彼の待つChattanoogaへ

2001/04/27 - 2001/04/30

午前中仕事をし、京成線で成田へ！時間どうりに成田につき、チェックインもスムーズにすんだ。後は機内で読む雑誌を買って、免税店チェック。これからの長いフライトに備えてシャワーを浴びる。このシャワー室は最近かなり利用している。300円で30分間使えて、とっても清潔。リフレッシュして、午後4時20分のDelta航空でAtlantaへ旅立った。

ながーい12時間のフライトの後、Atlantaへは予定より早い到着。イミグレーションもスムーズにいき、乗り継ぎのフライトまで約3時間。とりあえず、次のゲートに行ってみる事に。そうしたら何と、20分後にChattanooga行きのフライトがある！しかもちょっと遅れていて、これは乗れるのでは・・・？と思い、スタンドバイにしてもらう事に。何十分かして、"ミズ・セイトー"と呼ばれる。そう、私の名字はSATO。やっぱりセイトーになっちゃうのかと思いつつ、チケットを見せて、無事一つ前の便に搭乗。AtlantaからChattanoogaまで約40分の短いフライト、時差ぼけのせいか熟睡してしまった。

Chattonoogaには予定より1時間以上も早い午後6時着。もちろん彼もまだ迎えに来てないので、トイレで身なりをととのえる。遠距離のこういう瞬間が私は好き。好きな人のためにきれいにしたいという自分がなんだかかわいくなってしまう。

午後6時半、到着ホールを出て、出口に向かう。Chattanoogaの空港はとっても小さいので出発も到着も同じところ、ゲートから出口はすぐ。セキュリティーを通ろうとしたら、何とセキュリティーの反対側を通ろうとしている彼を発見！！ガラスの仕切りをどんどんとたたき、彼の名を呼ぶ。彼も私に気付き、驚いた顔で、早いねーって。一本前の便に乗れたのと事情を説明し、しばし再会を喜び合った後、彼の車で家に向かう。途中日本にはないタコスのファストフードチェーン、Taco Bellでスナックをピックアップ。

約半年ぶりのChattanoogaは、なんだか懐かしかった。彼は前回いたときとは違うアパートに住んでいて、そこに行くのは私は初めて。写真は見たので知っていたけど、実際行ってまた感動。ひろーい。前回のアパートもよかったけど、今回のはさらにいい。いいなあ、アメリカの田舎は家が広くて。

エリア アメリカ

時差ぼけのせいでよく眠れなく、朝は5時過ぎに起きてしまう。体は疲れてるのに、眠くない。彼を起こさぬようベットで本を読むけど、本も読み終わり手持ちぶたさ。せっかくの休みなんだから暇でいいんだけど、飽きてしまったのでお風呂に入る事に。早朝から1時間近くもお風呂に入ってしまった。

土曜日なのに彼は少し仕事をしなければいけない。私がいるから断わろうかって言ってくれたけど、土曜に働くとボーナスが出るらしい。我慢して物分かりのよい女を演じて、働いていいよといった。でも午前中は家でごろごろしていて、お昼頃、スーパーに食料の買い出しに行く。アメリカのスーパー大好き！！と興奮気味の私を彼はせかして、必要なものだけを買った。家に戻って私はシーザーサラダセットと、パルプのたくさん入ったトロピカーナのオレンジジュース。彼はパンだけ。

午後彼は私を映画館にドロップオフして仕事に行く。一人で"Bridget Jone's Diary"を観る。イギリスの話で予想以上に面白い。彼女の奇妙な、でもオンナノコなら分かる行動に、笑いが止まらず。映画の後、歩いて近くのWalmartへ。この辺は車ばっかで、歩いている人なんていない。たった5分足らずだけど、いろんな人に変な目で見られた。彼がChattanoogaでは歩くのは違法だよと冗談を言ってたけど、納得。Walmartはなんでもあるでっかいディスカウントショップ。化粧品のコーナーで1時間を費やし、日本ではあまりないor高い、Self-tanning creamを購入。これからメキシコに行くのだからあまりにも白いと恥ずかしい、でも焼きたくない私には持ってこい。

買い物の後、彼が車で迎えに来て、オフィスに行き、引き続き彼は仕事、私はネットサーフする。社長が私を見て、私達と話したいという。部屋に行って、緊張気味の私になんと仕事のオファー。でもなぜかというと、社長は彼にアメリカにとどまっていてほしいらしく、私をその会社で雇えば彼も日本には行かずにここにいてくれるから、という理由。そんな理由で雇われたくないし、私は日本の仕事に満足。あまり興味がない事を伝える。結局30分以上話が続き、せっかくの休みなのに・・・と思っていると、社長がうちらにディナーを一番高いレストランで食べてこいって。もちろん会社持ち。やった！

夜になって、タクシーで予約していた一番高いレストランへ。150ドルのシャンペンを頼む。おいしい！そして、前菜、メインディッシュと続く。私はメインにSwordfish（日本語名は不明。）のグリル。フランス風といってもやっぱり、アメリカ。一皿がでかい。でも頑張ってデザートまで食べる。食後にデザートワインと一杯何と20ドルもするポートワインを頼む。彼はデザートワインにコニャック。そして仕上げはカプチーノ。しめて300ドル以上。ちょっと酔っ払って、とってもいい気分で2日目の夜は終わる・・・

日曜日。特に何もせず夕方になる。うちらにありがちなパターン。少し買い物をして、夜は私の大好きなChili'sというTex-Mexが中心のチェーンレストランへ。前回IDを持っていなくてお酒がのめず、悔しい思いをしたので今回はちゃんとパスポート携行。無事に特大マルガリータを頼む。でっかいステーキにマッシュドポテト、ガーリックブレッド、ズッキーニみたいな野菜の炒め物を食べる。これで12ドルくらいなんだから安いよなー。さすがの私も全部は食べきれず残してしまう。