2007/10/03 - 2007/10/03
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satoshi.s2さん
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枯山水とは日本の庭園の中でも代表的な様式で水を用いずに山水の風景を表現する、特に室町時代の禅宗寺院で発達しました。 昭和の作庭家として活躍した重森三玲は京都を拠点に全国に約200の庭園や茶室を設計しています。力強い石組みやモダンなコケの地割が大きな特徴です。
京都に残る三玲作の名園をめぐってきました。
→大徳寺(瑞峯院独座の庭)→重森三玲旧宅の庭園→東福寺(方丈・龍吟庵庭園)→光明院(波心の庭)→松尾大社(曲水・上古・蓬莱の庭)→
道中に大徳寺、東福寺、正覚庵、松尾大社をゆっくり散策して来ました。
重森三玲の庭園
京都の重森三玲旧宅(旧鈴鹿家)は、吉田神社の社家として名高い鈴鹿家の所有であったものを、昭和18年(1943)に東福寺方丈庭園などの作庭で知られる、庭園家の重森三玲が譲り受けた。本宅が享保期頃(1716-35)、書院が寛政元年(1789)と伝えらる江戸期の建物で、これは近衛家の援助によって建立されたものである。現在の重森三玲旧宅は、これら江戸期の建造物のほか、三玲が新たに自ら設計して建てさせた、二つの茶席(無字庵 昭和28年、好刻庵 昭和44年)と、自作の書院前庭や茶庭、坪庭がつくられている新旧融合の特殊な場所である。重森三玲旧宅は現在、吉田神社界隈で、格式ある社家建築の趣きをつたえる、ほぼ唯一の遺構であり、その文化財的価値は貴重なものである(書院、茶室は国の登録文化財)。
書院前の庭は、中央に蓬莱島、東西に方丈、瀛州、壷梁の三島を配した枯山水庭園で、部屋の内部や縁側から鑑賞することができる。三玲が作庭した数々の寺社庭園や個人宅の庭などに比べた場合、この書院前の庭の特徴は、住まいとしての江戸期の建築と調和しながら、茶を中心にした日々の暮らしに則している点にある。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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