ドロミテ　どこ見て　もっと見て！？　-セチューダにむちゅーだ！前編-

2007/08/26 - 2007/08/26

　ガルデーナ谷の展望所、セチューダ（SECEDA：標高2455m）。
夢中にさせる展望がそこにはありました。

エリア イタリア

　夏の日差しに緑が街がまぶしく輝く。
そんな日は緑の草原の中を思いっきり、
ハイキングするに限りますね、ねっね？

　と勇んで望むが、　バスをかなり手前で降りちゃったため１時間くらい歩いて、やっとのことでゴンドラ　ステーションに。（爆）

　帰路はコル　ライザー（COL RAISER)側から
降りる予定なので、片道切符を手に乗車。

　「また茶色の地層を撮ってる！？
絶対に美味そうと思って撮ってるはず。」

　ψ（￣ｑ￣）P
↑や、やっぱり！？

　セチューダまでは、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで昇っていく。

　ガルディーナ谷とシウージ高原の眺めが素晴らしい。

　このセチューダ（SECEDA）、ガルディーナ谷がよく見渡せ、ここから見るセッラ山塊はテーブルの如し。

　更にここから望むサッソルンゴは、ガルディーナ峠から見る様な握りこぶしの甲の様な山容からは想像がつかないような変わり様。
　こっちに顔を向けている小型犬の様に私には見えていますが、皆さんはいかがですか？

　ロープウェイの中からも撮ってますが、
ガルディーナ谷の様子と、その南西に位置する
シウージ高原の眺望も、セチューダをムチューに
させる一因でしょう！？

　そして忘れてはならないのが、このオードル（独語：ガイスラー）山塊の後（南側）姿。

　北側からの眺めはドロミテの風景の代表格となる、チョー大物である。

ハイキング　コースガイド　2b

　セチューダのロープウェイ　ステーションからオードル山塊に向かう平坦なコース。
　山塊を間近に望んだ後、２ｂと２は高原を東に向かうのだが、実際に歩いたのはオードル山塊の麓まで。

　道は細いが、平坦な草原のお気楽なお散歩コース的な存在。

　なだらかな草原が眼下に広がる。
冬は白銀のゲレンデに姿を変える。

　スキーも絶対、いいよなぁ〜。
あのセッラ山塊や、サッソルンゴめがけて
滑ったらどんなに気持ちのいいことか。

　オードル（独：ガイスラー）山塊を間近に望むポイントまでやってきました。横から北側の斜面を見ています。

　オードル（独：ガイスラー）山塊を北側の麓から望んだ姿です。２年前に撮りました。

　その全容は１枚ではとても収まりません。
その横顔からは想像ができない優しさを感じます。

　セチューダからの展望に戻って、恐る恐る下を覗き込んでいます。

　草原を更に登って、北側のフネス谷を見て見ましょう。

　フネス谷の西側の風景です。
ここは２年前に初レンタカーで、風になった懐かしい場所です。
　その時の旅行記はこちら。
http://4travel.jp/traveler/ryusie/album/10037347/
４トラにデビューしたてだったので、今の旅行記の構成とはだいぶ差を感じると思います。

　はるか向こうはオーストリアアルプスでしょうか。
今回はあの山を越えて、インスブルックから乗り込んできました。

フネス谷の東側の風景です。

　小屋がいくつか見えていますが、
２年前に行った小屋はどこだったかなぁ。
ちょっと懐かしさが込み上げてきます。

　これがフネス谷のサン　マッダレーナからのオードル（独：ガイスラー）山塊の姿です。

　その光景は心もオードル（踊る！？）美しさです。

　えっ、お寒いギャグで気分をガイスラー
（害すらー）！？ですと？

　はい、はい、またセチューダにもどりましたよ。
山塊の麓にはトレッキング　コースが見えていますが、こちらに登ってくるトレッカーも多いんです。
脱帽です。

　麓の木々を苔の様にも見せるこの岩山の壮大さ。

　あそこに腰掛けてフネス谷を望んだら、
怖そうぉ〜！

　オードル（独：ガイスラー）山塊の横顔をもう一度。

　こちらはセチューダの南側、サッソルンゴの眺め。

　さぁ行こうかと足を進めるが、
むむっ、こ、これは！
　辺り一面に咲いていた小さな白い花、
その正体は、エーデル　ワイス！

　もっと大きな花と思っていました。
人知れずそっと咲いているものと思って
いました。最高に感激しました！
ドロミテの神様、どうもありがとう！

　さて、本格的に歩きますか。
ようやくハイキングの始まりです。
　続きは
http://4travel.jp/traveler/ryusie/album/10184877/
で。（４トラ上の次の旅行記とは違いますので悪しからずご了承を。）

この旅行記へのコメント （9）

• メンデルスゾーンさん 2007/10/13 21:59:07

  ガイスラーの横顔もいい！

  セッラ(=メンデルスゾーン)です。
  
  フネス谷、私も覗きたいです。エーデルワイスも!

  RyuSie（りゅうじ）さん からの返信 2007/10/21 14:19:12

  RE：ガイスラーの横顔もいい！

  　フネス谷は紅葉も行ってみたいのですが、
  １０月上旬以降からのようで、リタイア後の
  夢のひとつになってます。
  
  　それとも夏休みは１０月末日までとればいい
  ってならないかな．．．

• とらいもんさん 2007/10/01 08:47:25

  同じ！

  おはようございます
  そうです！私もこうした「地肌」を撮影してきます。
  ファアルホーンの裏・フイルストSTの地肌・ヴエンゲンからのメンリンヒンETC。
  残念ながら、撮影したものしか理解してもらえないんですね。地味で！
  アイガーの北壁のアップを、豪快さに驚き撮影したのを人に見せても「？？」でした。
  ま、自己満足としておきましょう！ところで、アップにして「地肌」の凄さを実感いたしましたよ！！
  私ごとを書き並べてすみません。

  RyuSie（りゅうじ）さん からの返信 2007/10/11 23:26:15

  RE:同じ

  　そうなんですよ、自分がいいと思う写真と
  他のトラベラーの方からお褒めの言葉を頂く
  写真は違うんです。
  
  　また、旅行記にアップして見所を理解して
  もらえそうもない時は、コメント攻撃に尽きますね！？
  

• 4nobuさん 2007/09/30 12:51:20

  楽しく読ませてもらってます

  今日は
  今年行けなかったガルディーナを来年のために勉強がてら楽しく読ませてもらってます。
  いい所を通り過ぎてしまってましたと後悔し、来年こそはと。
  エーデルヴァイスは数輪づつ楚々と咲いてる印象だったのですが群生しているのにびっくりした憶えがあります。
  
  
  

  RyuSie（りゅうじ）さん からの返信 2007/10/11 23:21:47

  RE:楽しく読ませてもらってます

  　４nobuさん、ご来店毎度ありがとうございます。
  
  　帰国してから１ヶ月半ほど経ちました。
  写真は後はシウージ高原のアップを残すのみです。
  　今回は、アップしながら当時のことを振り返り、
  旅行記にしている感じなのでスローペースです。
  
  　しかし、そろそろ国内の紅葉シーズン！
  青森もいいところが出てきている様です。
  　この週末辺りから、紅葉狩りに行かねば！？
  ますますアップのペースが落ちそうですが、
  懲りずにお付き合いくださいませ。

• とらいもんさん 2007/09/30 08:12:49

  針峰！！

  私は、これがエエです!!良いアングルです！！
  投稿を楽しんでらっしゃる！これがエエです！！
  勉強になります！！
  恥ずかしくって「オスビツイオベルニナからポスキアーボ」のハイク記」と「ツエルマットからゴルナーグラートの登り記」が出せません。
  の運の廊下（老化）がますます進み「纏まらない」のです。
  最後、私ごとを書いてしまいました。すみません。
  いじょうです。

• カヌ太郎さん 2007/09/29 13:10:31

  エーデル君

  りゅうじさん
  
  お♪
  エーデルワイスですね。
  
  ウスユキソウは遅くまで観れますね。
  これからも登山者の目を楽しませて
  くれるよう大切にせねばなりませんね。
  
  カヌ
  

  RyuSie（りゅうじ）さん からの返信 2007/09/29 22:13:40

  RE:エーデルワイス君

  　フネス側の眺めに見とれ、帰ろうかなと
  足元に目をやったら、これはもしや！？
  　ちょうど上がってきたハイカーにドイツ語で
  「ヴァズ　イスト　ダズ？（これなんですか？）」
  と聞くと、「ステラ　アルピナ」（アルプスの星）の答え。
  
  　何だやっぱり違ったか。
  ↑納得するな！
  
  　ハイカーさんは、「ヤー、エーデルワイス」と
  答えてくれてましたが、お連れの方はイタリア語で
  言ってたんですよね。
  　
  　ちなみにフランス語だと「エトワール　ダルジャン」
  （銀の星）って花です。
  
  　咲く時期や場所にもよるのでしょうが、小さな白い花が
  あまりにも広範囲に咲いていたので、最後にマクロ撮影する
  までそれがあのエーデル　ワイスと気づかないでおりました。
  
  　実は、これが初めてのエーデルワイス体験でした。