2007　ヨルダン・エジプト旅記　0519-04

2007/05/15 - 2007/05/24

近くにいた係員に次のバスがいつ来るか尋ねると、すぐに来ると答えが返ってきた。
ノブラと待っていると先ほどのバスが戻ってきた。

バスに乗り込む。
ある程度他の乗客が乗り込むとバスは出発した。
スローボートが停泊している桟橋に向かう。
バスで３分と走らないところで降ろされる。

桟橋とを隔てるフェンスの入り口で、もう一度パスポートのチェックを受ける。
パスポートチェックを受ける順番待ちのときに、鋭角な船体を持つ客船が停泊していた。
そのフォルムから速度は出そうである。

そう、これが言わずと知れたスピードボートである。
あるなら出せよ、このやろー！
と、誰もが怒っていた。

あちきらが乗船するスローボートは、カーフェリーである。
車が搬入される場所から乗り込むことになった。

スローボートに乗り込むとデッキ５の通路で即席のエジプト側のパスポートコントロールが行われる。
そこでパスポートが預けられる。

入国カードを手渡されたので記入して返すと、持っていたマイボールペンも取ろうとする。
「このボールペンはもらっていいよな？」
「いいわけないだろう」
おっさんからボールペンを奪い返した。

船から降りるときにバスポートは返されるらしい。
そしてエジプトビザ代の１５ＵＳドルの請求があると説明を受ける。
船の奥に通されると、外国人は、デッキ後方のカフェで待たされる。
エジプト人とヨルダン人は、カフェとは反対側のデッキ前方の売店でくつろいでいた。
その中間には、レストランが１〜２軒営業している。
乗船中、あまり利用されているような気配はなかった。

スローボートは、１５時４０分に出航した。
おい・・・１６時３０分乗船で１７時３０分出航じゃねーのかよ？
というわけで、早めに着ていて正解でした。

乗船してしばらくカフェにいると、周りの外国人旅行客がランチプレートを注文して食べているのに気がつく。
朝からまともなものを食べていなかったのを思い出す。
注文すると１人前で５ＪＤだった。

あっという間に平らげると、食後の散歩とばかりに甲板に出たり船内を探検したりして時間をつぶすことにした。
元々は長距離の航行もできるように客室も備え付けられていたが、この航路での利用はないらしい。

バックパックも入りそうなロッカーもあるが、鍵は自前で用意しないと使えなかった。

甲板に出ると、天気は良くて雲がほとんどない。
スローボートは、ゆっくりとした速度で紅海を南下している。

そーいえば、船旅ってほとんどないな〜。
あちきの旅で船旅といえば・・・おおっ思い出した。
もう１０年近く前にニュージーランドの北島から南島に渡るときに船に乗ったことを思い出す。

ニュージーランドか・・・懐かしいな。
今は、シンガポールで友達になったタイ人のトトがワーキングホリデーでニュージーランドにいる。
なんて思いながら甲板で潮風に吹かれてみた。

船内に戻り、日記を書いたり今後の予定を組みなおしたりして時間をつぶす。
２０時近くに船の動きが変わった気がしたので、甲板に出るとタグボートが船体を押していた。
押している方向には港が見える。

エジプトのヌエバアに到着したようだ。

エリア アカバ(ヨルダン)

このバスで桟橋まで連行されます。

バスは使い込まれています。

船に乗る前のパスポートチェック。

この白い船体がスピードボート。

乗りたかったぞ。

スローボート船内。

このまま直進するとエジプト人やヨルダン人が使う売店。
逆が外国人旅行客が陣取るカフェ。

ちなみにデッキはこんな風に別れています。

スローボート弁当。

腹減ってればなんでもうまいんだよ。
５ＪＤです。

水は本当に貴重で大切です。
このでかい方で１ＪＤでした。

これなんだっけ？
確か乗船時に渡されたもので、確か１週間以内にこの船に乗って戻るならエジプトビザがいらないって聞いたような・・・。

紅海です。
とてもきれいで波は穏やかです。

海の色がなんとも素敵です。

タグボートが入港を手助けします。

エジプトのヌエバア。

いよいよエジプト初上陸。