折開催する心清き音楽家でもありました。ベルゲン近郊には彼が余生を暮らした家が在り隣接するホールでコンサートがあります♪。しかし今回は残念、その期間が既に終了したばかり。涙です。
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*あらら裸足*暮らす人たちは自分たちをノルウェー人ではなく、ベルゲン人のベーゲンだと呼ぶ程、その方言や人格にも違いがあるようです。内気で気取りやさんの東ノルウェーの人々に対して、こちらは気さくで明るく開放的なんですって♪
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*是非、行きませう*ケーブルカーに乗り、標高320mの中腹まで参りましょ。運行は30分おきで@70Nkr(往復)土地勘が未だわかない初めての人も、また違う方も。よく見渡せる日中、夕暮れ時、町の明かりが綺麗な夜・・色んな雰囲気に楽しめる筈♪時間表等はこちらhttp://www.floibanen.com/visartikkel.asp?art=134
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*フロイエン山*登った頂上からは街が一望に見渡せ、歩いたベルゲンの港街の様子が理解できます♪
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*魚市場*こちらの港に面した魚市場。観光客や地元のお客さんたちが覗き歩きます。
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*水産*世界でも有数の好漁業を持つノルウェー。私たちにも馴染み深いサーモン・サバ・シシャモなども多く日本へ輸出されています。ここの市場では他ニシン・エビ・カニ等、また写真の中央詰まれた食材は鯨。日本と同様、古くから捕鯨国であるノルウェーも鯨を頂きます(他アイスランド)
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*マリーア教会*12世紀に建造されたベルゲンで一番古い教会。
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*同時のまま*内部装飾や祭壇はいにしえのまま。重厚な教会内は一見の価値有り♪
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*クジラのカルパッチョ*1の皿は、まず鯨から。有り難く頂きます。半生のお肉は臭みもなく、柔らか過ぎず、硬すぎないのに、食べ応えのある食感です♪
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*トナカイのステーキ*私たちには珍しいお料理ですが折角ノルウェーに来たのだから、こちらも感謝して頂きます。美味しいソースと絡まり、美味♪
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*平和賞*再び、オスロに戻ってまいりました。天気はベルゲンより晴れで行動しやすいのですが、相変わらず、頬を撫でる風は冷たく感じます♪さてさて、オスロの観光名所を暗くならない内に周りましょう。再び港に足を向け、まずはノーベル平和賞の授賞式が行われるノーベル平和センターから♪以外な事に周りの風景と一体化していて、実はそれと解らず、とおりすぎてしまっていました。思っていたよりも大袈裟な建造物ではなく博物館を主として考えた方がよいのかしら?
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*王宮*カール・ヨハンス通りの突き当たりは王宮。現在も、ノルウェー国王がお住まいの為公開はしていません♪
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*フロングネル公園*中心部からトラムに乗り、夕暮れ時の公園へやってきました。公園内は(入場無料)多くの緑や池があり、地元オスロの市民の憩いの場となっていました。時間的に丁度犬のお散歩やお仕事帰りにジョギングをする方がおり、観光客の私でも頻繁に来たくなるような素敵な公園です♪
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*おこりんぼう*像の君は怒っています♪人間の喜怒哀楽を上手に捉えたヴィーゲランの彫刻作品が公園の至る所に置かれています。中でもこの作品は人気で、彼の左手は、多くの人が触れたせい、ひと際磨かれています♪もしかしたら、それで起こっているの?^_^;
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*国立劇場*駅からメインストート、カール・ヨハンス通りに国立劇場(写真左)とコンチネンタル・ホテル(写真右奥)が向かい合わせで建っています。
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*Continental Hotel コンチネンタル・ホテルからの眺め*お部屋からの眺め。カーテンを開けると目の前に国立劇場・・・私てきオスロお勧めホテルと言う事で、詳細は、後ほど、口コミ欄に♪
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*Stortorvets Gjestgiveri*オスロの老舗レストラン、伝統料理、ややカジュアル、etcと言う事で2回目のオスロの夜はこのレストランへ。ガイドブックにも紹介されていて日本語メニューがあるだけあり、他にも日本人のお客様が2組程。ホタテのソテー、鹿の煮込み・・店員の方のサービスもまぁまぁでしたよ♪
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*叫び*たくなるような、日程調整でした。①休みと②オスロ―現地発のフィヨルド・ツアーの限られた日程と③ムンクのこの絵画に会う為と④空きのあるミラノの最後の晩餐の鑑賞予約と(のちに書き込みます)どうやったら全部目的が果たせるか、まるでパズルの組あわせのようでした。まぁ、いつもの事ですが。兎に角、この絵の為にオスロに延泊をしたには間違いはなく、我ながら、ご苦労様という感じでござります♪早起きしすぎて、来たもののまだ美術館は開館の時間ならず・・・トホホ
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*おぉ〜*激写!ではなく、あれ〜いけません。本当はカメラ撮影が禁止でした♪
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*Norwegian Air*今回は利用する機会がなかったが、是非、次回には乗ってみたいノルウェー航空、ノルウェー数都市から西欧、東欧、英国に乗り入れ。この機体尾翼はムンク。(http://www.norwegian.no/sw7127.asp)フィヨルドを初めとした明光風靡な自然、それに関連する食物・物産を数日に渡り、掻い摘んだ。私が嘗て滞在したニュージーランドも風土的にも同様のものがあり、共通する物もやはり存在した。広大な自然に包まれて暮らしているとやはり人々はおおらかになり、より暮らしに密接した自然を大切にするのだろう。次回は是非、もう少し暖かい季節、或いはオーロラ鑑賞に、とでもいきましょう♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- hirootaniさん 2007/12/01 03:06:57
- 欧州旅行記参考にさせていただきます。
- はじめまして。hirootaniと申します。
昨年の自分のノルウェーの旅行記をやっとまとめようとしていたところで、マリリンさんの旅行記がUpされているのを見つけました。
同じようなところにいかれているのですね。私も個人手配のフィヨルドツアーをしました。昨年は天気が悪く、また一週間の一人旅はちょっとつらいものがありました。
マリリンさんは、欧州を年に2回訪問されているようですね。
私はベルギーに駐在中で、週末や連休を利用して欧州各地を訪問していますが、フランスはまだあまりいくことができていません。マリリンさんの旅行記を参考にさせていただき、来年はフランスを精力的に回りたいと思います。
お時間があれば、私の旅行記もご覧いただければ幸いです。
(ノルウェー・スウェーデンはまだ途中ですが・・・)
http://4travel.jp/traveler/hirootani/album/10199314/
hirootani
- マリリンさん からの返信 2007/12/06 21:44:08
- RE: 欧州旅行記参考にさせていただきます。
- hirootaniさん。初めまして。
お便りを頂きまして有難うございます。
同じフィヨルド・ツアーに参加されたとの事で、hirootaniさんの旅行記とお写真を、拝見させていただきました。
見ているうちに、何だか嬉しくなってきてしまいました。
そして、hirootaniさんの綺麗に撮られているお写真に、驚きと感動を覚えました。すごく素敵にお写真をお撮りになるのですね。
すこし、自分の旅行記が貧弱に思えてきて、恥ずかしい限りです。
ベルギーにお住まいだとの事、とても羨ましいお話ですね。
私は春にベルギーに訪れのは初めてでしたが、過ごし易く素敵な街でした。
そうですね、ヨーロッパの美しい建物、芸術、食べ物、素敵で可愛らしい風景が大好きです。
そちらに旅行に行くことが人生の何よりの楽しみになりつつあります。^_^;
ただ、このお正月は欧州ではなく、中国の上海になりそうですが・・。
その代わり暖かい春と夏の季節にぜひ、また欧州に訪れようと考えています。
ただ私の旅行記は、纏まりのないもので参考になる程のものでもないですが・・。
私も時々、hirootaniさんの旅行記にまたお邪魔させていただきます。
これからも、よろしくお願いいたします。
楽しみにしております。
マリ
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