1961/12/23 - 1961/12/23
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ソフィさん
1961年12月23日(土)
食後、夕方近い街を散歩する。
ビルバオは、バスクの中心だがスペイン切っての工業都市で、人口30万人にも及ぶと言う。
店に売られている品物の値段は安いが、質は劣るようだ。
クリスマスが近いためか、街の人通りは多い。
しかし一歩裏町に踏み込むと、男ばかりたむろしているのが目立ち、物騒な感じの箇所もある。
それから港を歩く。
風が強く、時々雨がばらつく。
港は立派で、この町の自慢らしい。
今晩の宿は「ペンション・エスパニョーラ」と立派な名前の割に、三食付で90ペセタ(540円)と安い。
ただし、二人部屋である。
暖房もないが、ここは割に温かく、暖房がなくてもいいようだ。
ペンションの夕食は、22時と遅い。
これはこの国では、普通のことらしい。
食堂のテーブルに置かれた水は、卵白のように濁って見え、飲めそうにない。
そこで他の人はと見ると、何か別のものを飲んでいる。
これは「シフォン」と呼ばれ、ばら売りの炭酸水と言う。
ばら売りと言うのは、大きなビンに入れたものが配達され、家で小さなビンに移し替えるのだ。
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