2007/08/13 - 2007/08/18
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warajiさん
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旅の2日目。長崎から佐世保、熊本の玉名温泉に向う。時間の関係で佐世保では佐世保バーガーに全てをかけた。それからすぐに熊本・玉名温泉に向う。ここが本日の宿泊地。とてもいい所と聞いてるので楽しみだった。
それにしても時間がかかるなぁ〜。こんなもんかな?
旅の3日目。玉名温泉を後にしてここからレンタカー。
菊池渓谷〜九重〜阿蘇〜熊本市内と周った。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- ANAグループ JR特急
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長崎から佐世保に向うローカル列車、大村線。長崎では第二の大きい街なのに列車はローカル色が濃い。不思議だなぁ〜。鉄道は元々大都市からのアクセスを基本に考えてるから地元の事など無視していると思うけど、ここはまだそれでもマシな方か。
かつてリゾート法なるものが出来た時は旅人万歳と思ったものだが、幻に終わった。結果的に役人や一部の観光開発業者の利権に絡んだ悪法に終わったし、本当のリゾートを理解しないでかってにリゾートの名を使って乱開発が行われた為にむしろ旅のよさを壊してしまった。
豊かな社会は旅に反映されると思う。現在の旅の大半のスタイルはスピードと合理化に集約されてるように感じる。
旅は無駄を楽しむものだ。これが私の持論。無駄の無い旅なんてつまらない。
ただ、アクセスの無駄や利便性に欠く無駄は無いほうがいい。旅人にとって最大の出費は交通費と宿泊費。それを除けば意外に経費は安いのが現実だ。
長崎を出ていよいよ佐世保に向う。本来は九十九島巡りも視野に入れたいのだが、時間や行動力の限界も含めて今回はとりあえず佐世保バーガーを楽しむ事にした。 -
佐世保に向う列車からの窓の風景は懐かしさと初めて見る景色の美しさが同時に楽しめてとても心地よかった。列車はのんびりだ。距離の割には遅い感じがする。
途中までは昨日のコースを辿ったので違った感覚を楽しんだ。
佐世保駅は風流な風鈴がお出迎えしてくれた。懐かしい昭和の風情を残した駅だった。街も少ししか歩いていないので分からないが、小さいこじんまりした感じを受けた。
駅でさっそく佐世保バーガーの情報を入手し、近くの店まで歩いた。
その途中にあった教会の保育園。なかなか立派だ。 -
駅から歩いて一番近い店を探して歩いていたら、さっそく現れた。すこし店のこだわりとか内容も考えながら歩いたが、とにかくちょっと歩くというだけでもファミリーだと本当に大変だ。
夏の暑い中、汗をかきながら歩いてやっと到着。運が良く、40分待ちくらいで食べれた。やり方はモスバーガーと同じ。注文を受けてから作り出す。だからすぐ行列になってしまう。気軽な食べ物とはいえないようだ。
http://www.sasebo99.com/sight_sasebo/bgmap.shtml -
これが一般的に言う佐世保バーガーみたいですよ♪とりあえず参考までに載せてみました。
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今回注文した佐世保バーガーのスモールサイズ。まぁ俗に言う一般的なサイズかな?中身は普通です。
また、ハンバーグは大して凄いとは思わなかったです。材料にこだわってるという事以外はそこら辺と変わらない気がしたなぁ。 -
こちらが標準のデカいサイズの佐世保バーガー。確かに食べ応えはある。
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佐世保バーガーで昼食は終わった。長崎でのホテルの朝食がバイキングだったので食べ過ぎた!おかげで昼は軽くて済んだが・・・・。
お店を出てそのまま駅に向う。今日はこのあと特急を乗り継いで熊本の玉名温泉に一気に向い、宿に入る予定だ。
乗り継ぎの鳥栖までは自由席。そこから指定席を取ってあるので、起点である佐世保駅には早く着いて席を確保したかった。
駅に着くまでの道のりを港に向って迂回しながら景色を楽しみつつ歩いた。
佐世保は軍港でもある。見学までは出来なかったが、その面影を一部みるかのように軍艦が泊まっていた。 -
観光船ターミナルは落ち着いた雰囲気だった。案外きれいで整備されている。
父はここまでヨタヨタしながら歩いてきた。天気がちょうど曇ったり晴れたりの天気で雨も降りそうな感じだった。
おかげで暑さをしのげたのが良かった。
ちょっと風が強く、のんびり海を眺めるというのには辛いものがあったかな。 -
表通りから港をぐるっと周る感じで佐世保駅に戻った。父はノロノロとはるか後ろを付いて来た。もうここ何年か足腰の弱り方は相当なもので、杖やら手押し車やらまたまたちょっと休憩する為の小さい折りたたみのイスまで持って歩く。むしろその方がこんな旅では邪魔で動きも悪いのであるが、何処かへ連れてくと必ず何か用意するのだ。ちゃんとしたものならまだ活用のし甲斐もあるが、ガラクタのようなものでも平気で直しながら使う。戦後の混乱期を乗り越えてきた気質がそうさせるのだろうなぁ。悪い事ではないと思うが・・・・・。
それでも余りにも邪魔で大変なのでリサイクルみたいなゴミ捨て場があったのでそこに置かせてもらった。父もしょうがないといった様子。
かえって歩きが早くなった。また次回も同じ事をするんだろうなぁ・・・。
駅は港から見たほうが雰囲気があった。とてもきれいで、港町佐世保といった雰囲気が出ている。一部工事などしていたのでこれからきれいになっていくのだろう。 -
佐世保から先は民間鉄道になった。かつての松浦線。時代は変わったものだ。
佐世保駅で自由席の特急車両を確保する為に早くホームで待機していたら、ちょうど平戸方面にむかう列車が入線してきていた。 -
佐世保駅内にあった佐世保バーガーのマスコット。かわいい♪こういうの欲しいなぁ〜。
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佐世保発特急みどり。博多行き列車が到着した。我々は2番手につけていたので楽々セーフだったが、お客も少なかった。車両編成もたったの5両。こんなもんなのか?それにしても・・・・お盆なのに人が少ないなぁ?
先頭車両はパノラマになっていて、運転席も景色も丸見え。1番手の家族に絶景のポジションを取られたが、まぁまぁいい席だった。子供は大喜びだった。 -
先頭からの風景。単線のローカルな景色だった。結構私も楽しんだ。
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長崎・佐世保に向う特急かもめ・みどりの連結バージョンとすれ違い。単線なので必ずこういう光景に出くわす。車両は赤色と緑のプラレールなんかでよく見る車両だった。連結なのでさすがに長い編成だ。
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鳥栖で特急みどりを降りた。ここからはリレーつばめで玉名温泉駅まで乗る。この区間は大動脈路線で人も多く、指定券がないとファミリーの旅はきついので指定特急券はあらかじめ確保しておいた。
もう数年後には九州新幹線になることが決まっていて、もしかしたらこれが最初で最後になるかもしれない。各駅はそれに備えて改装工事が急ピッチで行われている。
旅人の私にとってこれほどつまらない事はない。この後どんな事になるかは大体わかるからだ。
これからは余暇の時代だとか豊かな旅が出来るような時代をと叫んでるくせにやってる事は逆である。
予想通り、駅は混んでいた。
リレーつばめってどんな列車かなぁ?と思ってたら、最初に博多で見た黒い変わった形の列車がそうだった。
車内は満席。お盆だなぁ〜、と初めて実感した。内装も変わっていて、まるで新幹線のミニチュア豪華版といった感じだった。荷物置き場が大きく確保されていて便利だった。落ち着いているしトイレから販売機まで、とても快適だ。
玉名温泉はあっという間に着いた。
ここでバスに乗り換え、温泉地の中心地で降りる。
意外に殺風景で、温泉宿が立ち並んでいた。場所がよくわからなくて少し歩きまくった。温泉街の雰囲気はいい。
改めて場所を確かめ、宿に向う途中にはきれいな足湯があっていったん休憩した。
http://www.d3.dion.ne.jp/~kankou1/
玉名市HP
http://www.city.tamana.lg.jp/ -
玉名の足湯で落ち着いた後、さっそく本日の宿、「黄金館」に向かい、心地よいお出迎えで落ち着いた。
旅館「黄金館」
http://www.koganekan.jp/index.html
もしかしたらいい所はどこもそうなのかもしれないけど、私はそんな旅は慣れていないので余りのサービスに面食らった。
ここはいろいろ調べて良いと言う噂を聞いたので予約してみたのだが、正解だった。
後日、ここがTVで紹介されたのでビックリした。かなりのこだわりの宿らしい。
部屋もいいし長崎も良かったが、とにかくこじんまり落ち着いていて良かった。しかも全て部屋食。了解をとってからの布団出し、トイレと浴室が別々に完備され、さらに洗面所と12000円クラスでこれはかなり素人の私でも最高レベルではないかと感じるほどだった。
食事も最高!ただ、子供料金は高いなぁ〜!!食事もいくら子供用とはいえ、ちょっと残念な内容。子供と言えど、バカには出来ませんよ。子供の感性は鋭いし実際大人の食事を好きなものは全て食べられてしまいました。。。。(涙) -
黄金館の夕食の内容。このあと刺身盛り合わせや天ぷらなど、まだまだ出てきたのにはさすがにギブアップ!とてもおいしかった♪
ちなみに朝食も凄い内容でした!ここの宿はお薦めです。 -
3日目。玉名温泉でレンタカーを借りて一日阿蘇方面をドライブした。
両親は疲れ果てていて、大したことは無いと思ったのだが仕方なくタクシーを頼もうとした。
すると、旅館の方が駅まで送ってくれると言う。本当にありがたかった。
駅まで送ってもらいながらいろいろ世間話をし、私だけレンタカーを借りる為にまた別れる。
うっかりしてたけど、考えてみたらレンタカーまで送ってもらえばよかったのだ。暑い中、時間をかけて歩いてまたお迎えはちょっと大変だった。まぁ距離感が無くて簡単に考えていたのも事実だが・・・・。
借りた車はマツダのデミオ。YH(ユースホステル)のレンタカーはマツダと提携している。値段もかなりお得。
久々の車旅行だ。早い道順を教えてもらい、さっそく菊池渓谷を目指した。
ここはずっと行きたかった所で、大学時代の夢が今やっと叶った。だから本来は菊池温泉に宿を取りたいと思ったのだが、レンタカーの関係があって玉名にしたのだ。
この辺りはメロンが産地らしく、メロンの道の駅まであった。メロンはみんな大好き!寄りたく思ったがあきらめた。
菊池温泉はお祭りらしく、かなりにぎやか。相当有名らしい。祭りも大きそうだった。
菊池温泉から更に山に向って走ると、奥深い涼しい幽玄な世界になった。ああ気持ちい。
菊池渓谷は途中で専用駐車場に車を止めて歩かなくてはいけないらしかった。有料Pに止めれば歩いてすぐのようだったが、車も多かったし歩く人の姿を見てもう少し行ってみようと思ったらどんどん離れてしまった。結局シャトルバスの出る離れたPに車を止め(バスも車も無料)、そこから見学。結果的にはよかった。
とにかく涼しくてこれが一番良かった。渓谷はとてもいいところで、遊べる地元の憩いの場所だった。 -
両親は先に最初の滝で大変だからと戻っていった。
みんな河原で遊んでいる。我が家の子供もハッキリいって行動派。とにかく遊ぶ。子供達が河原で川遊びをしているのを見てもうじっとしてられない。少しならと思い、上流に向って対岸のなだらかなコースを行こうとずっと歩いたのであるが、よくわからなかった。コース的に私達が歩いてる左ルートは川遊びには危険な場所だった。右ルートにいつ辿り着けるかわからなかったし時間も気になったので少し川の側まで降りて満足してもらった。それにしてもいい所だ。 -
渓谷の入り口から最初に見れる景色。紅葉の時期は良さそうだ。川もきれいだし涼しかった。人は多かった。
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渓谷は全て歩くと行程もかなり長そうだ。今回は両親のこともあり、最初の滝で引き返した。せっかくなので私と子供2人でもう少し先を歩いて引き返した。どうなるか全体が読めなかったのとやはりファミリーで個人的な感覚で動くのは危険と判断した事もある。
先に戻っていた両親と合流するはずだったのにわからず、駐車場まで探してしまった。ふぅ・・・
菊池渓谷を離れ、次は本日のメインコース、阿蘇〜九重に向った。 -
菊池渓谷から一転して高原に出た。懐かしい空気。懐かしい景色が広がった。
大観峰からミルクロードを走りぬけ、阿蘇の雄大な景色を眺めた。
ここは大学4年間、走り抜けたお気に入りの場所である。 -
阿蘇外輪山から阿蘇五岳を眺める。雄大だ。両親も満足してくれて嬉しかった。
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大観峰360度の景色からやまなみ方面を見る。阿蘇とは違った九重連山が素晴らしい。
この辺りは北海道の景色とも重なり、大好きな場所だ。
ここから九重に入り、瀬の本の手前まで走った。時間が足りなくて今回はここでパス。ちょっと物足りないのだが、深追いは禁物だ。ちょうどお昼だし、旅友達のお薦めの三愛レストハウスに入った。
ここの鉄板焼きバイキングは確かにすごかった。
品数や料理はそんなに無いし普通だが、何といっても鳥やステーキが食べ放題というのは中々ない。
ここで食事を終えて満足して引き返し、阿蘇へと向った。
「三愛」http://www.san-airesthouse.jp/restaurant.html -
外輪山があっという間に遠くなり、さっきまでいた山は遥か彼方。そして今度は阿蘇の雄大な景色が目の前に来た。
阿蘇山へはかつては標識とかもしっかりしていたと思うのに、今回は見逃したのか無いのかわからないが入り口に迷ってしまった。おかげで大ロス!阿蘇駅から簡単にアクセスできるとタカをくくっていたらとんでもない!どんどん通り越して赤水まで来てしまった。しかもその間標識なし。どうなってるの?
それでも米塚や阿蘇についてのガイドをしながら草千里まで来た。
ここも懐かしい場所だ。草千里は実は楽しむポイントは近くには無い。ここから離れた山に登って眺めると、その理由がわかる。岡本太郎がこの風景を見て大阪万博の太陽の塔を作ったのは有名な話しだ。
ほとんどこれは紹介されない裏話。私はその風景を見せたくてしょうがなかったのだが、時間的にも両親の行動力にも限界があってあきらめた。 -
草千里を見学してから阿蘇の核心部、お釜に向った。
その先に広がるのが戦国自衛隊などのロケ地で使われた砂千里。
久々に来て驚いた。ものすごく整備されている。時代は変わったんだなぁ〜・・・・。
道も確かロープウェイまでで、そこからは車は行けなかった気がしたが・・・?人からロープウェイは高いから車で行ったほうがいいよと言われたが、たしかに目ん玉が飛び出るほど高かった。以前はそうでなかった気がした。
車で登ると今度は砂千里経由。でもさすがに人はいなかった。でもお薦めの場所だ。ここは日本の小グランドキャニオンと言われるほど殺伐とした景色が楽しめる。
また、噴火口を眺めるには仙酔峡を経由していく東口と砂千里方面から入っていく西口とある。
今回私達は西口から入ったが、お薦めは東口だ。
あと、これは気合の入った人間で無いと出来ないが、噴火口周遊巡りもやれたら面白い。
しかし今は危険なので充分火山情報や風向きなどを聞いてからやってもらいたい。 -
やっと噴火口西口までやってきた。両親もこれで満足だろう。苦労して来た甲斐があった。
スケールの大きさで言えば阿蘇のお釜がダントツにいい。お釜はただ見ただけではどこも同じに思う。蔵王も群馬の白根山のお釜も大して変わらない。
もちろん阿蘇も西口からピンポイントでみると変わらないが、東口からみるとその差は歴然とする。
阿蘇見学はかつては東口がメインであった。それが大噴火で破壊され、出来たのが西口コースなのだ。東口はここからちょうど反対側。
3重のカルデラ火山だと言う事がよくわかるしそのスケールの大きさも格別だ。ただし・・・火山ガス情報はしっかりと知っていないと今は危ないかも。
夕方になり、阿蘇を離れた。ここは思ったより涼しかった。
あとは一気にひたすら熊本市内を目指して走る。
そして何とかレンタカーの返却に間に合った。
何とか見つけて入った熊本市内のガソリンスタンド。とっても面白かった。ハイパフォーマンス店だった。こればっかりはまねできないなぁ〜。
本日は熊本駅から近いステーションホテル。何もかも余りの安さにビックリした。
夕食で食べた熊本ラーメン店も美味しかった。
熊本ラーメン「黒龍紅」
http://www.geocities.jp/sizenchubou/index.html
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