ベトナム旅行記 2007　≪その１・ホーチミン編≫

2007/10/04 - 2007/10/10

本当に久しぶりの東南アジアです。
実は、10年ほど前の年末にタイに行ったとき、帰りの飛行機の中で急性虫垂炎に見舞われ、帰国して早々手術する･･･という、それはそれは恐ろしい目に遭っている私。
以来、どうも東南アジアに縁遠くなり･･･
今回は、あらゆる消化器系のアクシデントに備え、常備薬の準備もバッチリにして旅立ちました。
が！なぜか今回も旅半ばにして、“胃を壊し一晩中ゲロゲロする（カエルだから？）”という受難に見舞われました。
毎日、３３３ビールやらサイゴンビールやらで、アルコール消毒していたんですけれどね。

今回の旅程は、ざっとこんな感じでした↓

１日目：成田→(台湾)→ホーチミン　ホーチミン散策　≪ホーチミン泊≫
２日目：メコン川クルーズ、ホーチミン散策　≪ホーチミン泊≫
３日目：国内線にてダナンを経由しホイアンへ。世界遺産ミーソン＆ホイアンの夜景　≪ホイアン泊≫
４日目：午後列車にてフエへ。フエ半日観光し、国内線でハノイへ　≪ハノイ泊≫
５日目：ハロン湾１日観光　　≪ハノイ泊≫
６日目：ハノイ散策　ハノイ→(台湾)→成田

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 レンタカー タクシー
• 航空会社: チャイナエアライン

今回は、ノースウェスト航空のマイレージを利用したので、渡航費は一切かかりませんでした。

利用したのは･･･折しも整備不備で話題沸騰中の、チャイナエアライン。しかもB777-400(笑)。
今まで、マイルを使った特典旅行なんて、希望日にすんなり予約が取れたことなんてなかったのですが、たまたま前月に、チャイナとノースウェストが提携したばかりということもあり、トントン拍子に予約がとれました。
しかも、チャイナって、にっくき燃油サーチャージも取らないんですね！
見直したゾ、チャイナエアライン。
乗務員さんも、スリットの入ったチャイナドレス風の制服がとてもお似合いでした。
（着陸時、ハードランディングだったけどね）

台湾での乗り継ぎも非常にスムーズ。
夕方には無事、ホーチミン タンソンニャット国際空港に降り立ちました。
ちょうど、中部あたりを台風５号が通過しているとあって、ホーチミンもやや曇天模様。
空港を出ると、東南アジア特有の湿気がまとまりつきます。
ついでに、タクシーの呼び込みも･･･
しょっぱなからボラれるのも切ないので、ここは、「地球の･･･」にあるとおり、到着ロビーにある旅行会社でタクシーチケットを購入。

それにしても、噂どおりのすごいバイクの量！
車スレスレに通って行くので、見ていてこちらが冷や冷やします。

ベトナムでも、「くもん」流行っているのかな。

ホーチミンは、現在道路工事中で、市内に出るのに40分くらいかかりました。

本日のお宿は、Bach Dang Hotel（バクダンホテル）
ドンコイ通りから道を一本入ってすぐなので、観光にもとても便利でした。
お部屋は、デラックスルーム(ツイン）2泊で98＄とお値打ち価格。
といっても、部屋の広さと天井の高さが不必要にデラックスなだけで、あとは必要最低限の設備のみ。
日本語で意思疎通の図れるスタッフがおられたので、鉄道の予約をしていただきました。

これは、ホテル前の通り。

さっそく町へ繰り出すも、バイクの波に怖気づき、なかなか通りを渡ることができない。
交通整理のおじさんに「今だよ！」と言われても、何が“今”なんだか、サッパリわからない。
とりあえず、現地の方が渡る時にすかさず付いて行く、というセコい方法を試すうち、段々コツがつかめてきました。
要は、焦っちゃいけないんですね。
バイクの方見ながら、そろーりのろーりと歩くと、バイクの方で避けてくれたり徐行してくれる。

交差点には、さすがに信号がありました。
でもこの人、今にもはねられそうで、ちょっぴり笑える。

菅笠に天秤棒、という、ベトナムのイメージそのままの女性。

とっても可愛いワンコちゃん。
垂れた耳と、つぶらな瞳がたまらない〜

市内の中心部に、見どころとなる建築物が点在しています。

市民劇場。

サイゴン大教会。
赤レンガに白い尖塔がとても映える。
クリスマスの時期は派手な電飾が灯されるのだそう、ちょっと見てみたい。

中に入れるのは、午前と午後のそれぞれ３時間。
とても厳かな雰囲気ですが･･･

このネオンが、なんとも東南アジアっぽいマリア様。

こちらもこころなしか、ベトナムの香りが･･･

中央郵便局。

内部は、こんなアーチ状になっています。

ベンタイン市場にも寄ってみました。
バスが通っていたりして、地図上、結構距離がありそうだけど、実際歩いてみると意外と近い。
ドンコイ通りからも充分歩ける距離。

何か掘り出しものがあったら欲しかったのですが。
とても立ち止まって買い物できる雰囲気ではない！
特に衣料品界隈。
噂には聞いていたけれど、狭い通路を通り抜けようとすると、店員さんにギュウっと腕をつかまれて、“お姉さん、安い！”“お姉さん、(品物が)可愛い！”を連発して離してくれない。

ちょうど日本に帰ってきてから、ＮＨＫの番組で、“香椎由宇ちゃんとベトナム雑貨巡り”というのをやっていた。
由宇ちゃんもベンタイン市場で買い物していたけれど、彼女には通訳さんだかガイドさんが同行していた。
（そりゃ女優さんだから当たり前だけど）

値段は交渉次第だし、ベトナム通貨ドンは桁が多すぎて、段々高いのか安いのかわからなくなってくる。

ベンタイン市場周囲は、夕方になると屋台が並ぶナイトマーケットに。
胃腸の弱い私は、黙って通り過ぎるのみ･･･

昼と夜とでは、雰囲気が全く変わります。
人民委員会とホー・チ・ミン像。

市民劇場。

中央郵便局。

サイゴン大教会。
昼間と違って、厳かな雰囲気。

サイゴン大教会の近くにポツンと佇むワンコちゃん。
あんまり体調が良くなさそうでした。
目が合うと、何か訴えているようで･･･
元気でね。

昼間はなんとか横断できても、やっぱり夜はおそろしい〜

サイゴン川のほとりにたつ、マジェスティックホテルまで歩いてみる。
ちょうど、クルーズ船“ベンゲー号”を発見。

ディナーは、ホテル近くのゴールドフィッシュで。
テーブルクロスも食器も、菅笠を被った金魚がレイアウトされていてとても可愛い。
ひと通りのベトナム料理が揃っていました。
たらふく食べて、333ビールも頼んで、ひとり￥500くらい･･･！
や、安い\(◎o◎)／！
でも、現地の物価感覚からしたら、これが普通なのかなぁ。

次は、メコン川クルーズです。