2007/07/10 - 2007/07/10
122位(同エリア139件中)
まみさん
2007/07/10(火)第3日目:シナイア
【宿泊:Hotel Caraiman(シナイア)】
8:30発の特急列車でシナイア着10:00(時刻どおり)
ペレシュ城、ペリショール城、シナイア僧院、ケーブルカーでブチェジ山へ(1,400mポイントまで)、カロル1世通りを散策
シナイアは坂の多い町なので、ハイライトの城や僧院に行くのに、駅から急な坂登りを覚悟せねばならないと思っていました。
坂道は苦手です。
でもだからといって、城や僧院をあきらめるわけにはいきません。
ゆっくりゆっくり行けばよいでしょう。
そうすればいつか必ず目的地に着くはずですから。
そんなことを考えながらのんびりめざしたおかげか、あるいは途中にずらりと並んだ屋台を眺めるのが存外楽しかったせいか、ホテル(Caraiman)の裏から城へは、思ったよりラクに進めました。
観光客が林の中の石段を歩いているのを見かけたおかげで、あやうく自動車通りで遠回りしなくてすんだことも、その林の道がとても気持ちのよい散歩道であったことも、幸いしました。
それに、考えてみたら、あんまり急勾配な坂道にずらりと屋台が並ぶはずもなく、城へ向かう道の後半はほぼ平らだったのでしょう。
まだ開店準備がそろわぬ屋台もあったものの、あれだけずらりと並んでいれば壮観です。
「まだ続くの?」と笑い出しそうになったくらいです。
民芸品的なおみやげから、そこらのオモチャ屋で売ってそうなものまで、あれやこれやと目移りし、品物を手にとりたくなり、何しに来たのかあやうく忘れるところでした。
でも、まだ旅は始まったばかりで、これからの鉄道移動のことを考えると、余計な買い物はできませんでした。
幸か不幸か、このときは、次から次へと並ぶ屋台の多さに途中でやや食傷気味になったので、購買意欲を抑えられましたが、今から思うと手ごろなおみやげがたくさんあったろうに、かなり残念なことをしました。
これが旅の終わりの方だったら、荷物になることを気にせず、買い物も好きなだけ楽しめたでしょう。
今となっては、写真を撮っておいたことがせめてもの慰めです。
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城へ向かう林の中の石段の道
あとで地図を調べたら、この石段の道がまさしく、Aleea Nifonでした。
自動車通り(修道院通り(Str. Manastirii))はかなり遠回りそうですし、美しい景色が望めたか、あやしいです。
ひょっとしたら見晴らしが良かったり、道沿いに瀟洒な建物などを見ながら楽しめたりしたのかもしれませんが、やはりこの気持ちのよい林の散歩道にはかなわなかったろうと思います。 -
シナイア僧院の裏手のカルメン・シルヴア小道(Aleea Carmen Silva)
さきほどの石段の道Aleea Nifonを途中で右に曲がりました。
真っ直ぐ行くか迷ったのですが、「歩き方」の地図を見ると、シナイア僧院の裏手を右にくねっと曲がる道がそのままペレシュ城の方に伸びているので、そのことを当てにしました。
すぐに地図のとおり、シナイア僧院と思われる建物が見えてきました。 -
カルメン・シルヴア小道(Aleea Carmen Silva)沿いから見たシナイア僧院
この丸っこいフォルムは教会の裏手です。
カトリック教会ならこの中に主祭壇を囲むようにして礼拝堂があったりするでしょう。
正教会の場合は、この丸っこい部分が、イコノスタシス(イコンでたくさん飾られた、聖なる世界と俗世とを分ける象徴の壁)の向こう、聖職者しか入れない聖なる空間のはずです。 -
シナイア僧院沿いのカルメン・シルヴア小道(Aleea Carmen Silva)
この緑の屋根の建物もシナイア僧院の一部でしょう。
今すぐ見たい誘惑にかられますが、まずは城へ向かいましょう。
シナイア僧院の開館時間は7時〜22時、内部の見学にガイドは必要なく、この時間帯ならいつでも見学可能です。
しかし城はガイド付ツアーでなければ見学できないし、開館時間は9時〜17時。
どっちを先に行くべきか、明白です。
ここはぐぐっとこらえて先に進みましょう。
奥に見える建物もなかなかステキなので、一緒に写真を撮りました。
緑と赤、カラフルですねぇ。 -
おばさん、屋台の準備中@
ここに来るまでも屋台がぽつぽつ並んでいましたが、この先は屋台がくまなくずらりです。 -
ん?
リスちゃんたちだけ、先に並んでるの?
すべての屋台が、とはいいませんが、意外に開店準備が遅いところが多いですねぇ。
だってもう11時近くですよ。 -
屋台を準備中のお嬢さん
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美しい織物
こういうところで買う方がお買得なのかな〜。
残念ながら値段は調べませんでした。
お手ごろ価格だと思ったら、買いたい気持ちを抑えられる自信がありませんから。 -
リスずらりと、可愛いカップ
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木彫りの小物
あーっ、たまりません!
こういうの、好きなんです。
でも今は荷物になるし、かさばるので、買えません。 -
美しい飾り皿に木の小箱
足下には、樽の形をした小箱もあります。
ルーマニアは素材が木の民芸品がとても豊かです。 -
可愛いマグ@
こんなマグがあったら、食卓も楽しいでしょう。
気に入りましたけど、やはり荷物になることを考えると、手を出せませんでした。
そうじゃなくても、マグカップ好きの私はやたらと買い込んでいて、余っているくらいなのです。
というわけで、買う代わりにもう1枚@
ちなみに私のもう一つのプログで、愛用のマグカップを披露しています@
「旅先のおみやげシリーズその5──愛用のマグカップたち」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2006/04/post_f9f7.html
この記事をアップした2006年4月20日よりも、2007年8月現在、3つ増えてしまいました。
一人が使うものとしては、多すぎますよねぇ。
増えた3つのうちの2つは、2006年と2007年5月に国内での国際バラとガーデニングショウの会場で買ったものです。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/10959178/
関連の旅行記
「国際バラとガーデニングショウに行ってきました!その4:バラ展にちなんだグッズなど(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10068934/
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12212287/
関連の旅行記
「2度目の国際バラとガーデニングショウ(2)これもある意味、アレンジメント!?」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149521/ -
色のついた砂の絵の瓶と、ユニークな木彫りと、マトリョーシュカ
東欧圏は、おみやげ屋にマトリョーシュカがつきものですね。
木彫りは、木の精霊かもしれません。
恐ろしいような、でもどこかユニークな顔つきです。 -
砂の絵の瓶に注目して、もう1枚@
別にルーマニア特有のおみやげというわけではなさそうですけどね。 -
ずらりと並んだ屋台が切れたと思ったら!
ついに城が見えてきました。
いきなり目の前に現れた感動ときたら!
不意打ち食らったおかげで、なおさらです。
というわけで、城に向かいながら撮った城の外観と内部の写真は、続く3つの旅行記で!
この旅行記のタグ
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この旅行記へのコメント (4)
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- パパスさん 2007/08/29 07:43:37
- お土産屋さんの並んだ参道筋。
- この小道を上がって行かれたのですね!
パパスは先ず自動車道でペレシュ城に行きました。
そこで入城するのに手間取り(英語ガイドの順番待ちの時間が掛かり過ぎました。又あつかましいイタリア人ツアーに先を越されるし!)予定以上に時間が掛かったのでぺリショール城までは回ることを諦めました。
後で思えば先にぺリシュール城に行っておけば良かったにかなぁ?
そしてまみさんが辿って来られた土産物屋さんの並んだ小道を下ってシナイア僧院に行きました。
でもこのお土産屋さんの並んでいる商店街?は楽しかったですね。
お土産もさることながら、色んな食べ物屋さんも出ていて、つまみ食いしてしまいました!
この続きも早く見たいです。
パパス。
- まみさん からの返信 2007/08/30 12:52:48
- RE: お土産屋さんの並んだ参道筋。
- パパスさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
城まで車で行かれたのですか。ひょっとしてブルガリア・ルーマニア通じてレンタカー旅行ですか!?
車の方が田舎を堪能できますよね。
都会もきれいなところはきれいでしたけど。
城に入るのに手間取ったとは残念ですね。
ペリショール城、よかったですよ。ペレシュ城と随分印象が違っていて。
パンフレットは買われました?
旅行記はペリショール城の方は内部撮影できなかったで、パンフレットから抜粋する予定ですけどね。
おみやげやさん、楽しかったです。
つまみ食い!
私は実は、あのあたりで子供たちが売っていたブルーベリーやら赤い実が木になりました。
でも紙コップに入っていたので、持ち帰るのに不便なのであきらめました。
後日、野生のブルーベリーを自分で積んで食べましたけどね!
- パパスさん からの返信 2007/08/30 13:09:55
- RE: RE: お土産屋さんの並んだ参道筋。
- 初めは鉄道とレンタカーで周ろうと考えていました。
でも色々情報を入手するとレンタカーも結構高いんですね。
反対にガイド兼運転手を雇う方が安いことが分かりました。
(疲れ方も違うし)
ルーマニアの鉄道パスは無駄になったのですが、お陰で楽ちん旅行が出来ました。
でもこのペレシュ城にはホテルからゆっくり歩いて行きましたよ。
途中綺麗な建物を見ながら。
パパス。
- まみさん からの返信 2007/08/30 19:56:17
- RE: RE: RE: お土産屋さんの並んだ参道筋。
- あっ、失礼!
自動車道で行ったとありましたが、自動車で行ったとは書かれてなかったですものね。
私は10年以上ペーパーなのでレンタカーという選択肢はもともとなかったのですが、下調べしているときに、たしかにレンタカーで車だけ借りるのと、ガイド付でチャーターするのと、大差ないという情報はどこかで見ました。
いやぁ、そうなるとガイド付で運転もしてもらえる方がずっと良いですよね!
まあEnglish speaking guideはもしかしたらちょっと高いかもしれなくても。
どうせレンタカーで借りられる車も、ガイドの車と大差ないでしょうから。
保険やなにから大変そうだとも聞きましたし、ルーマニア人は運転乱暴?みたいな話もチラッと@@
自動車道もきれいな建物を眺めることができたのですね。
私はシナイア僧院からまた山の中の同じ道を下りてホテルに戻ったのですが、行きと帰りを違う道にしたパパスさんの選択の方がおトク!
鉄道パスは持参していったのですか。
私も、シビウからシギショアラは、鉄道の切符を買っておいたのですが、乗換えをさけて直行バスを使うなど、ケチ根性だけではなく、やはり便利さを取りました。
といっても、この間の切符代の方がパスよりずっと安かったでしょう。
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