2007/10/12 - 2007/10/14
468位(同エリア568件中)
めもるさん
今日は奈良県大縦断。バス芸人になってみる。そしてもうひとつの古を訪ねてみよう。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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せっかく温泉地にいるんだし朝湯を志す。YHのお風呂は朝6時から入れるらしく、いそいそと浴場へ。しかし、お湯を入れかえてくれるのはありがたいけれど、熱くてとても入れなかった。それならと昨日入った露天風呂に向かうが、夜のマナーのない入浴を防止するためか、お湯はすっかり抜かれてしまっていて呆然。かなりがっくりきた。とりあえず意味もなく吊橋を撮る。
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川湯温泉6時57分発のバスで出発、北上する。途中で湯の峰温泉を通る。ここには熊野詣を済ませた人々が湯垢離をした温泉「つぼ湯」がある。世界で初めて世界遺産に登録された温泉らしい。朝風呂を楽しむ人たちがそぞろ歩き、うらやましく眺める。
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熊野本宮を過ぎ、バスは県境を越えて日本一大きな村・奈良県十津川村に入っていく。最初のバス停はこんな名前。
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山深い道を走ること1時間あまり、十津川温泉バスターミナルに到着。バスの行き先表字幕にはは特急と書かれているが、特別にシートがいいわけでもスピードが速いわけでもない。バイパスがある道でも従来の国道を走るくらいだ。「特急」という名称は改めた方がいいんでないの?
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十津川温泉では10分少々休憩時間があり、ぶらついてみる。洗面所の前には温泉の吹き出し口がある。
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温泉販売スタンドまである。
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足湯もあるけれど、まだ開いていない。
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しかたないので飲泉でがまん。塩味がきいていて、まあまあいける。
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山深くを滔々と流れる熊野川。
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十津川温泉の市街地を抜け、バスは熊野川に沿ってさらに深山へ分け入っていく。
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バスの乗車時間は2時間半を超えた。景色もさしたる変化がなく、さすがにだんだんしんどくなってきた。上野地のバス停で20分休憩、ようやくちょっと開放されるのでお散歩。
ここには日本一の長さ(297.7m)の歩行用吊橋・谷瀬の吊橋がある。せっかくだから渡ってみよう。 -
揺れると思っていたけれど、思っていたほど縦揺れはないかわり、思ったよりも横揺れがあって意外と歩きにくい。地元の人の中にはスーパーカブで渡っちゃう人もいるらしい。
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高さ54m。橋の下の川原には白い石でなぜかこんな注意書きや
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こんな名前が。
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なつかしいサンキストマークの自販機があったので思わず1枚。
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ふたたびバスに揺られ、修行がまた始まる。遠ざかりゆく吊橋に別れを告げる。
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バス乗車時間はついに4時間を超え、西吉野村から五條市へ。この辺りは柿の名産地らしい。あまり美しくないけれど、たわわに実をつける柿の木を撮ってみた。
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ようやく五條駅に到着。これが路線バスの料金かよってくらいの値段。ちなみに川湯温泉は整理券番号13番のため、3,350円也。整理券番号表は140番まである。
このバスの出発地は新宮。終着地は大和八木。大和八木までは、ここからさらに1時間半近くも乗らなくてはならない。最初から最後まで乗り通すと乗車時間が6時間半、運賃が5,350円にもなる、日本最長時間・最長距離の路線バスだったのだ。乗り通そうとするお好きな人なんているのかと思っていたが、自分の2つ後ろの席に座っていた人は、川湯温泉で乗ったときには既にいたし、五條駅でも降りなかったから、たぶん乗り通すのだろう。よくやるなぁ。それにしちゃ景色を見ずに本を読んでたけど。 -
川湯温泉にはコンビニエンスストアなんてないので、朝ごはんを食べていない。五條駅にあった寿司屋でたまらず柿の葉寿司を購入。おなかが空いていればなんでもおいしいけれど、ごはんと鯖が胃にしみいるようだった。
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奈良線と桜井線で畝傍に向かい、江戸時代の街並みを残す今井町をめざす。
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町の入口にある案内板。期待してしまう。
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朱塗りの橋を渡って、いよいよ街へ。
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これは江戸期の建物ではないけれど、街の景観にあわせて造っているところに、街ぐるみで古の街並みを守ろうとしているんだなという意気込みがうかがえる。
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まちなみ交流センター「華甍」で町歩きのレクチャーをいただいて、小路を曲がる。ここには重要文化財に指定された住宅が8軒あり、まずは幕末期の建造となる高木家。酒造業を営み「大東の四条屋」といったそうだ。
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こちらは重要文化財の建物ではなく、周囲の風景にとけ込ませた新しい建物のようだ。
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続いての重要文化財は河合家(屋号:上品寺屋)。杉の玉を吊しているのでわかるとおり、酒造を行っている。江戸時代中期にはすでに酒造をしていたらしい。2階白壁中央の太い格子が特徴的。
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茶屋も江戸風。
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ふたたび重要文化財の建物・中橋家。屋号は「米彦」で、その名の通り米屋。
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ジロさんの法則通り、やはり古い街並には「ねこ」なのだろうか? きもちよさそうにひなたぼっこしていた。
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称念寺。今井町はこの寺の寺内町として発展したもので、重要文化財の指定こそ家々より遅く平成になってからであるものの、町の中心地はここということになる。本堂はかなり傷みが激しいらしいが、重要文化財とはいえ建て替えに数億円単位の資金が必要らしく、容易ならざる状況にあるという。
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称名寺を後にし、次なる重要文化財・豊田家へ。屋号は「西の木屋」で、かつては大名貸しも行っていたほどの豪商だったとか。
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町のいちばん端までやってきた。町の入口(出口?)に位置するのがこの町を代表する建物・今西家。自治権を持っていた今井町、その権利を委ねられていた家である。横から見ると、どこかの城の三の丸と言われても「そうかも」と思ってしまう。
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この月曜日からは秋の拝観期間だったが、残念ながらタイミングが悪く入れなかった。
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ふだんから唯一無料で拝観させてくれる、太っ腹な旧米谷家住宅。せっかくなので、もちろん中を見せていただく。
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この家は屋号を「米忠」というが、米屋ではなく金物商だったとのこと。ここに番頭さんが座っていたのだろうか。
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竈のある土間。釜の数が家の繁栄を表しているように感じる。
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こちらが居間だろうか。
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中庭には土蔵があり、蔵前に座敷がついている。
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旧米谷家を出てまた町を歩く。ある家の前にあった札。まだこの制度が生きていることに歴史を感じる。
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屋号「細九」の音村家。こちらは金物問屋。ちょっと傷んでいるのが気になる。
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そして最後の重要文化財建造物、上田家。屋号「壺屋」だが、壺を売っていたわけではないらしい。今西家を並んで、この町の惣年寄を務めていたのだとか。白壁の新しさなどにその財力が現れている感があった。
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思ったよりは小さい町で、思いのほか早く周り終えた。この分ならお伊勢参りもできるかもしれないなと思い立ち、大和八木まで歩いて伊勢に向かう。
安く行きたいところだけど、伊勢方面に向かう急行は40分待ちとロスが大きすぎて、参拝ができないかもしれない。15分後に鳥羽行き特急が発車するので、やむなく高い特急券を購入。
期待していなかったが、2階建て特急・ビスタカーがやってきた。 -
ビスタカーに乗るのは高校生の修学旅行時以来。車齢もかなり高いとおもうけど、まだまだ健在。階下のサロン風シートはがら空きなのでちょっとすわらせていただく。
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シートカバーには近鉄の歴代特急車両が。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Noririnさん 2007/11/04 18:04:37
- サンキストドリンクのCMを思い出しました♪
- めもるさん こんにちは。
和歌山旅行は来月企画しているので、参考にさせていただいてマス♪
熊野古道は雰囲気◎ですね!
たくさんの王子に出会えるなんて知りませんでした。
でも個人的にヘビとの遭遇は避けたいかも・・・
ナギサビールが呑めなかったのは残念でしたが、それより微妙な味わいの熊野古道麦酒って^^;
今井町も風情があって良いですね。
河合家で日本酒を味わってみたいです♪
Noririn
- めもるさん からの返信 2007/11/04 21:29:45
- サンキストドリンクのCMって
- どんなのだか忘れてしまっためもるです。こんばんは。
いつもありがとうございます。
古道は大辺路、中辺路、小辺路、大峰奥駈道など
いろいろある中でとりあえずいちばんお手軽な道を
選びましたが(航空券は取ったけど、プランを立てる
時間がなくて…)、お手軽でも雰囲気は味わえました。
今度はもっとディープな道に入ってみたいものです。
やはり大峰奥駈で六根清浄でしょうか。
へびとこんにちはしちゃうかもしれないけれど、
踏んづけたりしなければ大丈夫だと思いますよ(笑)。
熊野古道ビール、ビール純粋令には違反してますが、
私はきらいじゃないですよ。一度ご賞味あれ♪
めもる
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