2022/10/14 - 2022/10/15
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RAINDANCEさん
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アメリカ南部、テネシー州ムーア郡の郡庁所在地の町であるリンチバーグを訪れました。19世紀初頭に白人の入植が始まり、様々な産業とともに発展しトウモロコシの流通の要所だったこの町にウイスキーの蒸溜所も増えていきました。
★アメリカで一番売れているウイスキー「ジャックダニエル」の蒸溜所を、バーベキュー(BBQ)の世界大会開催にあわせて訪問。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎ジャックダニエルのウイスキー(テイスティング)
◎プルド・ポークBBQ
◎ブリスケットBBQ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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テネシー州リンチバーグにある「ジャックダニエル・ディスティラリー(蒸溜所)」へ、年に一度開かれるBBQ(バーベキュー)世界大会にぶつけて訪れてみました。
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金曜日の夜に、ジョージア州のアトランタを抜けてテネシー州のチャタヌーガへ。
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チャタヌーガ郊外のホテル「ホリデイ・イン・エクスプレス&スイーツ・チャタヌーガ・イースト・リッジ(Holiday Inn Express & Suites Chattanooga East Ridge)」に到着。
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ジャックダニエル蒸溜所があるリンチバーグ周辺にはホテルが少ないのと、観光も兼ねてチャタヌーガに2泊することに。
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客室はキングベッドスイート。
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ゆったりスペースのいい客室でした。
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キッチンはありません。
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バスルームもキレイです。
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バスはホリデイ・インとしては新しいタイプでした。
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金曜の夜はほぼ移動と寝るだけで翌朝を迎えます。
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ロビー横のダイニングスペース。
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食べ慣れたホリデイ・インのモーニング。
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ターキーソーセージとポークソーセージはグレービーソースをかけて、スクランブルエッグにオムレツ(空っぽなので補充待ち)。
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パン。個別包装してあるものもあり、テイクアウトもしやすい。
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朝食後、ナッシュビル方面のリンチバーグへ向かいます。
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チャタヌーガはジョージア州との境目にある町、道路のルート上一旦ジョージアに出てテネシー州に入り直します。
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テネシー川のニッカジャック湖。ダム湖です。
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リンチバーグの町に入りました。この日バーベキュー(BBQ)世界大会がありますので、ジャックダニエル蒸溜所の駐車場は既に満車です。よって、蒸溜所から北に1.5マイルほどのムーア高校へ向かいます。
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このムーア高校が臨時の駐車場になっていて、ここからシャトルバスで蒸留所まで送迎があります。
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但し、駐車場と送迎利用で10ドル取られます。出来れば早めに着いて蒸溜所の無料駐車場に停められればベスト…ですね。
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テネシーウイスキーの代表格である「ジャックダニエル」、そのディスティラリー(蒸溜所)に到着。
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ですが、このディスティラリーを見学するのは後ほど。時間予約がありますので。
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まずは、リンチバーグの町へ。
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なぜならば、「ワイズマン公園」にてBBQ世界大会が行われているためです。
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ここが公園の入口。
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多くのBBQファンが集まっている様です。
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ジャックダニエルのオブジェ。ハロウィンの季節ですから。
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このテントは…
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…BBQ世界大会の審査が行われている様です。
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審査員の試食が行われている模様。
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特にこちらのテーブルは、手厚い感じがあり審査委員長が居るような雰囲気です(想像)。
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こちらにもハロウィンの飾り。
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さて、公園内にはBBQ世界大会の出場者があちこちに調理場を構えていました。
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こちらはポーランドのチーム。
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こちらはイタリア。
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こちらはドイツ。
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イギリス。
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オーストラリアにベルギー。
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オーストリア。
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ここら辺でBBQ(バーベキュー)について。バーベキューとは、こういう調理器具を使い、低温でじっくり焼く料理…燻製ですかね。豚や牛のリブやブリスケット(肩バラ)といった固い肉を柔らかくなるまでじっくりと焼く料理です。
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スペインがアメリカ大陸周辺の西インド諸島(今で言うカリブの島々)に入植した際に、先住民が肉を焼いていた木枠がバルバコア(スペイン語)→バーベキュー(英語)となったらしい。
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日本で一般的に言う「山や海で、柔らかい肉を鉄板や網を使ってバーベキュー」は、厳密には野外グリル焼肉でありバーベキューではない…ということがこれらの画像からも分かります。
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地元アメリカのチームはたくさん出ていました。日本のチームは今回は見当たらないようです。過去には出てるようですが、コロナの余波もありますしね。
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想像していたのは、こういった出場チームのBBQが色々味わえるのかと思っていたのですが...どうもそうではない様です。ある意味競技なので調理に集中し、一般の人に振舞っている余裕なんてないですよね、そりゃ。
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こちらは、主催者(ジャックダニエル)が準備していると思しきブース。バンドの生演奏。
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その横では、珍しく蓋付のコンロではない燻製。
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この燻製を無料で振舞っていました。これは並ぶしかないでしょう。
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こちらがサーブしてくれる屋台とスタッフ。さりげなく置かれているジャックダニエルのシーズニング。
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チキンが一切れ。試食みたいなものですね。でもこのチキンで…
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…食欲に火が付きました。屋台村で軽くランチといきましょう。
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長蛇の列となっている「ミュージック・シティ・ブリスケット(MUSIC CITY BRISKET)」のフードトラックにしましょう。BBQの屋台が少なく、ココにみんな集中してました。
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ナッシュビルを拠点とするBBQのフードトラック。
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左は「ブリスケット・ローデッド・フライ」、右は「プルド・ポーク・サンドウィッチ」。アメリカ南部でBBQといえばブリスケットとプルド・ポークは外せません。フードトラックとは思えない美味さ。こないだグリーンビルのレストランで食べたのより美味いかも。
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さて、ランチを済ませたところで、ジャックダニエル・ディスティラリーの見学へ。
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おーこりゃ凄いマシン。ジャックダニエルでカスタムされたトライクです。
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ビジターセンター。ディスティラリー見学の受付はココ。
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真っ白なジャックダニエルさんに迎えられ。
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チケットは公式Webで事前購入(時間指定)しておきました。受付で予約画面を見せてチケットをゲット。
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テイスティングがある「フライト・オブ・ジャック(Flight of Jack)」というツアーを選択しました。見学時間まではビジターセンター内の見学です。
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19世紀の半ば、ジャック・ダニエルにウイスキーづくりを教えたのは、黒人奴隷だったネイサン・"ニアレスト"・グリーン。ジャックダニエル・ディスティラリーの初代マスター・ディスティラーでもありました。
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古い瓶のコレクション。
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そんなこんなでいろいろ見ているうちに、見学の時間がやってきました。
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まずはバスに乗って…
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…ディスティラリーの奥の方から見学します。
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まずは「リック・ヤード(干草倉庫)」。
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奥はチャコール(炭)生成設備。若い陽気なガイドさんが説明してくれました。
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ここでディスティラリーのビデオ紹介。
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醸造前のウイスキー、香りを嗅がせてくれます。生臭い穀物の匂い。
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「ケイブ・スプリング(洞窟の泉)」の前に建つ「ジャックダニエルの像」。
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やはりここは人気の記念撮影スポットです。
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ここがケイブ・スプリング。ジャックダニエルが醸造所を構えるにあたっては、この水が重要だったようです。
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万一の火災に備えて消防車も常備。
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ケイブ・スプリングの横に建っている「ジャックのオフィス」。
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ジャックの執務室はここだったのかな?
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こちらは「スティル・ハウス」、熟成庫。内部は撮影禁止でしたが、大きな熟成用のタンクが並んでいました。
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こちらは「メローイング」、炭濾過工程。ここも撮影禁止ですが、濾過タンクの蓋をゆすってウイスキーの香りを嗅がせてくれます。
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そして「ボトリング」、瓶詰め工程です。
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樽に関する映像を見て…
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…なぜか樽に興奮するマダム。
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「ボトリング・ルーム」。
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ここで瓶に詰められてジャックダニエルの完成。
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最後は「バレル・ハウス」。
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その名の通り樽が山積み。
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そして、お待ちかねのテイスティングです!
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6種類のジャックが用意されていました。ハニーやファイヤ、アップルといった甘いヤツは日本ではあまりお目にかかりません。さすがは甘いもの好きアメリカ、甘さは飲みやすさも促します。
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定番のオールドNo.7、炭濾過を2回通すジェントルマン、ライ麦を使ったライ...この3つの中では、滑らかかつちょっとスパイシーなライ(RYE)が面白かったです。妻の分までいただきました。
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最後に構える売店でジャックダニエルを購入。
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あえて、テイスティングに無かったシングルバレルのライをチョイス。
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ディスティラリー見学後、再びリンチバーグの旧市街へ。ムーア郡の庁舎、国の文化財にも指定されている1876年の建築。
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その隣にあるのが、ジャックダニエルのバレルショップ。
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バレルショップでは…
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その名の通りバレル(樽)を売っています。
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樽を材料にしたグッズも。
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チェスに興じるジャック?
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店の前には、アメリカ人ならみんな知ってる伝統ゲーム「コーンホール(ビーンバッグ)」に使う板とバッグ。自由に遊べます。
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ジャックダニエルグッズの店舗。アメリカはペットに寛容です。
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第6代のマスター・ディスティラーだったジミー・ベッドフォード氏が乗っていた、2003年式ハーレーダビットソン・ヘリテージ・ソフテイル。ハーレー設立100周年記念のアニバーサリーエディション、ジャックダニエル・リミテッド。
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お土産に帽子を買いました。
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そろそろリンチバーグをあとにします。インディアン・モーターサイクルの販売店の様です。レトロなガス・スタンド風。
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メディカル・クリニックに棺桶とは...。ハロウィーンのノリ…かな。
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帰り道の途上で、リンチバーグの東約25マイルほどにある「アーノルド空軍基地」を通ったのでちょっと立ち寄り。
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もちろん空軍基地の中には入れませんが、基地の前にはパイロットの功績に捧げられた戦闘機のモニュメントが数機置かれています。
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F/A-18ホーネット。
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F-14Dトムキャット。
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F-15Cイーグル。
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F-16Aファイティング・ファルコン。
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F-4Cファントム。
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F-105サンダーチーフ。…などなど…戦闘機が好きな方にはオススメです。
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ほぼ、ジャックダニエル・ディスティラリー(&BBQ世界大会)を目的に訪れたリンチバーグでした。なお、BBQ世界大会で優勝したのは米国ミズーリ州の「ヘビー・スモークBBQ(Heavy Smoke BBQ)」とのこと。ミズーリ州にに行く機会があれば訪れてみたいです。
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